2007年 大泉杯（富士通最強者戦）
- 参加者
- 対局の部：30分30秒 駒落ち スイス式4回戦
- 池田、鵜飼、大泉、奥村、甲木、川妻、喜多、黒木、志田、島、
- 杉山、出澤、中治、中筋、中谷、長野、林吾、広瀬俊、広瀬正、実藤
- 勝又プロ，中村女流プロ (敬称略)
- 日時
- 2007年 2月 4日（日） 対局 9:30〜、宴会18:30〜
- 場所
- 対局の部：ユニオンビル
- 宴会の部：鳥鉄武蔵小杉店
- 対局結果 (結果表(PDF))
- 優勝 奥村、2位 中治、3位 川妻、中村女流プロ
- ＃勝又プロ、最強者戦としてはゲスト扱いとさせていただきます。
- 優勝記：奥村
優勝記：奥村
OBの奥村です。
今回は大泉杯・最強戦にお招きいただき、感謝しています。
そのうえ、強運を発揮して2年振りの優勝となりました。
ありがたき幸せ。
打ち上げの席で、広瀬正君より優勝コメントを求められるも酒席
の冗談だと思って聞き流す。2週間後、催促をいただき驚愕。
あわてて昨年の広瀬君の自戦記を見直すと、Javaなど使って
全局を解説してある。すでに今回の4局、まったく記憶にないの
で駄文の羅列でご勘弁いただきたい。以上、言い訳。
前年は大会前日、不覚にも悪友たちと徹夜の酒。
1回戦で静岡の強豪に敗れる。
今回は同じテツを踏まぬよう、午前2時には切りあげる。
今回はスイス式4対局。
大泉杯 2回目の優勝の奥村さん
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1回戦の相手は実戦派の雄・中筋さん。
午前中はポカが多いので、滅多にやらない穴熊に囲ってじっくり
と指す。しかし、所詮付け焼刃の戦法で気がつけば姿焼きの一歩
手前。終盤ででたらめな勝負手を放って逆転、九死に一生。
2回戦は御大・大泉さんと対戦。古豪健在、昨年は慰安戦で対戦、
完敗している。2回戦の反省から、普段通り薄い将棋でどんどん
攻める事に。何とか攻めが通り、勝ち切る。
3回戦は20年来のライバル・中治さんと。最近は私が主催する
研究会にも参加いただいている。盤を挟めば、過ぎ去った年月を
忘れられるのが棋友のいいところ。かつて打倒リコーを目指して
お互いに鍛えあった、あの頃の二人に戻って（なんか変だな）
いつも通りの大熱戦。両者とも昔に比べ、切れ味は鈍った分老獪
になっているうえ、お互いの弱点を知り尽くしているので簡単に
勝負がつくわけはない。二転三転の末、ぎりぎりの勝利。
4回戦は勝又先生と。ここまで3連勝したので、ご褒美の指導対局
である。大分ゆるめていただき、途中はかなりよくなるも終盤で
おじさんクオリティーを発揮、お約束の逆転負け。
まあ、1回戦でボロ負けの将棋を拾ったからチャラだ、と納得。
ややあってソルコフの集計結果発表。3勝1敗ながらポイントで
優勝、との事。亀田の判定勝ちみたいな気分で、本人が一瞬ポカ
ンとしてしまったが、今時にいえば超ラッキーー！だ。
思えば普段、私はソルコフ反対派であり、自分が主催する大会で
は絶対採用しないのだが、今後は推進派に転じよう。
打ち上げの席では
「最後に負けて優勝ですか」「社内レーティングが低いのは、大会
に優勝するためにわざと下げてるのか」「そんな事までして勝ちた
いのか」などと、数々のご祝辞をいただく。
まあ、アマチュアには１度も負けなかったという事でご勘弁いただこう。
あほな事ばかり書きましたが、退職後もこのような楽しい場に呼んでいただき、
本当に感謝しています。「最強者」の名に恥じぬよう、また来年は全勝で連覇
できるよう精進いたします。ありがとうございました。
2007/2/23 記：奥村
2007年 大泉杯写真
大泉杯 対局風景1
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大泉杯 対局風景2
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勝又プロ 出題問題の回答説明風景
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勝又プロ 出題問題 正解で扇子ゲットした実藤さん
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大泉杯 2位の中治さん
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大泉杯 3位の川妻さん
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鳥鉄宴会で、ローカル通対決実現
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