2008クラブカップ将棋対抗戦

日時：2008年2月11日（祝）

場所：よみうり神戸ホール

結果：

富士通A (竹村康正、竹田健司、広瀬正幸)　予選○○、本戦ベスト8

富士通B (渡辺拓郎、多田和生、稲井健郎)　予選○×、本戦ベスト8

富士通C (野村幸伸、高尾秀男、山端　稔)　予選○×、本戦準優勝

富士通D (山本　愛、吉浦寛昭、安福雅彦)　予選×○、本戦ベスト8

富士通E (高瀬伸、　福井淳一郎、北村和哉)　予選××、本戦ベスト8

その他の結果(連盟ページ)

総括

　2/11(祝)、2008クラブカップ@よみうり神戸 に参加してきました。 神戸開催とあって、関西東部側の参加者は少ないようで、ちょっと寂しい感じです。

　30分切れ負けの3人制の団体戦で、53チームが参加でした。 対戦方法はクラス分けはなく、 2回戦制の予選後、勝敗別にトーナメント戦で、 2連勝者（○○）・1勝1敗（○×）・1勝1敗（×○）・2連敗者（××）の成績別に、 それぞれカップトーナメント・プレートトーナメント・ボウルトーナメント・シールドトーナメントを行いました。

富士通C　（○×）プレートトーナメント準優勝表彰後(拡大)

　富士通チームは、計5チーム参加で、 企業チームが少ないなかでの最多チーム数参加でした。
　連休前に欠員が出て慌てましたが、 急遽野村さんのお知り合いの方を引き入れて、 ぎりぎり5チームの参加ができた状態でした。

　対局の方は、各チームとも星がいい具合に分かれて4つそれぞれのトーナメントに進み、 それぞれ本戦1回戦を勝ち、4試合対局！と総じて好調でした。
　さらに富士通Cチームは、計6試合を戦い抜いての準優勝でした。

　対局後の打上も各チーム4試合こなしたのあってか7時くらいまで延々と続いて、 盛況なうちにお開きとなりました。

　大事な初戦、三菱電気戦B。
　大将は立石さん(神戸市役所の立石さんの奥さん)は、 大会では何度かお会いしてますが初手合. 序盤劣勢なるも自力を発揮して逆転勝ち(汗) 副将の竹田さんが落としたもの 三将の広瀬さんがきっちり勝ち2-1。

予選2回戦、OTL(関学)。
　副将の若山くんが甲南高校卒の後輩。 関学のエース古賀くんは別チームというとこもあり、 寄り切って3-0。
　予選○○の鬼トーナメントへ(爆)。

　本戦1回戦、西宮市役所。
　職団チーム同士の対戦は負けられない。 大将の松浦さんは職団戦や前日の兵庫アマ名人戦にも参加されてるかた。 角換振飛車から力戦になったが気合でねじふせて、チームも3-0。 職団チームでは唯一のBEST8!!

　本戦2回戦(準々決勝)、クラブ2008(兵庫強豪連合) 大将の藤本くんは元奨二段、気合で挑むも滅殺。 まだ彼には片目が開きません(泣) 副将-竹田さんは松本洋さん(元奨,正棋会幹事)に、 三将-広瀬さんは川口徹さん(1990 準アマ名人)に逆転負け。0-3。 トーナメント表に名前残せたので良しということで^^
　前回出そびれた打上が一番嬉しかったですー (竹村)

富士通B(渡辺、多田、稲井)　本戦1回戦の対局風景

　いつものように、前日妻と神戸入り。 クラブカップは、家族サービスも兼ねられるので、喜ばれます。 当日、近いはずなのに、ぎりぎり会場へ。幹事の方には、いつも迷惑かけます。

　クラブカップの対戦方式に感心。 クラス分けなしで、午前中に2局指し、成績で4つに（○○、○●、●○、●●）わけられます。 そこから、それぞれで、トーナメント戦が始まります。2連敗しても再チャレンジを 可能にしています。 個人的には、●●ブロックは、負け残りもやれば面白いかと、、、。 なのに、参加費2000円に対し、参加賞はペットボトルのジュース1本。どうなんですかね。

　さて、富士通Bの成績ですが、1勝のあと学生さんチームに惨敗。○●ブロックへ。 昼ご飯を食べに会場外へ。この日、南京町は春節祭でお祭りモード。来年も重なるか どうかわかりませんが、観光がてら、他地域の方もいらしてはどうでしょうか？

　トーナメントに入り、1局目はまた、神戸市役所。 ここまで、当たると因縁めいたものを感じます。 何とか2-1で勝ち。 結果、当日の富士通対神戸市役所は4-0。バトルはこれからも続きます。 2回戦で三菱神船Aに完敗。もし勝てば、富士通対決でしたが残念でした。
　3回戦で、富士通Cチームが、三菱神船Aを撃破。野村さんの強いこと。脱帽です。

　その後、一足早く会場を出て、打ち上げへ。諸先輩方に、明石工場の黄金期のお話な どを伺い、楽しいお酒が飲めました。 年代を超えたお付き合いができる、そんな将棋に感謝です。

富士通C(野村、高尾、 山端)　本戦準決勝の対局風景

　中村さんの都合が悪くなり、急遽、山端さんに参加していただいた。 　予選1回戦は高尾さんは負けたが、私と山端さんが勝ってまず1勝。「次も勝てば、きついクラスになるなあ」と心配していたが、予選2回戦はあっさり0-3、その心配は吹き飛んでしまった。

　今回は変則的なクラス分けだが、富士通グループの5チームを見るとAが○○、B,Cが○×、Dが×○、Eが××と実力どおりの見事な結果になっている。

　予選は2連敗と不調の高尾さんだが、本戦では力を発揮する。 本戦トーナメント1回戦では、私が勝って山端さんが負けて1-1の後、「いつも負けている相手」（本人談）に勝つ。 2回戦はすんなりと3-0で準決勝へ。準決勝も1-1のあと、高尾さんが優勢な将棋を勝ちきり、決勝進出を決める。 決勝戦はさすがに相手チームが強く、0-3で完敗。

　チームの個人勝敗は9勝9敗。これで準優勝とは幸運の一語である。また、本戦で富士通の5チーム全チームが1回戦を突破したことは快挙であり、まことに喜ばしいかぎりであった。
　いつの大会でもよい成績を残せない明石メンバーも、負け越した人がいないという、内容のあった大会であった。

　予選1回戦の相手チームは全員が我々より1段格上だった。 予選2回戦は全員楽勝。

　この結果本戦はボールトーナメント（×○）へ進み、1回戦は比較的楽に戦え全勝。 2回戦は棋力伯仲の感であったがおよばず負け越した。このチームと再戦すれば 勝てるかという感想では3人とも元気なく「自信ない」の声。

もう恒例となった打上では、元気のなかった3人が一番張り切っていた。将棋は弱いが アルコールにはますます強くなる還暦パワーである。お身体を大切にしましょう。

富士通D(山本愛、吉浦、安福)　本戦1回戦の対局風景

　今回、ほんまに、富士通Eとして、今までに無い弱いメンバーが揃ったチームで参加したと思います。
　実際、予選1，2回戦は、全敗でしたが、 シールドトーナメント 本戦1回戦は力の入った応手の連続で、北村、福井が辛くも勝ち、2勝１敗で、 2回戦進出できました。 本戦2回戦はさすがに強豪で、善戦しましたが、全敗で大敗しました。
　しかし、試合前に何回か練習試合もして、当日に備えた結果が出て、今回は、我がチームの快挙かなと自負しています。

富士通D(高瀬、　福井、北村)　本戦1回戦の対局風景