富士通(1) A級優勝 表彰後写真 (拡大) |
富士通(1) 予選1回戦 |
富士通(1) 本戦1回戦 |
富士通(1) 準決勝 |
富士通(1) 決勝 |
1軍レポート担当の足立です。早いもので今回で4回目の参加です。
メンバーは去年と同じ(中治さん、濱さん、平野くん、鈴木(恵)くん、足立)でした。
去年でA級3連覇を達成し、今年も連覇継続できるかといったところでした。
今回は3チームしかいないブロックで2チーム通過のため、いつもより楽なはずでしたが・・・。
第1図以下の指し手
▲5九歩 △1八銀成 ▲同 玉 △1七香 ▲同 桂 △同歩成
▲2九玉 △8八飛成 ▲2二角成 △同 金 ▲3一銀 △5六角
(第2図)
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第1図で▲32金と攻め合えば有望だったかもしれません。
本譜は△5六角からの頓死をうっかりするしょぼい結果に終わり、チームも2−3負け。
(ただ、直前で頓死に気づいたとしても△2六桂〜△2七銀で一手一手で手遅れですが。)
初参加から予選含めてチームとして全勝で来ていましたが、ここで途切れました。
この結果、次負ければ予選敗退というまずい展開に・・・。
ただ、次の京都市役所vs広島県庁で京都市役所が勝ったため、
次勝てば予選通過とわかりやすい展開になったのは不幸中の幸いでした。
こちらの振り穴に対し、5筋位取りから慣れない展開で劣勢になりましたが、無理やり捌きあいに持ち込みました。
第3図以下の指し手
△4八飛 ▲7七玉 △8八銀 ▲8六玉 △9四桂 ▲9六玉
△7八飛成 ▲5四角 △7七銀成 ▲9八金 △同 龍 ▲同 香
△8四金 ▲5五飛 △8五金打 ▲同 飛 △同 金 ▲同 玉
△8四飛 ▲9五玉 △8七飛成 ▲6四角
(第4図)
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第3図では△5八飛なら飛車を引き成ることができるため、詰みがありました。
本譜は最悪な寄せ方で、攻防の角×2を打たれてしまい逆転負け。
ただ、チームは4−1で勝ったため、なんとか予選は通過できました。
振り穴vs四枚美濃で組み合いになると思われましたが、先手の引角に対して△5五銀と牽制されました。
第5図以下の指し手
▲3七角 △2二角 ▲7七桂 △6四歩 ▲5六歩 △6六銀
▲同 銀 △同 角 ▲6七金 △3九角成 ▲同 銀 △3三桂
▲2八銀打
(第6図)
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本譜は後手の角切りがやりすぎな感じがしました。
善悪はともかく、▲2八銀打と補強する手は気分がいいですね。
以下は▲7一角から馬をつくる展開になり、押し切ることができました。
チームも4−1で勝ち。
相振り飛車になり歩を持ち合いましたが、ここから無理気味な攻めを決行します。
第7図以下の指し手
△2七歩 ▲同 銀 △4六飛 ▲同 歩 △2六歩 ▲3六銀
△3五歩 ▲4七銀 △6六角 ▲同 飛 △5九銀 ▲2八歩
△4四角
(第8図)
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角切りから△5九銀はいかにもやりすぎな手ですが、垂れ歩もあり難しいと見ていました。
本譜は▲2八歩が失着で△4四角が痛打。以下6八の金をタダでとることができ、勝ちになりました。
指しにくいですが、▲2八歩に代えて▲5八金右なら分かりませんでした。
終わってみれば望外の5−0勝ちで、決勝に向けて勢いがつきました。
決勝は2年連続で浅田さんと。
(足立さんは浅田さんとよく当たりますね〜と平野くんは言っていましたが、わざとじゃないだろうか・・・)
第9図以下の指し手
▲同 歩 △同 飛 ▲7八飛 △4四歩 ▲7九歩 △3三歩
▲5九角 △7八飛成 ▲同 歩 △3四歩 ▲8二飛 △4三銀
(第10図)
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第9図で▲2二銀成〜▲6一銀〜▲5二銀成〜▲6四歩と攻める手があったかもしれません。
本譜は銀損した銀を相手にがっちりと使われて劣勢に。
一応桂香が先に拾えるので難しいかと思っていましたが、そのまま差が埋まりませんでした。
ただ、チームは4−1で勝ち、無事4連覇を達成しました。
予選1回戦で負けた時には今年はダメかもと思いましたが、
なんだかんだで優勝できて良かったです。
チームの勝ちにあまり貢献できていないのが心残りではありますが・・・。
本大会のA級の連覇記録はNECの5連覇(1988年〜1992年)のようですので、
来年は並ぶことができるように頑張ります。
回戦 | 相手チーム | 平野 | 鈴木恵 | 足立 | 濱 | 中治 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
予選 1回戦 |
京都市役所 | 大将 奥山 ○ |
副将 津嶋 ○ |
三将 服部 ● |
四将 岩崎 ● |
五将 井上 ● |
2 - 3 ● |
予選 2回戦 |
広島県庁 | 三将 東 ○ |
五将 正田 ○ |
大将 吉川 ● |
四将 神笠 ○ |
副将 本家 ○ |
4 - 1 ○ |
本戦 1回戦 |
大阪中央 卸売市場 |
四将 中平 ○ |
五将 山本 ● |
三将 野口 ◯ |
大将 金井 ○ |
副将 高浜 ○ |
4 - 1 ○ |
本戦 準決勝 |
パナソニック(1) | 三将 脊尾 ○ |
大将 加藤 ○ |
副将 阪口 〇 |
五将 宮田 〇 |
四将 荒井 ○ |
5 - 0 ○ |
本戦 決勝 |
日本生命 | 五将 柳原 ○ |
大将 梅本 〇 |
副将 浅田 ● |
四将 三嶋 ○ |
三将 木口 ○ |
4 - 1 ○ |
計 | - | 5 - 0 | 4 - 1 | 2 - 3 | 4 - 1 | 4 - 1 | 19-6 優勝 |
パナソニック(1) | ━ | ┓ | 4 | ||||||
┃ | パナソニック(1) | ━ | ┓ | 0 | |||||
神戸市役所(A) | ━ | ┛ | 1 | ┃ | |||||
┃ | 富士通(1) | ━ | ┓ | 4 | |||||
大阪中央卸売市場 | ━ | ┓ | 1 | ┃ | ┃ | ||||
┃ | 富士通(1) | ━ | ┛ | 5 | ┃ | ||||
富士通(1) | ━ | ┛ | 4 | ┃ | |||||
┃ | 富士通(1) | ||||||||
鳥取県庁 | ━ | ┓ | 4 | ┃ | |||||
┃ | 鳥取県庁 | ━ | ┓ | 2 | ┃ | ||||
京都市役所 | ━ | ┛ | 1 | ┃ | ┃ | ||||
┃ | 日本生命 | ━ | ┛ | 1 | |||||
日本生命 | ━ | ┓ | 3 | ┃ | |||||
┃ | 日本生命 | ━ | ┛ | 3 | |||||
パナソニック(2) | ━ | ┛ | 2 |
前回は職域のメンバ揃わなかったため、
今回は早めにメンバを集めて2年ぶりにB級に挑んだ。
予選1回戦、住友化学グループ(2015 C級準優勝)
竹村は京都の強豪、山田賀永さんと。
対居穴戦。序盤リードするも中盤過まって押し切られる。
チームも0-5 で敗れる。
予選2回戦、中国銀行1(2015 BEST8)
中国銀行は 3-2で住友化学を破っているため、
予選通過には 4-1以上が必要。
竹村,竹田,西田が勝ってあと1勝まで迫ったが、
多田さんは逆転負け。
高田さんは相手の残時間1分まで粘ったが寄せ切られ負け。
チームは3-2で勝つも、
初戦0-5負けがひびいて勝数差で届かず、予選敗退となった。
中国銀行は住友化学を決勝で再度破り優勝されれおり、
予選敗退したとはいえ、僅差の戦いだったと思います。
富士通(2) 予選2回戦 |
回戦 | 相手チーム | 竹村 | 竹田 | 多田 | 高尾 | 西田 | 勝負 |
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予選 1回戦 |
住友化学 | 大将 山田 ● |
副将 井上 ● |
三将 杉本 ● |
四将 森 ● |
五将 斉藤 ● |
0 - 5 ● |
予選 2回戦 |
中央銀行 | 大将 西村 ○ |
副将 八幡 ○ |
三将 佐野 ● |
四将 中西 ● |
五将 西山 ○ |
3 - 2 ● |
計 | - | 1 - 1 | 1 - 1 | 0 - 2 | 0 - 2 | 1 - 1 | 3 - 7 |
打上げ |