2006年第90回職域対抗団体戦

参加者：

赤畠、出澤、伊藤康、志田、島

中治、喜多、村中、太田、広瀬正

大泉、大石、黒木、実藤、池田、川妻

（敬称略）

日時：2006年4月9日（日）

場所：東京武道館(千代田線綾瀬駅)

結果：富士通(1)、富士通(2)、 富士通(3)

2006年春季職団戦 富士通(1) S級対戦風景

　島さんと赤畠さんは鬼神の如き戦いぶりでしたが、 残り3人が勝ち星を挙げられず、無念の降級となりました。

　個人的には初めてS級に参加させていただくということで何はともあれまず1勝を、 と思っていましたが…これほど勝ち星一つが遠く感じたのは初めてです。 また一から出直します。

　次回はS級復帰および4チーム参加を果たしたいですね。 選考会、前日の練習会、 当日の応援さらには運営(!?)まで大活躍の勝又先生に感謝します。

　綾瀬駅を降りて桜が満開の公園を過ぎるとすぐ会場だ。 今回は初会場とあって開始時間が遅めだったようだ。 今回は90回記念というのもあってか指導対局にはA級棋士がかなり集まってた。 また女流棋士とは5人チームが2チーム出来てて対戦できるようになってる。

1回戦は、成田市役所さんと。

　喜多さんは対三間の急戦で早々にポイントを挙げ逃げ切り。 村中さんは五将という固定観念があるがこの会場はむしろ四将五将席が狭い。 次回はもっと上のほうがいいかも。その村中さんは相振り戦で勝ち。
　結果は私だけが負けての4−1。どこかで見たコメントだ。 しかしあの将棋が勝てないようではと先行き不安だった。

2回戦は、東葛飾地区高等学校教職員(1)さんと。

　見覚えあるなと思ったら、去年も当たっている相手。 私は相振りで相手の端を咎めてペースを掴み珍しく早々に勝てた。 村中さんは右四間穴熊に対し完封ペースに見えたが端攻めを逆襲され逆転負け。 喜多さんが勝ったところで、後は大副だが、太田さんはすでに勝勢で一安心。 中治さんは劣勢な局面を入玉から王手飛車と秘術を尽くして粘るが最後は時計が切れて負け。
　なんとか3-2。

3回戦は、リコー販売 (1)さんと。

　富士通3軍の結果です。 1回戦で敗れるも見事慰安戦優勝で商品をゲットしました。 それにしても全て3-2勝ちとは物凄く勝負強いですね。 チームワークの勝利です。

2006年春季職団戦 富士通(3) A級慰安戦3回戦 終局後 2006年春季職団戦 富士通(3) A級慰安戦優勝後

　前日の練習会で勝又先生には2局も教えて頂き、 有難うございました。 勝又先生に教えて頂き、 4勝1敗で職団戦ではひさしぶりに勝ち越しを決めました。 チームに貢献できてよかったです。

　慰安戦では、 開きなおって自分の指したい将棋を指し思い切っていこうと思ったのが幸いしました。 1局が相手の切れ負けで、後の4局は全て残り1分か2分ぐらいで勝てたのは幸運でした。

1回戦　日立製作所

　相手が元S級チームということもあって苦戦を予想していたが0-5の完封負け

慰安戦1回戦　コニカミノルタ(1)

　オーダを変えて対戦。
　2-2で、最後に池田が勝ってA級残留決定。 自分が勝つまでは、2-2ということは知らずに指していました。 とにかく、残留が決まってホッとしました。

慰安戦2回戦　NEC海外(1)

　大石さんは矢倉。棒銀で端攻めが炸裂し、見事相手を粉砕。 前日、勝又先生と指した将棋とほとんど同一局面で練習の成果があらわれました。 私は、四間飛車に対し、急戦を仕掛けてそのまま押し切る。

慰安戦3回戦　JT本社(1)

　ここで、再びオーダー変更。
　2-2で最後に残った実藤さんが、即詰みに討ち取り見事勝利。

慰安戦4回戦　 日本IBM

　勝てば商品を貰えるということで大泉さんはじめ全員が気合が入っていました。 大泉さん、黒木さん、池田と勝ち慰安戦優勝。 大泉さん勝ち越し。さすがです。

　終盤まで、気持ちが切れなかったのが勝因でしょうか。 今回は、序盤は手が見えなくて苦戦になっても終盤になり急に 冴えてくるというまさに理想的な展開でした

　今回の職団戦に備えて、 4月2日にレーティングの千葉県予選に出場し、 20分30秒のトレーニングを行ってました。 予選で、強豪の武田俊平と対戦し敗れはしたものの、 予選を突破出来たのは、自信になりました。 今後も出来る限り、個人の大会にも参加したいと思っています。
　それにしても、将棋はメンタルな面の影響が大きいことを実感しました。