2009年秋季若獅子戦参加者 集合写真 |
結果表を眺める面々 |
還暦を目前にしての小生、若獅子戦はおこがましい気持ちで躊躇してましたが、 職団戦を控え、多少なりとも将棋に接する機会を増やしたい気持ちと、 勝又先生の指導が受けられる期待の思いが強く、当初見学でお願いしました。 人数の都合等で結局出場する事になり、出るからには全力でぶつからないと 相手に失礼と真剣に5局指し切り、結果は指運に恵まれどうにか全勝しさせて 頂き大変感激しております。
勝又先生には対戦毎に全局指導解説を頂き大変勉強になりました。 後でお聞きすると前日徹夜で殆ど寝ていないとの事で、 将棋に対する姿勢に頭が下がります、ありがとうございました。
指導例として、勝又先生にお叱りを受けた1局を述べてみます。 第5局の大場戦、第1図から2八飛とした場面ですが、なぜ先に3四歩を打たないかと 指摘され、以前この戦型を教えて頂いた時に、穴熊が完成したら必ず3筋の歩突 きから角頭に3四歩と打ち角を2二に引かせ、2筋から戦端を開いて行くよう指導さ れた事を思い出しました、手順の重要性を改めて痛感させられた1局です。
【第1図】 |
1図からの指し手 ▲2八飛 △3二飛 ▲6八銀 △8五桂 ▲8六角 △6三金 ▲7九銀右 △5一角 ▲6八角 △3六歩 ▲2四歩 △3七歩成 ▲2三歩成 △3六飛 ▲2五飛 △4七と ▲3七歩 △4六飛 ▲同 角 △同 歩 ▲3二と △2四歩 ▲8五飛 |
辻野さん、田辺さん、島田さん、林さん、大場さん、 今日は若い人達から沢山エネルギーを貰いましたので、 健康が許す限りあと10年、70歳までは指し続けたいと思っております。 気持ちだけは若獅子ですので、これからもお付き合いの程、 宜しくお願いします。
2009/9/29 記:大石
若獅子戦 5対局目風景(1) |
若獅子戦 5対局目風景(2) |
No | 対局者名 | 大石 | 大場 | 林 | 島田 | 田辺 | 辻野 | 勝数 | 負数 | 順位 |
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1 | 大石 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | 0 | 1 |
2 | 大場 | ● | - | ● | ○ | ● | ● | 1 | 4 | 4 |
3 | 林吾 | ● | ○ | - | ○ | ● | ○ | 3 | 2 | 3 |
4 | 島田 | ● | ● | ● | - | ● | ○ | 1 | 4 | 4 |
5 | 田辺 | ● | ○ | ○ | ○ | - | ○ | 4 | 1 | 2 |
6 | 辻野 | ● | ○ | ● | ● | ● | - | 1 | 4 | 4 |
【若獅子戦の対局から】 1回戦の田辺vs大場戦。 2図は先手が香得でと金がある分優勢だが、飛車に狙いをつけられた局面。 飛車の運命はどうなるか...。 2図からの指し手 ▲6九香 △7六龍 ▲7三馬 △5三玉 ▲6三馬 △4四玉 ▲4五歩 △3三玉 ▲7六飛 ▲6九香が狙いを秘めた決め手となった。 本譜は狙らわれていた1六の飛車を逃げるついでに龍を素抜いては勝負あった。 △7六龍では、△6九同龍、▲同金、△3七桂成、▲同銀、△1六馬がまだしもだが、 龍と眠っていた飛車との交換で先手の悪い理屈はない。 |
大場vs田辺戦の感想戦 |