若獅子戦参加者集合写真 (拡大) |
対局風景2 榎本-山平戦 |
対局風景4 鈴木敏-北上戦 |
勝又プロの指導対局風景1 |
JFEスチールの山平です。
この度は若獅子戦へ参加させていただきありがとうございます。
戦績上は北上さんが優勝ということでしたが、 ゲスト扱い(?)ということで私がレポートを書かせていただきます。 初めてこのようなレポートを載せていただくにあたって、 まずは簡単に私が富士通将棋部に参加させていただいている経緯を少し述べさせていただきます。
私は今年で入社5年目となり、JFE将棋部へ所属しています。
当時の部長が島さんとの大学の知り合いということで、
私が新入社員の2008年富士通-JFEの対抗戦が開始されました。
そのときのご縁があり合宿、大会などでお誘いいただいています。
JFE将棋部は定例会などなく年に2回の川崎市職団戦や新年会などを行うだけですので、
非常に楽しみに参加しています。
基本的には振り飛車党で相振り飛車が2局に、 ゴキゲン中飛車1局と最近マイブームの向かい飛車1局。 今回の将棋の内容は序盤の作戦ミスが4局(指導対局除く)中3局とあまり良くない内容で、 運良く逆転で3勝できましたがいろいろと課題が残る対局でした。
1敗して勉強させていただいた北上さんとの試合を振り返りたいと思います。
第1図の51手目はゴキゲン中飛車から序盤に失敗して桂損が確定した場面。
【第1図】 北上vs山平戦 |
第1図からの指し手
△2五桂 ▲同 飛 △6五歩 ▲同 歩 △6九角 ▲5八歩
△7八角成 ▲同 銀 △6六歩 ▲6八金 (第2図)
ここから2五桂、同飛として、 桂損ながらも3歩を持って6筋から攻めをつなげる方針で指していきました。
第2図は61手目で、6九角からの角金交換で駒損の攻め。 悪いながらも7五歩からの桂頭攻めで何とかしようと思っていました。
【第2図】 北上vs山平戦 |
第2図からの指し手
△7五歩 ▲8六角 △7六歩 ▲4二角成 △7七歩成 ▲同 金
△6五桂 ▲7六金 △6四銀上 ▲7四桂
7五歩に8六角。当然のように7六歩として金取りで角を成らせてしまいましたが、
感想戦では普通に6七金と打ち込んだ方が良いとのことでした。
当たり前の手ですが、このような単純な手を見落とすところが修行不足だと思っています。
主に課題の序盤・中盤これから勉強していきたいと思います。
また参加させていただくことがあると思いますので、今後ともよろしくお願いします。
2013/5/20 記:山平
対局風景1 田辺-北上戦 |
対局風景3 林吾-渡辺健戦 |
勝又プロの指導対局風景2 |
勝又プロの指導対局風景3 |