第100回川崎市職団戦



瀬川四段を交えての記念撮影
参加者:
伊藤康、広瀬正、島、中治、志田
黒木、甲木、大石、実藤、広瀬俊、中谷
日時:2006年11月26日(日)
場所:川崎市総合自治会館
結果
富士通(A)  A級 優勝 (予選リーグA1: 1位)
富士通(B)  A級 準優勝 (予選リーグA1: 1位)


瀬川四段の指導対局に挑む石本さん

西尾四段の指導対局

富士通(A) vs 富士通(B) のA級優勝決定戦

富士通SSL(A) B級優勝決定戦

富士通SSL(A) B級優勝 表彰後

富士通SSL(B) D級3位 表彰後

富士通(A) A級 優勝 (予選リーグA1: 1位)

 今回の川崎職団戦、 富士通(A)は伊藤康、広瀬正、島、中治、志田という 最近ではベストのメンバー。 もしかしたら1ヶ月前にメンバー決めたのが今回の好成績につながったのかも知れません。 オーダも固定で臨みました。

 第100回記念でいつもより長めの熱弁となった開会式となりました。
 リーグ戦はA級にNECチームが3チームのため2チームが同リーグでした。 いつも痛い目にあっているNEC(A)チームは、いつもの強力メンバがごっそりいなくて、 今回は勝負できるメンバーで臨めたと思っていただけに、拍子抜けしました。 いくつか危ないところもあったでしょうが、 NEC(B)、市役所(A) 、NEC(A)といるリーグを全て5-0で切り抜けられました。

 決勝の相手はと見れば、富士通(B)。 (A)チームでも最近はリーグ2位がせいぜいだっただけに今回は何が起こったんでしょう。
 お昼は例によっての松葉寿司へ。いつもに増して気分のいい昼食でした。 指導対局があるということで足早に会場に戻りました。

 今回は第100回記念ということもあり、 NECの師範として瀬川四段、 JFEスチールの師範として西尾四段が午後から参加されました。 4面指し2回で、計16名の方が指導対局を受けました。 指導対局勝つと対戦プロの色紙が貰えましたが、実際ゲットできたのは4人くらい。 指導対局1局目は13:30過ぎからで、こちらは全員抽選対象。 石本さんが瀬川四段の指導対局を受けてました。 指導対局1局目の終了を待ってから、4局目の順位決定戦だったので、 今回のお昼休みはちょいと長めでした。 指導対局2局目は順位決定戦に出ない人からということで、富士通では参加者なしでした。

 取材の方も神奈川新聞社からは2名体制で取材、 近代将棋からも取材ありました。 この大会の模様は、12月発売の近代将棋2月号に載るとのことです。

 さて決勝戦。 大将戦の伊藤康さんと黒木さん戦は、神奈川新聞に掲載となります。 五将戦では志田さんが中谷さんとの全勝対決を制したのもあり、5-0で勝ち。 実は今回の全勝賞は瀬川四段か西尾四段の色紙で、 富士通(A) の5名ともゲットすることができました! それにしても負け知らずでの優勝とは出来過ぎです。

 今回から優勝チームへは盾贈呈から優勝カップ返還制になり、 表彰式では1番目の優勝カップ受領チームとなりました。 最後は瀬川四段を交えての集合写真を撮影できました。 終了後は、いつもより終了が遅くなって5時近くになったおかげで、 打上は居酒屋へ行きお開きとなりました。
 しかしこれだけの結果を出してしまうと、次回の反動が怖いところです。 次回も優勝カップ持ち帰れるよう、頑張りましょう。
 11/28 記:広瀬正

富士通(B) A級 準優勝 (予選リーグA1: 1位)

 今回は第100回という節目の大会で瀬川四段、西尾四段の指導将棋あり、近代将棋、 神奈川新聞の取材ありと、いつもとは違った雰囲気で、川崎市職団戦が行われました。

 富士通(B)の緒戦は、川老連Aと。 私の相手は大泉氏(先手)。角道の歩を突き合った後、大泉氏は角交換に来られました。 最近振り飛車を指しているので、四間飛車で対抗。中盤5三の地点に角打ちから 馬を作られ不利を強いられましたが、こちらもその後の折衝で馬を自陣に引くこと ができ、辛勝。チームは4−1で勝ち。

 2回戦はNECインフロンティア。 私の相手は石川氏(後手)。石川氏とは労組の大会、前回の川崎市職団戦で当たっており 労組では中飛車で中盤まで有利に展開したのですが、終盤相手のゴリ押しに会い負け。 前回の川崎市職団戦では相横歩取りとなったが相手の知識の方が上で完敗しておりました。 ということで、始まる前からいやな予感がしていたのですが…。
 将棋は先手三間飛車対急戦。石川氏が飛車角交換から角を打ち込んで来たのを2枚の自陣飛車で 受け切ろうとしたのですが、1筋の絡みから相手の筋に入り、今回も完敗でした。 隣の大石さんは、2回も王手飛車を食らったにもかかわらず、有利な展開。しかし、 最終盤王手と飛車を打った所で惜しくも時間切れ負け。 相手の王様が逃げて頭金打ちまでの後たったの2手で詰みだったのですが残念です。 チームは2-3で惜敗。 この時点でNECインフロンティアも1勝1敗とのことでしたので3回戦が勝負でした。

 3回戦はNEC(C)。私は抜け番。 中谷さんは荒川氏と対戦(先後?)。相手は中谷さんの四間飛車に対し、端狙いで4四角、 1二飛車と来たが、中谷さんは悠然と高美濃で構えて待つ。 結局、1筋に飛車は成り込まれたものの3七、3九への逃げ道があり貫禄勝ちでした。 広瀬俊さんは金田氏と相矢倉の将棋(先後?)。俊さんは中飛車に振り中央から圧力、相手は 8筋から王頭突破を図る。 6三にと金が出来、飛車を押さえ込むことに成功してからは、俊さんが危なげなく勝ちきりました。 チームは4-1で勝ち。 中谷さん(3-0)、広瀬俊さん(2-0)の活躍が光り、A-2クラスを1位で通過できました。

 優勝争いはA-1クラスを全員全勝で抜けてきた富士通Aと対戦。 甲木さんか全勝をかけた中谷さんが一矢を報いるのではと期待していたのですが、 0-5で完敗でした。 因みに、大石さんは島さんからも王手飛車を食らっていました。 大将戦の伊藤康晴さんと黒木さんの対戦は神奈川新聞が採譜しながらの対戦。 後日神奈川新聞に載るそうです。

 富士通SSL(A)はB級で優勝。大泉さん、石本さんが全勝賞をゲットしていました。 次回対戦時はお手柔らかに。
 11/28 記:実藤


対局結果
富士通(A)の対局結果 A1級
回戦 相手チーム 伊藤康 広瀬正 中治 志田 勝負
リーグ
1回戦
NEC (B) 大将
嵯峨野
副将
大石
三将
厚芝
四将
赤塚
五将
島田
5 - 0
リーグ
2回戦
市役所 (A) 大将
柴崎
副将
荒金
三将
佐藤
四将
横山
五将
本多
5 - 0
リーグ
3回戦
NEC (A) 大将
廣田
副将
下地
三将
小久保
四将
吉田
五将
佐野
5 - 0
優勝
決定戦
富士通 (B) 大将
黒木
副将
甲木
三将
大石
四将
実藤
五将
中谷
5 - 0
- 4 - 0 4 - 0 4 - 0 4 - 0 4 - 0 20 - 0
富士通(B)の対局結果 A2級
回戦 相手チーム 黒木 甲木 大石 実藤 中谷 広瀬俊 勝負
リーグ
1回戦
川老連 (A) 大将
芳賀
副将
古石
三将
渡辺
四将
和泉
五将
早川
  4 - 1
リーグ
2回戦
NECインフロンティア   大将
小林
副将
熊谷
三将
石川
四将
伊阪
五将
氏家
2 - 3
リーグ
3回戦
NEC (C) 副将
武村
大将
田辺
三将
磯谷
  四将
荒川
五将
金田
4 - 1
優勝
決定戦
富士通 (A) 大将
伊藤康
副将
広瀬正
三将

四将
中治
五将
志田
  0 - 5
- 0 - 3 2 - 2 2 - 2 1 - 2 3 - 1 2 - 0 10 - 10

予選リーグA1の結果
予選リーグA1 NEC (A) 市役所 (A) NEC (B) 富士通 (A) 勝点勝数順位
NEC (A) * 4 4 0 282
市役所 (A) 1 * 5 0 163
NEC (B) 1 0 * 0 014
富士通 (A) 5 5 5 * 3151

予選リーグA2の結果
予選リーグA2 川老連 (A) 富士通 (B) NEC (C) NECインフロンティア 勝点勝数順位
川老連 (A) * 1 5 2 183
富士通 (B) 4 * 4 2 2101
NEC (C) 0 1 * 3 144
NECインフロンティア 3 3 2 * 282

予選リーグB1の結果
予選リーグB1 富士通SSL (A) 川老連 (B) JFEスチール (A) キャノン (A) 勝点勝数順位
富士通SSL (A) * 3 5 4 3121
川老連 (B) 2 * 1 2 054
JFEスチール (A) 0 4 * 3 272
キャノン (A) 1 3 2 * 163

予選リーグD1の結果
予選リーグD1 昭和電工 (B) 富士通SSL (B) トキコ棋友会 大陽日酸 勝点勝数順位
昭和電工 (B) * 0 1 2 034
富士通SSL (B) 5 * 1 3 292
トキコ棋友会 4 4 * 3 3111
大陽日酸 3 2 2 * 173

各級の決勝、3位決定戦結果
A級 決勝○富士通(A)5-0富士通(B)●
3位決定戦○NEC(A)4-1NECインフロンティア●
B級 決勝○富士通SSL(A)4-1NEC(D)●
3位決定戦○JFEスチール (A)3-2三菱ふそう (A)●
D級
3位決定戦○富士通SSL(B)3-2川老連 (D)●


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