2009年 秋季若獅子戦


参加者
大石、田辺、林吾、島田、大場、辻野
幹事
鈴木敏
解説
勝又プロ  (敬称略)
日時
2009年9月26日(土)
対局 09:30〜、宴会18:00〜
場所
対局の部:ユニオンビル 5F 萩の間・藤の間
宴会の部:仲
対局結果
結果表 (20分30秒)

【若獅子戦 参加資格】

2009年秋季若獅子戦参加者 集合写真

結果表を眺める面々

【優勝コメント】

 還暦を目前にしての小生、若獅子戦はおこがましい気持ちで躊躇してましたが、 職団戦を控え、多少なりとも将棋に接する機会を増やしたい気持ちと、 勝又先生の指導が受けられる期待の思いが強く、当初見学でお願いしました。 人数の都合等で結局出場する事になり、出るからには全力でぶつからないと 相手に失礼と真剣に5局指し切り、結果は指運に恵まれどうにか全勝しさせて 頂き大変感激しております。

 勝又先生には対戦毎に全局指導解説を頂き大変勉強になりました。 後でお聞きすると前日徹夜で殆ど寝ていないとの事で、 将棋に対する姿勢に頭が下がります、ありがとうございました。

 指導例として、勝又先生にお叱りを受けた1局を述べてみます。 第5局の大場戦、第1図から2八飛とした場面ですが、なぜ先に3四歩を打たないかと 指摘され、以前この戦型を教えて頂いた時に、穴熊が完成したら必ず3筋の歩突 きから角頭に3四歩と打ち角を2二に引かせ、2筋から戦端を開いて行くよう指導さ れた事を思い出しました、手順の重要性を改めて痛感させられた1局です。

【第1図】
 1図からの指し手
▲2八飛 △3二飛 ▲6八銀 △8五桂 ▲8六角 △6三金 
▲7九銀右 △5一角 ▲6八角 △3六歩 ▲2四歩 △3七歩成
▲2三歩成 △3六飛 ▲2五飛 △4七と ▲3七歩 △4六飛 
▲同 角 △同 歩 ▲3二と △2四歩 ▲8五飛

 辻野さん、田辺さん、島田さん、林さん、大場さん、 今日は若い人達から沢山エネルギーを貰いましたので、 健康が許す限りあと10年、70歳までは指し続けたいと思っております。 気持ちだけは若獅子ですので、これからもお付き合いの程、 宜しくお願いします。

2009/9/29 記:大石

若獅子戦 5対局目風景(1)

若獅子戦 5対局目風景(2)

対局結果
 
対抗戦結果 20分30秒
No 対局者名 大石大場島田田辺辻野 勝数 負数 順位
1 大石 - 5 0 1
2 大場 - 144
3 林吾 - 323
4 島田 - 144
5 田辺 - 412
6 辻野 - 144

【若獅子戦の対局から】

 1回戦の田辺vs大場戦。 2図は先手が香得でと金がある分優勢だが、飛車に狙いをつけられた局面。 飛車の運命はどうなるか...。
【第2図】

 2図からの指し手
▲6九香 △7六龍 ▲7三馬 △5三玉 ▲6三馬
△4四玉 ▲4五歩 △3三玉 ▲7六飛

 ▲6九香が狙いを秘めた決め手となった。 本譜は狙らわれていた1六の飛車を逃げるついでに龍を素抜いては勝負あった。 △7六龍では、△6九同龍、▲同金、△3七桂成、▲同銀、△1六馬がまだしもだが、 龍と眠っていた飛車との交換で先手の悪い理屈はない。

大場vs田辺戦の感想戦

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