2009年 大泉杯(富士通最強者戦)



対局風景
参加者
中治、広瀬正、志田、中筋、鈴木利、黒木、 
中谷、大泉、出澤、長野、広瀬俊、大場、鵜飼
日時
2009年 2月22日(日) 対局 9:30〜、宴会18:30〜
場所
対局の部:ユニオンビル
宴会の部:鳥鉄武蔵小杉店
対局条件
30分30秒 駒落ち スイス式4回戦
対局結果 ( 結果表(PDF) )
優勝 中筋、2位 志田、3位 中治、4位 大場、5位 長野
優勝記:中筋

総括

 2/22(日)にUNIONビルで行われました 2008年度大泉杯(第6回大泉杯)の報告です。 


自由対局風景

 12人の参加があり、社内Rによる駒落ち制対戦の結果、 4戦全勝で中筋さんが優勝されました。 おめでとうございます。

 準優勝は中筋さんとの全勝対決で敗れた志田さんでした。 以下同じ3勝1敗ながらソルコフ値の差で、 3位中治さん、4位大場さん、5位長野さんの順でした。 詳細は添付勝敗表をご覧ください。

 今回、大泉さんから、優勝、準優勝の副賞として LPSA作成の「日めくりカレンダー」および蛸島彰子初代女流名人の 小型サイン色紙を提供していただきました。 この場を借りてお礼申し上げます。

 夕方は「とり鉄」で懇親会を行いました。 勝又先生も、お忙しい中阿佐ヶ谷から駆けつけていただき、 楽しいひと時を過ごすことができました。

 参加されました皆様、お疲れ様でした。 今回残念ながら参加できなかった方々、次回はよろしくおねがいします。

2009/2/23 記:黒木

優勝記:中筋


表彰風景 1位の中筋さん、2位の志田さん、3位の中治さん

 中筋です。
春の椿事。優勝してしまいました。
優勝は、はるか昔、入社半年位、将棋部に入部しようとしていた時の、 川崎工場の労組の大会以来です。(将棋部は参加を自粛)
確か決勝は、川妻さんとで、どっちかが中飛車だったと思います。

 さて、実戦です。

1回戦 対広瀬正さん

 相振飛車です。私見では、5筋の歩をついて、美濃囲いは、 薄くて指す気がしません。(まだしも、金無双) そういう意味で、6筋に戦力を集中しました。
 普段は、気がはやって、6五歩と仕掛けるのですが、 4四歩、3九銀、2八玉、3八銀と一旦矯めたのが、勝因でしょうか。 5六歩の攻めに、6五歩からの攻め合いです。 7四金のうっかりもあって、読みやすい展開でした。

2回戦 対大場さん 2枚落上手

 初手合いです。 角、桂得ですが、龍を作られ、王単騎で5段目をうろうろしているようでは 駄目でしょう。最後は、負け筋ですが(志田さん指摘)、幸いしました。

3回戦 対中治さん

 同じくゴリゴリくるタイプと思っていますので、勝った記憶はありません。 前回の合宿で、詰みを逃したので、なんとかしたいと思ってました。 玉側の香を取らせてもらえる意表の展開ですが、龍を作られたところで 暴発します。
 2二馬以下、2三で清算するのは、5五飛と走って、2四香、1五角、4二銀などを 絡めてなんとかなるのではの甘読みです。(飛車は、2五か、5九)
 進んで、ここでは良い勝負かと? うまいタイミングで、1七玉、2四香をいれたかった のですが。 6四歩が、4四馬以下の詰めろと思っていましたが、勝手読みでした。 本譜5一玉ですが、4九歩成なら負けでしょうか。僥倖です。

4回戦 対志田さん

 なぜか気負いはまったくありません。 対広瀬戦と似た展開ですが、角は4四からの端攻めです。 一歩では、確か切れのはずで、実戦経験もあります。 大駒を捨てるなら、まだしも角で、本譜飛車なら、こちらに気分の良い手が 続きます。志田さんが不出来でした。

 日頃ご無沙汰してますので、大泉杯、合宿、職団戦だけは参加しようと 思います。思いがけず、懐かしい面々に会えるのもこの年ならではの 楽しみですから。



2007/2/18 記:中筋


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