全勝の奥村さん、黒木さん、中治さん、本行さん、吉田さん、滝瀬さん |
チーム戦績は5-0 勝ち
個人の対局は私が居飛車位取に対し相手が向い振飛車でした。
終盤時間で接戦となりましたが押しきり勝ちとなりました。
終わってみるとチームが5−0勝ちでした。
チーム戦績は5-0 勝ち
個人の対局は、私の一直戦穴熊に対し、相手は中飛車穴熊。
飛車切りから猛攻を仕掛けてきましたが受け切り勝ちで1番早く早く終わりました。
吉田さんは、相振飛車の将棋を指していましたが、金無双という今では珍らしい将棋を指していました。
チームは5−0勝ち。
富士通(A) A級 2回戦 対局風景1 |
富士通(A) A級 2回戦 対局風景2 |
チーム戦績は5-0 勝ち
個人の対局は、私が先手ひねり飛車。序盤優勢でしたが、ミスも出て熱戦になりました。
終盤相手が時間に追われて指しているだけの状態になりゆっくりと仕留める事が出来ました。
奥村君の局面は、振飛車穴熊で相手は居飛車穴熊。
吉田さんは、振飛車美濃囲いに対して居飛車穴熊で戦っていました。
穴熊が多い感じです。
終わってみれば5勝していました。
チーム戦績は4-1 勝ち
個人の対局は、本間さんとの対局。先手で相居飛車系の将棋となりました。
角をきってと金を作り、まあまあの別れ、慎重に相手玉を寄せきる事ができました。
チームは4勝し、優勝を決める事ができました。
新参加者3人が全員全勝し、富士通チームの層が厚くなっていると感じました。
富士通の他3チームも全て表彰にからみ、最高の出来だったと思います。
又、来年も連覇しましょう。
回戦 | 相手チーム | 中治 | 奥村 | 本行 | 吉田栄 | 広瀬正 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
NEC(B) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ◯ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
リーグ 2回戦 |
NEC(C) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
リーグ 3回戦 |
JX日鉱日石エネルギー | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
決勝戦 | NEC(A) | 五将 ○ |
大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ● |
4 - 1 ○ |
計 | - | 4 - 0 | 4 - 0 | 4 - 0 | 4 - 0 | 3 - 1 | 19 - 1 優勝 |
富士通(A) A級優勝 表彰後 |
左辺で軽くさばき一歩を入手したところで、▲2五歩から玉頭攻めをしました。(藤井システム)
以降、ほぼ一方的に攻める展開になり、終局。
初手▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △5四歩 ▲6六歩の出だしから相振り飛車へ。
自玉の囲いは△6一金型の金無双、相手玉は▲3九玉型の美濃囲い。
△4四銀からのナナメ棒銀を決行し、途中反撃に遭いましたが、その攻めを受けきり、
縦と横から美濃囲いを挟み撃ちにする形になりました。
敵陣に垂らした歩がと金になり、その突破口から更に成桂も作って穴熊陣へ進軍。
好調と思われましたが、終盤の寄せの構想が疑問で、二枚飛車の攻めを許す展開になり、あやしい雲行きに。
しかし、その攻めを受けきり上部へ脱出。自玉が敵陣に入った時点で相手の方が投了、終局となりました。
注)中治さんのレポートに、私が居飛車穴熊を指したとありましたが、あれは逆で、私が振り飛車です。
ちなみに私は居飛車を指せません。(?)
▲6六銀型四間飛車に組み、5筋で歩交換をした後、銀を5七〜5六と繰り変え、▲5六銀型へ。
理想型対理想型の形となり、開戦しました。双方大駒をさばきに出たのが、A図です。
第A図 三将戦▲吉田−△NEC(A)戦 |
A図以下、対局中の第一感は▲3三角成でしたが、▲6六歩もあるのではないかと思っていました。
どちらも有力そうなので迷いましたが、▲3三角成の方が手に元気があるので、そちらを選択しました。
▲3三角成以下、△同金寄 ▲4五桂 △2三金寄 と進んでB図。
第B図 三将戦▲吉田−△NEC(A)戦 |
この局面で振り飛車の攻める手を考えるなら、▲6二飛成や▲7二角等がありそうですが、いずれも一手の価値としては微妙かなと思いました。
私の将棋の考え方の一つに、「将棋は指したい手よりも、指されたら嫌な手の方が多い。」と、「穴熊相手にはしっかり受けろ。」
という格言があるので、次の一手がすぐに見えました。
実戦はここで、▲7七角と打ちました。(C図)
第C図 三将戦▲吉田−△NEC(A)戦 |
C図は振り飛車が指しやすい局面だと思いますが、対局中は「相手が穴熊だから互角」と、見ていました。
C図以下、△5五歩 ▲同銀 △7五歩 ▲6二飛成 △7六歩 ▲5九角 △5七歩 ▲同金 △7九角 ▲4七金寄 △8八角成 ▲6六歩 △9八馬 ▲7三竜 △5七歩 ▲同金 △8九馬 ▲4七金寄 △7九馬 ▲4四桂 △4二金 ▲7二竜 △6九馬 ▲8一竜 △5九馬 ▲7一飛 △4一桂 ▲5二桂成 (D図) と進み、以下は手堅く寄せました。
第D図 三将戦▲吉田−△NEC(A)戦 |
決勝戦の序盤で△4二銀と引かれ、本日初の松尾流穴熊を見せられた時、「ついに来たか。」と思いました。
というのも、今までは△4二銀の瞬間に仕掛けて、松尾流穴熊に組ませない指し方をしていたので、
今回は自身の課題だった「組ませて勝つ作戦」を試してみたかったからです。
結果は大成功で、とても自信が付き、レベルアップしたことを実感しました。
大会当日までたくさん研究し、多くの方々にご協力をいただいたので、チームの優勝に貢献することができてホッとしています。
また、今回共に戦った広瀬正さん、中治さん、奥村さん、本行さんは、全員実力者であることを知っていたので、気負うことなく指せました。
私の隣の席で指していたのは広瀬正さんと本行さんだったので、お二方の将棋を要所要所で見ていましたが、
広瀬正さんは着実な指し回しで、本行さんは腕力のある将棋、という印象でした。
中でも本行さんは決断が良く、早見え早指しで、全対局で私より早く決着を付けていました。
私は時間に追われることが多いので、これからの自分の課題として、本行さんのような棋風、勝負戦術も身に付けたいと思います。
これからも努力を怠らず、将棋部のために頑張りますので、宜しくお願いいたします。
2軍レポートを担当する滝瀬です。
今回の川崎市職団戦の参加表明時のコメントに「1軍希望」と書いている人がいたので私もそう書こうかと思いましたが、
あえて書かず「チームも個人も全勝希望」と目標を書きました。
そのせいで(嘘です。ただの実力不足です)、今回は1年半ぶりに二軍で、そして初めてのB級での参加となりました。
(O本君には「コメントでチームも個人も全勝希望と書いてたのに二軍でワロタ」といじられましたorz)
チームメンバーは伊藤健さん、黒木さん、杉山さん、北上さん、私です。
このメンバーなら優勝してA級に戻れるはずと思いながらも、前回は石田君や小澤さん、辻君といった若手のホープでも決勝に勧めなかったので、
気は抜けないなと思ってのぞみました。
富士通(B) B級 予選1回戦 対局風景 |
富士通(B) B級 予選2回戦 対局風景 |
この日は1軍が総合成績19-1!で4期ぶりに優勝したり、4軍の川上君が初勝利(それも2勝も!)したりと、あまり2軍は目立ちませんでしたが、
今回の2軍は3-2さえ一度もなく、安定した強さで優勝することができました。
そして、個人的に初めて全勝を達成することもできました。(O本よ、有言実行したぞ、見たか!)
次回はO本君に何も言われないようにA級で全勝/優勝できるように頑張りたいです。
回戦 | 相手チーム | 北上 | 杉山 | 黒木 | 滝瀬 | 伊藤健 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
千代田化工(A) | 大将 ● |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
4 - 1 ○ |
リーグ 2回戦 |
JFEスチール(A) | 副将 ○ |
三将 ● |
大将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
4 - 1 ○ |
リーグ 3回戦 |
NEC(D) | 副将 ○ |
三将 ○ |
大将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
決勝戦 | 多摩将好会(A) | 副将 ○ |
三将 ○ |
大将 ○ |
四将 ○ |
五将 ● |
4 - 1 ○ |
計 | - | 3 - 1 | 3 - 1 | 4 - 0 | 4 - 0 | 3 - 1 | 17 - 3 優勝 |
富士通(B) 集合写真 |
富士通(C)のレポートを担当する辻です。
チームメンバーは三浦さん、中谷さん、大石さん、青山さん、辻です。
大将を任せていただくことになり、気合いを入れて対局に望みました。
私の対局の戦型は相矢倉になり、中盤で不利になりましたが粘り強く受け続けていると、
相手に疑問手がいくつかでて相手の攻めが完全に切れ筋になりました。
しかし、形勢が良くなった頃には持ち時間が2分対5分で苦しい状況でしたが、
1手2秒程度で指し続けて、最後は時間も逆転し、時計を切らして勝ちました。
チームも全員が勝って、まずは幸先良くスタートできました。
私の対局の戦型は対向飛車で、途中は一方的に馬を作られましたが、これは読み筋通りで中盤は難しい形勢だったと思います。
最後は、こちらの攻めが少し足りず惜しくも負けてしまいました。
チームは、まさかの0-5負けで決勝進出が絶望的になりました。
私の対局の戦型は対三間飛車で、こちらは穴熊で相手は美濃囲いでした。
長い中盤の末、互角の捌き合いになり、最後は堅さの違いを生かして勝つことができました。
他の対局は、三浦さん、大石さん、中谷さんが勝ちで三位決定戦進出が決まりました。
富士通(C) D級 予選3回戦 対局風景 |
富士通(C) 集合写真 |
私の対局の戦型は対三間飛車で、相穴熊になりました。
中盤で、こちらの飛桂と相手の角銀の交換になり駒の損得では微妙な形勢でしたが、
こちらが先に5筋にと金を作ることに成功し、わかりやすい速度勝ちになりました。
チームも全員が勝ちました。
個人成績は、前回B級で参加したときと同じ3-1でした。
次回は全勝賞を貰えるように頑張りたいと思います。
回戦 | 相手チーム | 辻 | 三浦 | 青山 | 大石 | 中谷 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
川老連(B) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
リーグ 2回戦 |
三菱重工(A) | 大将 ● |
副将 ● |
三将 ● |
四将 ● |
五将 ● |
0 - 5 ● |
リーグ 3回戦 |
多摩将好会(B) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ● |
四将 ○ |
五将 ○ |
4 - 1 ○ |
3位決定戦 | NEC(E) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
計 | - | 3 - 1 | 3 - 1 | 2 - 2 | 3 - 1 | 3 - 1 | 14 - 6 3位 |
今回の川崎市職団戦は職団戦から約1か月後ということで、 職団戦で全敗し墨を飲むような思いをした私にとってはリベンジマッチでした。
オーダーは社内レーティング順で私は4将で出場しました。
私はいつも通り四間飛車に相手は居飛車で急戦模様になりました。
高美濃に組んだところで、6五歩からの仕掛けからうまく相手陣の隙を付くことができ、
そのまま攻めが繋がり危なげなく勝ち。
サラッと普通に書きましたが、私にとってこれが大会での初勝利になりました。
この瞬間、これまでの苦労と悔しさがすべてチャラになった気がしました…。
私の勝ちを聞いた滝瀬さんの第一声「え!?相手二歩したの!?」
他のメンバーの状況を見に行くと、大場さんは勝ち!
望月さん、二宮さんは終盤に入りとても優勢に見えます。
「3勝は固いな!」と思いましたが、残り時間が少なく惜しくも二人とも負けてしまいました。
切れ負けの将棋はいくら局面が良かろうと時間が命ですね…。
富士通(D) D級 予選1回戦 対局風景1 |
富士通(D) D級 予選1回戦 対局風景2 |
オーダーは先ほどと同じ
私は居飛車穴熊に対し藤井システムで対抗しました。
右銀を上げ、端歩を付いたとき、相手が端歩を付き返してこないのをみて、方針を決めました。
玉を3九までは持っていき、左金、左銀にはあまり手をかけず、
飛車を4筋に振り直し、相手玉が1九に入ったところで仕掛けました。
中盤、角を切ったところで飛車直通の4筋にと金ができこちら優勢に。
終盤こちらに詰めろがかかり焦る場面もありましたが、最後は落ち着いて寄せて勝ち。
この時、望月さん、大場さん、二宮さんも勝ち!
高橋さんは終盤の寄せ合いですが、手厚く数で攻めて快勝!
二回戦はチーム全員が勝ち5-0!
オーダーは同じ
戦型はこちらが先手で四間飛車に対し相手居飛車の急戦模様になりました。
5手目7七角に対し相手が6手目8四飛車と浮いてきました。
意図は良く分かりませんでしたが、7八銀とすると7四飛車としてきました。
歩を取られたくないので、6七銀と上げると、今度は5四飛と横に振りなおしてきたので、
5八金とし、こちらの美濃囲いが完成するころには5手得くらいになっており、
「これは行ける!」と思いました。
中盤ではこちら銀得に龍ができ、おまけに高美濃が無傷と、かなり優勢な局面になりましたが、
時計を見ると時間が相手の半分以下になっており、焦りました。
相手の金銀を剥がそうと強引に攻めるますが、悪手を指し、龍が捕まりました…。
その後自陣に銀を2枚ぶち込み粘りましたが、時間切れにて負け。
中盤に優勢を築けただけに悔しい一敗でした。
他のメンバーはというと大場さんは3連勝!全勝賞が見えてきました。
二宮さんはお互いに残り1分を切っての大接戦です。
最後は1秒を争う将棋になりハラハラしましたが、根性で勝ち!
オーダーは高橋さんと望月さんが入れ替わり
望月さんが2将、高橋さんが5将へ
私の将棋はこちら石田流に対し相手向かい飛車。
中盤相手からの端攻めの狙いが見えてきましたが、一旦は受け、駒得したところで、
玉を美濃囲いの隙間を逆走させて攻めを振り切れると読みました。
振り切った後で相手の7三にいる桂馬を標的に攻めれば、こちら優勢だと考えましたが、
ここで今日一番川上らしい手を指してしまいました。
受けを固くしようと銀を打った手が全く受けになっておらず、しかもその銀を飛車で取った手が
つめろ飛車取りという大悪手を指し、その後あっけなく負けてしまいました…。
反省の一局です。
チームとしてはここで全敗をくらい最後に苦い思いをしました。
春にリベンジです!
結果として、チーム全体の成績は9-11と負け越しですが、運よく準優勝することができました。
また、今回は参加した全てのチームが3位以内という好成績で良かったと思います。
私個人としては職団戦からの一か月、引きこもって棋譜を並べ、定跡を勉強し、
10分切れ負けを指しまくった甲斐があり、初めて勝利を収めることができたので、うれしい一日でした。
次回はチームでしっかり勝ち越して優勝できるよう頑張ります。
富士通(D) 集合写真 |
回戦 | 相手チーム | 二宮 | 高橋 | 川上 | 大場 | 望月 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
港北将棋会 | 大将 ● |
副将 ● |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ● |
2 - 3 ● |
リーグ 2回戦 |
三菱重工(B) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
交流戦 | 千代田化工(B) | 大将 ○ |
副将 ● |
三将 ● |
四将 ○ |
五将 ● |
2 - 3 ● |
決勝戦 | 三菱UFJ(B) | 大将 ● |
五将 ● |
三将 ● |
四将 ● |
副将 ● |
0 - 5 ● |
計 | - | 2 - 2 | 1 - 3 | 2 - 2 | 3 - 1 | 1 - 3 | 9 - 11 準優勝 |
富士通SSL(A) B級 2回戦 対局風景 |
富士通SSL(A) B級 3回戦 対局風景 |
富士通SSL(A) 集合写真 |