2017年第10回四社交流戦
(NTTデータ、JFEスチール、富士通交流戦)


富士通参加者 14名(敬称略)
青山、伊藤竜、大石、大場、岡山、小澤、北上、鈴木敏、高橋一、中畑、二宮、笛木、三浦、吉井
日時
2017年 10月7日(土)
交流戦4回戦(30分切れ負けの3回戦+25分切れ負けのリレー対局) 13:00〜
懇親会18:00〜
場所
交流戦:武蔵小杉タワープレイス23F235会議室
懇親会:わたみん家
内容
参加レポート (北上)


【参加レポート】 (北上)

 今回はJFEさんの幹事で、武蔵小杉タワープレイス23階会議室で行われました。
対戦相手が判るように参加者の胸に名前を書いたテープを貼って、各社混合7人の
4チームに分かれて、チーム対抗戦(30分切れ負け)を3回行いました。
 各社交流となるような調整も行れましたが、ほぼランダムな組み合わせになった
ので、当たりにより棋力差のある対局もあったのではないかと思います。
 私チームは富士通内で上位4/5名が集まったので、これは楽勝と思っていたら、
2回戦私自身が負けて、チームも3-4で負けとなりました。ただ初戦も、必勝の将棋を
相手玉が詰んでいるのに見落として、最後に着手した瞬間は自玉に詰みがある状態
だったけど、相手の時間が切れて勝ち、という締まらない幕切れだったので、自然な
成り行きだったのかもしれません。チーム対抗戦は、4-3、4-3、4-3トータル12-9で、
チームワークでうまく星を分け合ったCチームが優勝(私チームはトータル13-8で
2位)。賞品である夢を膨らませました。

 引き続きリレー将棋(25分切れ負け)を各社で2チーム作って、3社対抗戦を一斉
に行いました。一種の余興ではありますが、やってみると面白いもので、チームで
歩調を合わせて戦うのも、交流戦には向いているのかもしれません。
 富士通は居飛車党と振飛車党でチームを分けました。その方が方針がブレなくて
指し良いだろうと私が考えたからです。しかし、対局中、戦法よりも棋風を一致させ
た方が重要だなと思い直すことになりました。7人もいれば棋風が一致することは
有り得ないのですが、方向性が合っているかどうかは大きいと思いました。
私は居飛車党の富士通Aチームで、NTTDチームのゴキ中に急戦崩れの持久戦模様に。
これはまだまだ駒組みが続くと勝手に思っていたら、棒銀で開戦!
金銀盛り上がって抑え込みの展開になるかと思えば、軽サバの手が。
局面落ち着き成駒引いて抑え込みかなと思っていたら、駒交換して差し違えの手が。
敵の攻め駒を拾って受け潰しかなと思えば攻めの手が。
よくもまぁ歩調合わなかったものですね。
それでいて、これだけチグハグやってても局面のバランスが保たれていたのも面白い
ところで、隣のNTTD-JFE戦は局面が傾き一気に終局していたのに比べ、こちらは
終盤まで縺れて、一手指す毎に体が入れ替わる熱戦になっていました。結果的には
富士通Aチームの切れ負けですが、時計が切れた時点では局面もほぼ負けが確定
していました。局後感想戦をやっている時間がなく、最後の粘りの所だけ少し駒を
動かしていたようですが、正直、個々の手の良し悪しは判りません。
ポイントはやっぱり方針の振れにあったのではないかと思っています。なので、
チームの人数差は結果に大きく影響したと個人的に思っています(富士通7名-NTTD3名)。
その点、内容は知らないけれど富士通Bチーム(振飛車党)は良く勝てたなと思います。
それとリレー将棋で切れ負けは時間配分が難しいので、初手から秒読みで、考慮時間
10回付けるくらいが丁度よいかな?と今回思いました。

表彰では勝ち順に応じて夢を配布して、対抗戦の開始は遅れても懇親会の開始は
遅らせない!という指揮号令の下、すぐに撤収して解散となりました。
懇親会は18時〜わたみん家、2時間飲み放題付きで一人2,500円という安さ。JFEの
Nさんに安さの秘密を尋ねると、金券ショップで優待券を買っておいたとのことでした、
さすが力の入れようが違う。
全勝で気勢を上げる人有り。必勝の将棋を王手放置で落として全勝を逃して悔しがる
人有り。2年振りでしたが、回を重ねたおかげか「懇親会で見る人も馴染みの顔が多く
なったなぁ」との声も聞こえてきて、皆さま思い思い杯を重ねたのではないかと思います。
今回はOさんの一声で、2次会も10名(富士通6名、NTTデータ3名、JFE1名)が集い、
場所を変えて22時過ぎまで親交を深めました。

2017/10/11 記:北上



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