2010年第99回職域対抗団体戦


参加者:
富士通(1): 赤畠、島、喜多、出澤、勝又環
富士通(2): 中治、伊藤康、濱、志田、星宮
富士通(3): 村中、竹村、鈴木利、太田、広瀬正
富士通(4): 伊藤健、中筋、黒木、久保田、杉山
富士通(5): 大石、実藤、高橋、長野、広瀬俊
富士通(6): 吉田、中谷、大場、島田、辻野
富士通(7): 池田、大屋、町田、斎藤、福永
(敬称略)
日時:2010年11月3日(祝)
場所:東京体育館(JR千駄ヶ谷駅)
結果:
富士通(1) S級 : リーグ2位 3位
富士通(2) A級 : 準優勝
富士通(3) A級 : ベスト8
富士通(4) B級 : 3回戦進出
富士通(5) E級 : 3回戦進出
富士通(6) E級 : 3位
富士通(7) F級 : ベスト8

富士通 職団戦 長野幹事による打上後集合写真


富士通(1) S級 :リーグ2位 3位

 今回2軍のメンバーの層が妙に厚い。 2軍より強いのが1軍ですから(本当かな少し不安)、予選は突破できそうと感じていた。


富士通(1) S級対戦風景

富士通(1) S級対戦風景2

富士通(1) S級3位表彰後 (拡大)

リーグ戦1回戦:ジュポン化粧品

 今回渡辺(健)さんや鈴木(貴)さんが出張で不参加とのこと。(海老沢さん談)
 2強が不参加なのでチャンスであったが、残念ながら2-3負け。

  いやな展開。

リーグ戦2回戦:富士フィルムグラフィックシステムズ(1)

 ここで負けるといよいよ大変なことになるところだったが、喜多さんの頑張りもあり3-2勝ち。


【第1図】
73手目 5三歩成まで

リーグ戦3回戦:リコー(2)

 トーナメント進出をかけた1戦だったが、薄氷を踏む3-2勝ち。危なかった。

トーナメント1回戦:NEC(1)

 私の猫パンチがヒットし、 あわやNEC(1)に勝利かという雰囲気もあったが、惜しくも2-3負け。

 決勝は日本レストランとNECが対戦し、NECが5-0で優勝。 ということは、このNECに勝っていればとタラレバを考えては見るが、 冷静に考えて見るとやはりNEC(1)やリコー(1)の方が層が厚いように思われる。 もっと安定した勝ち方ができるように準備し、 また急所で間違えない集中力をもって次回100回大会に望みたい。

P.S.自宅に帰ってからの会話
嫁 「どうだった。」
私 「チームは3位で、個人的には3-1だった。」
嫁 「全国2位でも負けるんだ。」
子供「全国2位も大したことないね。」
私  _| ̄|○ガックリ・・

2010/11/14 記:赤畠
富士通(1)の対局結果 S級
回戦 相手チーム 赤畠 出澤 勝又環 喜多 勝負
予選
1回戦
ジュポン化粧品(1) 大将
井ノ上
副将
渡辺徳
三将
嘉野
四将
桐山
五将
海老澤
2 - 3
予選
2回戦
富士フィルムグラフィックシステムズ (1) 大将
遠藤
副将
北川
三将
河上
五将
青野
四将
石田
3 - 2
予選
3回戦
リコー (2) 大将
山田浩
副将
山内
三将
瀬良
五将
牧野
四将
馬上
3 - 2
準決勝 NEC (1) 大将
清水上
三将

四将
加藤幸
五将
川村
副将
宮原
2 - 3
- 3 - 1 3 - 1 3 - 1 0 - 4 1 - 3 10 - 10
3位

S級2組の結果
S級 2組 ジュポン (1) 富士通 (1) 富士FGS (1) リコー (2) 勝点勝数順位
ジュポン化粧品 * 3 2 4 191
富士通 (1) 2 * 3 3 282
富士グラフィックシステムズ (1) 3 2 * 1 164
リコー (2) 1 2 4 * 173

S級決勝トーナメント
NEC (1) 3     
     NEC (1)5 
富士通 (1) 2    
         NEC (1)
ジュポン化粧品 (1) 2    
     日本レス (1)0 
日本レストランシステム (1) 3     


富士通(2) A級 : 準優勝


富士通(2) A級対戦風景

富士通(2) A級対戦風景2

富士通(2) A級準優勝表彰後 (拡大)

 さて春と秋の一大イベント、今回で第99回を迎える職団戦である。 今回は、富士通全体で過去最多数の7チームが参加、加えてSSLからも2チーム参加とあって、 将棋部の活動が全体として盛んになっている証といえようか。 嬉しいことである。
 今回は富士通の2軍で参加させていただくこととなり、 メンバーは濱さん、伊藤康さん、星宮さん、中治さん、志田と、私以外は1軍でもおかしくない強力な面子がそろい、 悲願のA級優勝、S級2チームを目指し、かなりいけそうな雰囲気だった。 とはいえA級となれば相手も強い。気を引き締めて会場に向かう。

 全7チームとも、無事に集合時間に全員がそろった。(以後、敬称略)

1回戦 八千代銀行 4-1

 中治監督の指揮のもと、初戦は順当に、濱、伊藤康、星宮、中治、志田と並べて挑む。 少々調子の悪そうな中治さんが負けたが、4-1で初戦を切り抜ける。

2回戦 凸版印刷(1)  5-0

 オーダーは負け下がりで、四将と五将を入れ替えて戦った。 結局このオーダーは準決勝までは変わらず。 このあたりは地力で上回っていたようで無事に通過はしたが、中治さんも私も調子はどうにもいまひとつ。

3回戦 NEC(2) 3-2

 NEC(2)は過去S級にいたこともあるチームで、大きな山といえる。 結果は、大将・濱が敵将・加藤さんを破ったのをはじめ、 副将・伊藤康、三将・星宮と上三つを勝っての3-2。 チームワークというより上位の三枚看板の力で勝っているのが気になるが、とにかくも勝ち抜いた。 このあたりでかなり上までは行けそうだ、という雰囲気が出てきた。

4回戦 カワサキプラントシステムズ(1) 3-2

 3回戦に比べれば与しやすい相手なのだが、 前と同じく上3つが勝って下二つ負けての3-2。 中治さんは相変わらず調子が出ず、志田は争点のない将棋を続けているうち、 我慢比べの局面で無理に動いてしまい敗戦。辛抱が足りなかった。 それでもこれでベスト4進出。そろそろ欲が出てくるところである。

5回戦 電通(1) 5-0

 相手チームのエースが仕事で抜けてしまったそうで、 4人しかいない相手に遠慮なく勝ち星を稼ぐ。 準決勝がこれではちと寂しいが、これも社会人ならばやむを得ないか。 中治さんは不戦勝、これで調子が戻ればいいが。

6回戦 公認会計士(1) 1-4

 とうとう決勝までやってきた。これに勝てば悲願のA級優勝だが、 相手の公認会計士(1)も学生将棋で鳴らした小林知直さんや森本泰介さん、 蒲田常連の宗さんらを擁す強力チームである。 2回戦からここまで固定オーダーだったのだが、ここで中治監督の采配は、 大将に当て馬・志田を起用し、あとはそれまでの順位をスライドして副〜五将と並べるもの。 結果、 当たりは上から小林さん−志田、宗さん−濱、森本さん−伊藤康、加納さん−星宮、武田さん−中治となった。 作戦は成功して、後は大将以外の力勝負!という状況となり激戦が予想されたのだが、フタを開ければ勝ったのは濱だけの1-4。 力負けというほかない結果だった。

 というような経緯で、A級準優勝という成績であった。
 濱さんの全勝には拍手。 特に後半は時間をたっぷり余して勝つ将棋が目立ち、流石の豪腕というところ。 また、伊藤康さん、星宮君を加えての三枚看板には、決勝まで連れていっていただき感謝。
 チームワークより三強頼みの戦績であったことは反省材料だが、 各自の将棋の調子はともかくチームの雰囲気は悪くなかったとし、今回で職団戦が終わるわけでもない。 また次へ向け、始動である。
 監督中治さん、選手の皆さん、お疲れ様でした。

2010/11/9 記:志田
富士通(2)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 伊藤康 星宮 中治 志田 勝負
1回戦 八千代銀行 大将
横山
副将
田中
三将
福本
四将
手嶋
五将
蓮見
4 - 1
2回戦 凸版印刷 (1) 大将
水崎
副将
中村
三将
加藤
五将
飯野
四将
矢澤
5 - 0
3回戦 NEC (2) 大将
加藤徹
副将
佐藤
三将
山本
五将
廣田
四将
小久保
3 - 2
4回戦 カワサキプラントシステムズ (1) 大将
鷹巣
副将
大岩
三将
後藤
五将

四将
世良
3 - 2
準決勝 電通 (1) 大将
焼田
副将
川波
三将
江崎
五将

四将
石川
5 - 0
決勝 公認会計士 (1) 副将

三将
森本
四将
加納
五将
武田
大将
小林
1 - 4
- 6 - 0 5 - 1 5 - 1 2 - 4 3 - 3 21 - 9
準優勝

A級決勝トーナメント(ベスト8より)
三菱UFJ(1) 3          
    三菱UFJ(1)1      
富士通(3) 2         
        公認会計士(1) 4 
日立製作所(1) 0        
    公認会計士(1)4     
公認会計士(1) 5         
             公認会計士(1)
電通(1) 3         
    電通(1)0     
JFEスチール千葉(1) 2        
        富士通(2) 1 
カワサキプラントシステムズ(1) 2         
    富士通(2)5      
富士通(2) 3          

富士通(3) A級 : ベスト8


富士通(3) A級対戦風景

富士通(3) A級対戦風景2

 今年で99回目の職団戦。
 3軍メンバーは竹村さん、太田君、広瀬(正)君、鈴木(利)さん、村中の5名。 ひそかに2軍を倒してS級昇級することを狙ってました。

1回戦 ヤマザキ製パン(1) 5-0

 5-0と幸先の良いスタート。
 前回の3軍は1回戦で0-5で敗退していたこともあり、 まずは残留確定で一安心です。

2回戦 沖電気工業(1) 4-1

 途中までは互角かやや苦しいかという感じでしたが、 終わってみれば4-1で勝利。
 なかなか良いムードで昼食を抑えることができました。

3回戦 ソニー(1) 3-2

 際どい勝負を3-2で制していよいよベスト8。
 2軍との決勝も夢ではない!?という雰囲気になってきました。

4回戦 三菱東京UFJ(1) 2-3

 ここでS級経験も豊富な強豪三菱東京UFJとの対戦。
 結果だけ見れば2-3ですが、 残念ながらハッキリ力負けという内容でした。

 というわけでA級ベスト8。 3軍としてはなかなかの好成績だとは思いますが、 一方で反省材料もたくさんあった一日でした。
 区切りの第100回ではさらなるステップアップを目指したいものです。

2010/12/17 記:村中
富士通(3)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 太田 広瀬正 村中 鈴木利 竹村 勝負
1回戦 ヤマザキ製パン (1) 大将
香西
副将
高木
三将
清水
四将
浅野
五将
伊勢
5 - 0
2回戦 沖電気工業 (1) 大将
崎浦
副将
野田
三将
宮木
四将
山富
五将
宇野
4 - 1
3回戦 ソニー (1) 大将
土屋
副将
丁子
三将
中沢
四将
吉川
五将
河野
3 - 2
4回戦 三菱UFJ (1) 副将
樋田
三将
秋山博
四将
吉田
大将
奥本
五将
黒川
2 - 3
- 3 - 1 2 - 2 4 - 0 1 - 3 4 - 0 14 - 6
ベスト8


富士通(4) B級 : 3回戦進出

 4軍の結果報告をします。


富士通(4) B級対戦風景

富士通(4) B級対戦風景2

 今回は個人的に職団戦初参加以来?のB級ということで『4軍を昇級させるためにB級に戻ってきた!』と勝手に自己暗示をかけ、 意気込んでの参戦となった。

 オーダーを決めるにあたり、『団体戦はだいたい大将よりも副将が強敵』とこれまた勝手な思いから、 自分は副将を担当。 大将の重役は黒木さんにお任せし、 中筋さんはお名前のとおり中央の位置、三将に据え、 四将に伊藤さん、 五将は本人の希望もあって久保田さんにそれぞれ下をがっちり固めていただくこととした。

 これで決勝戦まで勝ち抜くつもりだったが中筋さん、 伊藤(健)さんが二日酔い気味というのが不安材料か……

1回戦:朝日信用金庫

 大将黒木さんは優勢となり温泉気分に浸ったのが災いし、 逆転負けを喫した、とのこと。相手の時間も切れそうだったので残念。
 副将杉山は完全に寄せ間違え、 対局中に変な汗が出たが最終版で相手に致命的なミスが出て勝ち。
 三将中筋さんは逆転勝ち、四将伊藤(健)さんは順当勝ちと お二人とも、らしい勝ち方で、まだお酒のパワーが残っているようだ。
 五将久保田さんは時間が切れる寸前、鋭い寄せが決まり快勝。
 チームは4-1とまずまずのスタート。

2回戦:豊島区役所

 大将黒木さんは見事な振り穴退治で快勝。
 副将杉山は角替わりの将棋で中盤相手のミスもあり、押し切って勝ち。
 三将中筋さんは持ち味の攻めをふんだんに見せ、攻め倒す。
 四将伊藤(健)さんは時間切迫の相手の焦りを誘って勝ち。
 五将久保田さんは得意の攻め合いに持ち込むも無念の切れ負け。
 チームはこれまた4-1で良い感じ。 二日酔いコンビも好調で酔拳を思わせる戦いぶり。

3回戦:佐藤工務店

 一番気の緩みそうな昼食後の対局。
 副将杉山は相手の矢倉に米長流急戦を仕掛け、珍しく相手の緩手をうまく咎めることが出来、攻め勝ち。
 三将中筋さん、四将伊藤(健)さんは残念ながら競り負け。  お酒が切れたか……
 頼みの五将久保田さんは順当に勝ち。これで2-2。
 残る大将戦、黒木さんは終盤までどちらが勝つかわからない展開だったがミスが出てしまい無念の負け。
 チームは2-3となってしまい、ここで敗退となった。

 当初は最低限昇級、 優勝も狙えると思っていたのですが蓋を開ければ3回戦敗退。 もしまた4軍で参加する時には今度こそ昇級、 そして優勝を目指したいと思います。
 その前に、個人的には努力して選考会で好成績を残し、上の軍で出るつもりですが……

2010/12/14 記:杉山
富士通(4)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 黒木 杉山 中筋 伊藤健 久保田 勝負
1回戦 朝日信用金庫 大将

副将

三将

四将

五将

4 - 1
2回戦 豊島区役所 大将

副将

三将

四将

五将

4 - 1
3回戦 佐藤工務店 大将

副将

三将

四将

五将

2 - 3
- 1 - 2 3 - 0 2 - 1 2 - 1 2 - 1 10 - 5

富士通(5) E級 : 3回戦進出


富士通(5) E級対戦風景

富士通(5) E級対戦風景2

 今期は、 E級1チームでプレッシャーもなくマイペースで戦えるのかと思っていたのですが、 6軍が残留になっていてプレッシャーがかかりました。
 2試合目に5-0で勝っておいしい昼食を済ませ対局まで少し間があったので少し気の緩みがでたかもしれません。

 来季こそは、D級への昇級目指して頑張ります。


2010/11/5 記:広瀬俊
富士通(5)の対局結果 E級
回戦 相手チーム 長野 大石 実藤 高橋俊 広瀬俊 勝負
1回戦 平塚市役所 (2) 大将

副将

三将

四将

五将

3 - 2
2回戦 日立ビアメカニクス 大将
外園
副将
中野
四将
鈴木
三将
新仲
五将
塩澤
5 - 0
3回戦 NHK (2) 大将

副将

四将

三将

五将

1 - 4
- 2 - 1 2 - 1 2 - 1 2 - 1 1 - 2 9 - 6


富士通(6) E級 : 3位


富士通(6) E級対戦風景

富士通(6) E級対戦風景2

富士通(6) E級3位表彰後 (拡大)

 6軍結果報告です。

 6軍は前回2連敗を喫し、F級に降格と思っていましたが、 運良くE級に残留でした。
 今回から吉田さんがメンバーに加わり6軍は大幅に戦力UPしています。

 2回戦のNTTデータ(3)戦では幹事の方に前回は富士通さんとあたって勝ったんだけどなあと言われ、 自分にはまったく記憶になかったんですが後で調べてみると去年5軍がやられてたみたいです。

 1回戦から3-2の連続でいつ負けてもおかしくない状況でしたが、 前々回と同じくギリギリ勝ち上がり、5回戦までいくことができました。 若手の三人(辻野さん、大場さん、 島田さん)も全員2-3の成績で前回よりもだいぶ頼もしくなりました。 また、非常に効率よく勝ってくれました。

 吉田さんは毎回秒読みの入る大熱戦で、 4回戦の日大医学部戦でも大熱戦を制して5回戦進出することができました。 ただ、5回戦のアクセンチュア戦では元学生名人とあたってしまい撃沈で少し気の毒でした。

 5回戦のアクセンチュアはちょっと相手が強かったです。 結果は1-4で島田さんが一矢報い手くれました。

 次回はD級昇級ですが、また昇級できるようがんばりたいと思います。
(自分も若手の3人に抜かれないようがんばりたいと思います)

2010/11/5 記:中谷
富士通(6)の対局結果 E級
回戦 相手チーム 吉田 中谷 大場 島田 辻野 勝負
1回戦 キッコーマン 大将
駒崎
副将
河東
三将
大津山
四将
山崎
五将
田畑
3 - 2
2回戦 NTTデータ (3) 大将
広中
副将
邨松
四将
徳弘
三将
飯村
五将
西川
3 - 2
3回戦 富岡 副将
市川
大将
大島
三将
荻野谷
五将
豊田
四将
武田
3 - 2
4回戦 日大医学部 副将
太田
大将
北原
三将
富川
五将
水野
四将
荒川
3 - 2
準決勝 アクセンチュア (1) 副将
北川
大将
瀬戸
五将
西
四将
伊藤
三将
深坂
1 - 4
- 3 - 2 4 - 1 2 - 3 2 - 3 2 - 3 13 - 12
3位


富士通(7) F級 : ベスト8

 7軍は初参加のチームということで、 各メンバー間の情報共有もままならぬまま大会当日を迎えたのですが、 初めてにしてはチームとしてまずまず戦えたと思います。 1回戦はシードだったため、 11:30から2回戦開始のため時間的に余裕があり、 誰も遅刻することなく集合することができ、落ち着いたスタートを切ることが出来ました。

 では、振り返りたいと思います。


富士通(7) F級対戦風景

富士通(7) F級対戦風景2

1回戦:シード

2回戦:府中市役所 女子部

 勝又師範が指導中の将棋部殿ということで、 穴熊使用禁止の伝達が出ていました。 元々、 誰も穴熊にする気は無くあちらも穴熊にしている方はおられなかったのでフェアな条件で対局することができました。
 一番最初に終わったのが私(福永)のところでその後も順に勝つことができてなんとか5-0で勝利できました。 これからも勝又師範の下、 腕を磨かれるということでさらに強くなってまた対戦願えたらと思いました。

3回戦:板井工務店

 私のところは、私の後手急戦右四間飛車に対し、 相手の御園さんが矢倉模様に組もうとしたところで仕掛けました。 中盤途中で銀を8七に成り捨ててそれを取れば角で両取りがかかる攻めが成立し、 指しやすくなりました。 その後は駒得を生かして勝つことが出来ました。
 チームもまたしても5-0で勝つことができてベスト8進出。 「このままいけば優勝できるんじゃね」 という期待が膨らんだのですが、次であっさりその期待は失望に変わります。

4回戦:小寺歯科

 相手チームの3回戦が長引き、少し遅れてスタート。 しかし、相手側に疲れの色は見えず、明らかに今までの相手よりも骨があります。
 私のところは小寺さんのオーソドックスな先手四間飛車に対し、 6四銀左の急戦で対抗しました。 典型的な定跡手順を辿り、互いに龍と馬を作って、馬を自陣に引き合い 龍で中段の歩を取り合うという渋い展開になります。 難解な中盤戦になり、 形勢判断が難しく互いに玉も堅いため、 何をすべきかわからないのでマイナスの手だけは指さない様にするため、 このような展開になりました。 終盤に入るか入らないあたりで秒読みになり、 次第に私のほうにミスが出始め最後は詰まされてしまい負け。 力勝負の内容で、こういう将棋は先に根負けした方が負けるという 我慢比べで敗れたと敗因を分析しました。
 チームも1-4で負けたため、ここで敗退決定。

 もう少し上までいける(というか優勝もある)と思っていたので、 ここで負けてしまったのは残念だったのですが、E級への昇格が決まったので よかったと思います。

 最後の4回戦を反省すると、 5局とも中盤から終盤の入り口までほぼ互角でその後のねじり合いで負けた(池田さんのみ勝ち)内容でした。 こういう将棋を勝つには何よりも経験が必要であり、 難しい実戦を繰り返し戦うことでしか強くなることはできないため経験の差で負けたようです。
 さらに研鑽を積み記念すべき次回の100回大会をメモリアルフィナーレで飾れるように各メンバーは強く自覚しました。

2010/11/16 記:福永
富士通(7)の対局結果 F級
回戦 相手チーム 大屋 池田 斎藤 町田 福永 勝負
2回戦 府中市役所女子部 大将
中田
副将
中司
三将
青木
四将
前田
五将
豊田
5 - 0
3回戦 板井工務店 四将
内山
副将
塩原
五将
須田
三将
板井
大将
御園
5 - 0
4回戦 小寺歯科 四将
辻村
五将
種田
大将
宮原
副将
鶴見
三将
小寺
1 - 4
- 2 - 1 3 - 0 2 - 1 2 - 1 2 - 1 11 - 4
ベスト8



鵜飼さんの指導対局風景

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結果:
富士通(1)富士通(2)富士通(3)富士通(4)富士通(5)富士通(6)富士通(7)
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