第106回川崎市職団戦


参加者:
富士通(A): 広瀬正、杉山、鈴木利、伊藤健、志田
富士通(B): 中谷、実藤、大石、高橋、三浦
富士通(C): 黒木、広瀬俊、大場、赤荻、香川
富士通SSL(A): 吉岡、鈴木敏、西下、石本、田辺
日時:2009年11月29日(日)
場所:川崎市総合自治会館
対局結果
富士通(A)  A級 準優勝 (予選リーグA2: 1位)
富士通(B)  B級 3位 (予選リーグB2: 2位)
富士通(C)  D級 優勝 (予選リーグD2: 1位)
富士通SSL(A)  B級 残留 (予選リーグB1: 3位)
リーグ表

全勝賞獲得の5人
三浦さん、大場さん、香川さん、黒木さん、鈴木利さん

対局結果

富士通(A)  A級 準優勝 (予選リーグA2: 1位)

富士通(A) 対局風景
富士通(A) A級 準優勝表彰後

 ほんの2ヶ月くらい前は将棋から距離を置いていましたが、 職団戦で1軍の方々のテクニシャンな指し回しを見ているうちに、 将棋の、特に終盤の面白さを再認識。 詰将棋を中心に、将棋の勉強を再開することにしました。

 また、島主将とお話して、「30分切れ負けで指し切れないのは、 マラソンに例えると自分のペースを知らずに走っているのと同じ。」 と教わり、時間管理の大切さを知りました。

 以来、ネット将棋で30分切れ負けをたくさん指して調整し、 今大会を迎えました。

 結果は個人的には4戦全勝。毛玉取りブラシをゲットしました!
 4局を通して、時間に追われることなく敵玉を寄せ切ることができて、 調整の成果が出たことに満足しています。

 チームはNECに敗れて準優勝でした。 しかし、僕はまだチームとシンクロできておらず、 この結果について、これといった感情が沸いてきません。

 僕はチームのみなさんのことを、もっともっと知らなければいけないと思いました。 背後から強烈に応援したくなるくらいに!

 そして自分自身も、まだまだ将棋モードを 継続する必要があると思いました。

 ちょうど年末ですので、この2つを来年の目標にしたいと思います。

 2009/12/24 記:鈴木利
富士通(A)の対局結果 A2級
回戦 相手チーム 広瀬正 杉山 志田 伊藤健 鈴木利 勝負
リーグ
1回戦
市役所 (A) 大将
本多
副将
荒金
三将
-
四将
菊池
五将
横山
4 - 1
リーグ
2回戦
NEC (B) 大将
武村
副将
田口
三将
下地
四将
荒川
五将
四方
3 - 2
リーグ
3回戦
NECインフロンティア 大将
小林
副将
石川
三将
熊谷
四将
伊坂
五将
氏家
4 - 1
決勝 NEC (A) 大将
加藤徹
副将
小久保
三将
磯谷
四将
廣田
五将
新美
2 - 3
- 3 - 1 2 - 2 3 - 1 1 - 3 4 - 0 13 - 7
準優勝

富士通(B)  B級 3位 (予選リーグB2: 2位)

 第106回川崎市将棋会連盟職域団体戦が平成21年11月29日(日)に開催され、 富士通将棋部からはA級・B級・D級の各クラスへ計3チームが出場。
 当月に入部したばかり私は、B級へ富士通(B)チームの一員として参戦しました。

 郷里の八戸市には同じく5人編成の「職域・愛好団体戦」の大会が在り、 私自身も十数年間参加していた経験から、 差ほどプレッシャーは感じなかったのですが、 「当地のレベルがどの程度なのか?」という不安は抱いていました。 八戸ではAクラスで戦っていたので、 内心「こちらのB級なら勝ち越せるだろう」とは思ってはいましたが、 一番の心配事は‘30分切れ負け’ルールの影響。 八戸の場合は‘15分30秒’が標準的な持ち時間なので、 本大会では終盤までの時間配分を意識して指すことに・・・。

富士通(B) 対局風景
富士通(B) B級3位表彰後

 リーグ戦1回戦はJFEスチール(B)と対戦。
 当月に入部した私にとっては主要大会初出場なので、 黒星でチームの足を引っ張ることだけは避けたいという思いが強かった。 元来は守り重視の棋風なので長期戦になり易いのだが、 切れ負けルールを考慮し固め合う前に先攻する作戦が功を奏し、 初陣を飾ることが出来ました。
 チーム戦績としても3-2で緒戦を突破、幸先良いスタートを切った。

 交流戦となった2戦目はNEC(C)と対戦。
 2-2のタイで残った副将戦の大石(富士通)vs村石氏(NEC)戦がドラマチックな結末に。 最終盤の寄せ合いへ突入し、 大石さんが苦戦ながら持ち時間では村石さんより1〜2分多く残している状況の下。 盤側の立場から観れば、大石さんが「王手ラッシュ」の決行か?「しぶとく逃げ回る」か?さえすれば勝ち。
 しかし残り時間の切迫に両大局者は「指運の世界」へ入っている様子で、 大石さんは詰む方へ逃げてしまい終局。 デジタル対局時計が示していた村石さん側の時間は‘4秒’だった。 時として切れ負けルールの終盤戦は、将棋の本質から離れた指し手が成立してしまう。 ともあれ大石さんの人柄が伺い知れる終局だった。

 リーグ2回戦は三菱ふそう(A)との対戦。
 優勝を狙うために大事な勝負所であったが、 結果は2-3の惜敗で終わった。
 私個人の対局では、 相手の四間飛車に右四間飛車で対抗したところ、 絵に描いた様な大技が決まり、 相手角の素抜きに成功し開始から5〜6分で勝利したことが深く印象に残りました。
 自分の対局が早く終わったので、両隣の三将=高橋さん五将=中谷さんの将棋を観戦していたが、 中谷さんの方は途中で勝ち筋も有った様に思えたので残念でした。

 いよいよ最終戦へ。 消化試合ではなく3位を目標に戦えることは、それなりに有意義な事。 しかも3位決定戦となった4回戦の相手は、 交流戦で破れたNEC(C)なので、 リベンジのチャンスでもある。
 更には、ここまで3連勝の私には個人賞!が視野に入って来ていたので、 チームとしても個人としても緊張感を持って臨めた感があった。
 今思い返せば、仮にチームがここで負けてれば、 1勝の後3連敗した上に同じ相手に屈辱の連敗で意気消沈のムードに包まれていたに違いない。 結果的に3-2で勝ち3位に滑り込むことが出来て良かった。

 チーム戦績は3-2、2-3、2-3、3-2ということで、 B級の力は拮抗しているんだなぁと実感しました。 合間にA級の対局も観戦しましたが、 レベルの高さに感服。 私は「A級で5割勝てる様に精進しないとなぁ」と思いながら会場を後にしました。
 俗に「終わり良ければ全て良し」と言われますが、 富士通(B)チームは3位入賞、 私個人としても4連勝で個人賞獲得と、 ハッピーエンドで今大会を終えることが出来ました。 A級の富士通(A)は2位、 C級の富士通(C)は優勝と各チームとも結果を出し、 クライマックスの打ち上げの宴は大変盛り上がりました。
 当日はボクシングの世界タイトルマッチ(内藤vs亀田)があり、 酔っ払いながらテレビ観戦しまたが、 途中でウトウトして3回〜8回辺りを見逃してしまい、 気が付いた頃にはチャンピオンの劣勢・・・。 個人的には防衛を期待していたので残念でした。

2009/12/11 記:三浦
富士通(B)の対局結果 B2級
回戦 相手チーム 実藤 大石 高橋俊 三浦 中谷 勝負
リーグ
1回戦
JFEスチール (B) 大将
葉田
副将
中林
三将
浅香
四将
尾関
五将
荒川
3 - 2
交流戦 NEC (C) 大将
久保
副将
村石
三将
六郷
四将
斉藤
五将
藤本
2 - 3
リーグ
2回戦
三菱ふそう (A) 大将
渋谷
副将
森本
三将
鳥井
四将
高野
五将

2 - 3
3位決定戦 NEC (C) 大将
久保
副将
村石
三将
六郷
四将
斉藤
五将
藤本
3 - 2
- 1 - 3 2 - 2 0 - 4 4 - 0 3 - 1 10 - 10
3位

富士通(C)  D級 優勝 (予選リーグD2: 1位)

富士通(C) 対局風景
富士通(C) D級優勝表彰後

 思えば入部以来初めての大会参加が昨年の川崎市職団戦でした。当時はずいぶんと緊張した思いがあり(今もしてますが・・・)、あれから早1年かと思うと最近の時の流れが加速しているのを感じます。

 いつものごとく盤駒を引っさげて自転車で会場に向かう。

 1戦目は不戦勝。ちょっと拍子抜け。
 相手の方はエントリーされていたらしいですが、結局最後まで現れず。 時計の針が落ちるまで隣の香川さんの将棋を見ていたが、こちらの飛車先早突き型に対し後手番石田流をやっている! 果たして通用するのかと思ってみていると、途中から一方的に馬を作り先手が終始優勢に局面を進める。 結局、石田側の敗北に終わり味方の勝利。
 チームとしても絶好調で全勝スタートと最高の出だしでした。

 2戦目は後手番で、▲7六歩、△3四歩、▲6六歩、△8四歩、▲6八銀で意図しない矢倉模様に・・・。 この局は大会後の反省会で題材にしたところ、集中砲火を浴びました。。 そもそも矢倉は双方の合意の上で成り立つもので、なんでその気もないのに飛車先を突くんだと。。。 当たり前の話ですが、勝手に相手の戦形を決めつけるのは考えものですね。 将棋は相手の方が受けを間違え、大捌きの末にこちらが一方的に龍を作り優勢のまま勝利。

 3戦目は先手番。初手▲7六歩に対して△5四歩と相手が応じる(いやな予感・・・)。 相手はやたらと攻め好きな人とみえて飛車2枚を切り捨てて特攻をかけてきました。 金2枚で玉の頭上を抑えられて反発した局面が第1図。
 さすがに後手の攻めは無理だろうと感じたが、 持ち時間はこちらが圧倒的に不利な状況。 ここから▲4八歩、△5二歩、▲4七歩、△2一銀、▲5二飛成、△同金左、▲同香成、△6七角と進み第2図。
【第1図】
予選3回戦 5将戦 大場vs荒木氏(NEC F)

【第2図】
予選3回戦 5将戦 大場vs荒木氏(NEC F)

第1図からの指し手
▲4八歩 △5二歩 ▲4七歩 △2一銀
▲5二飛成、△同金左、▲同香成、△6七角
(第2図)
 王手飛車をかけさせても飛車2枚ではこちらを寄せ切れない気はしたが、 持ち時間は3分を切り、 ほとんど直感に頼る将棋で自信はなし。
 実戦はこの後▲3八玉、△7八角成、▲6一成香、△4七金、▲2八玉、△5八飛、▲4八歩になぜか△4九飛。これで相手玉を即詰みに討ち取り辛くも勝利。 相手は持ち時間も10分以上あったのに魔が差したんでしょうか。
 ▲4八歩は同飛車成があるので普通に間違ってましたが、代わりに▲3八桂でどうなんでしょう。際どく受かっているように見えるのですが…。
 チームは相変わらずの好調で4勝1敗。優勝が見えてきました。

 4戦目は角交換振り飛車で中押し勝ちな展開に。窮地を脱したからか、あっけないほど早く勝負が決まりました。

 結果終わってみればチーム優勝と個人全勝と文句なしの戦績でした。 チームで15戦13勝というのはすごい数字だなと思います。 全勝賞は杉山さんの予想ではかりんとうでしたが、 実際は毛玉ブラシでした…う〜んどっちが良かったのか微妙なところです。
 いい流れで今年を終えることができましたので、来年もこの流れを絶やさないように頑張っていきたいと思います。

2009/12/25 記:大場
富士通(C)の対局結果 D2級
回戦 相手チーム 黒木 赤荻 広瀬俊 香川 大場 勝負
リーグ
1回戦
三菱ふそう (B) 大将
阿部
副将
宮台
三将
上田
四将
河合
五将
丹代
5 - 0
交流戦 キャノン (B) 大将
小林
副将
森内
三将
加藤
四将
宍戸
五将
藤本
4 - 1
リーグ
2回戦
NEC (F) 大将
斉藤
副将
北野
三将
小林
四将
松山義
五将
荒木
4 - 1
優勝決定戦 市役所 (B) 大将
山中
副将
阿部
三将
柴崎
四将
-
五将
斉藤
4 - 1
- 4 - 0 3 - 1 2 - 2 4 - 0 4 - 0 17 - 3
優勝

富士通SSL(A)  B級 残留 (予選リーグB1: 3位)



富士通SSL(A) 対局風景1

富士通SSL(A)対局結果 B1級
回戦 相手チーム 吉岡 鈴木敏 西下 石本 田辺 勝負
交流戦 三菱ふそう (A) 大将
渋谷
副将
森本
三将
鳥井
四将
高野
五将

2 - 3
リーグ
1回戦
川老連 (A) 大将
早川
副将
芳賀
三将
石田
四将
田中
五将
和泉
2 - 3
リーグ
2回戦
NEC (C) 大将
久保
副将
村石
三将
六郷
四将
斉藤
五将
藤本
1 - 4
- 0 - 3 0 - 3 3 - 0 1 - 2 1 - 2 5 - 10

リーグ戦・決勝/3位決定戦結果
予選リーグA2の結果
予選リーグA2 富士通(A) 市役所(A) NEC(B) NECイン 勝点勝数順位
富士通(A) * 4 3 4 3111
市役所(A) 1 * 3 1 154
NEC(B) 2 2 * 4 182
NECインフロンティア 1 4 1 * 163
予選リーグB2の結果
予選リーグB2 JFEスチール(B) 富士通(B) 三菱ふそう(A) (B1チーム) 勝点勝数順位
JFEスチール(B) * 2 2 川老連(A)
(1)
043
富士通(B) 3 * 2 NEC (C)
(2)
152
三菱ふそう(A) 3 3 * 富士通SSL
(3)
261
予選リーグB1の結果
予選リーグB1 川老連 (A) NEC (C) 富士通SSL (B2チーム) 勝点勝数順位
川老連 (A) * 5 3 JFE (B)
(4)
281
NEC (C) 0 * 4 富士通(B)
(3)
142
富士通SSL(A) 2 1 * 三菱ふそう(A)
(2)
033
予選リーグD2の結果
予選リーグD2 三菱ふそう(B) 富士通(C) NEC (F) (D1チーム) 勝点勝数順位
三菱ふそう(B) * 0 2 市役所 (B)
(2)
023
富士通(C) 5 * 4 キャノン(B)
(4)
291
NEC (F) 3 1 * 千代田化(B)
(3)
152


各級の決勝、3位決定戦結果
A級 決勝○NEC(A)3-2富士通(A)●
3位決定戦○JFEスチール(A)4-1NEC (B)●
B級 決勝○三菱ふそう3-2川老連 (A)●
3位決定戦富士通(B)3-2NEC (C)●
C級 決勝○トキコ棋友会4-1NEC (D)●
D級 決勝富士通(C)4-1市役所 (B)●
3位決定戦○NEC(F)4-1キャノン (B)●

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