2012年春 第101回職域対抗団体戦




富士通 職団戦 星宮幹事による打上後集合写真 (拡大)
参加者:
富士通(1): 赤畠、島、鵜木、星宮、関上
富士通(2): 中治、伊藤康、濱、出澤、広瀬正
富士通(3): 喜多、志田、杉山、福永、漢那
富士通(4): 川妻、中筋、水鳥、竹村、北上
富士通(5): 大石、伊藤健、黒木、久保田、吉田
富士通(6): 中谷、大場、島田、鈴木新、広瀬俊
富士通(7): 池田、町田、斉藤、大屋、井村
富士通SSL(1):田辺、赤荻、石本、鈴木敏、西下
富士通SSL(2):林吾、香川、鵜飼、安東、渡辺
(敬称略)
日時:2012年4月28日(土)
場所:東京体育館(JR千駄ヶ谷駅)
結果:
富士通(1) S級 : 残留 (予選リーグ3位) (鵜木)
富士通(2) A級 : 準優勝 (濱)
富士通(3) A級 : 2回戦進出 (福永)
富士通(4) B級 : 慰安戦1回戦敗退 (北上)
富士通(5) F級 : 優勝 昇級△ (黒木)
富士通(6) E級 : 3回戦進出 (広瀬俊)
富士通(7) D級 : 3回戦進出
富士通SSL(1) C級 : 慰安戦1回戦敗退
富士通SSL(2) D級 : 3回戦進出
※()内はレポーター
連盟ページ:内閣総理大臣杯 第101回職域団体対抗将棋大会のレポート 富士通(5)の写真あり。

富士通(1) S級 : 残留 (予選リーグ3位)

 一軍の成績は予選リーグで1勝2敗、 辛くもS級残留という結果でした。

 今回は自分が大将で出場させていただいたにもかかわらず 3連敗という結果でチームの足を引っ張ってしまい、 申し訳なく思っています。

 他のメンバーの方に局面図を聞き損ねてしまいましたので、 反省を込めて自分の敗局を取り上げようと思います。

1回戦:NEC(1) 1-4


富士通(1) S級リーグ1回戦 NEC(1)戦

 1回戦の相手は前回と同じNEC(1)でした。

 勝てば勢いづくところでしたが、 全体的に冴えなかったようで1-4負けとなってしまいました。

【第1図】
予選1回戦 大将戦 鵜木vs清水上氏( NEC(1) )戦

 第1図は清水上―鵜木戦の終盤です。
 玉の堅さ、駒の損得、駒の働きのどれをとっても勝っており、 勝勢に近い局面でしたが・・・。

 実戦は△4三同金、▲同馬、△7九飛、▲6九歩と進み混戦になってしまいました。
 ここでは△5四飛と馬を取る一手で、 ▲3一桂成、△5一飛とすれば後手必勝とも言える形勢でした。
 △5一飛と引く手が見えなかったのですが、 それがなくても馬を取るところで、 △4三同金は将棋にない手でした。

 以下は難しいところもありましたが、 ミスを連発して大逆転負けとなってしまいました。

2回戦:ジュポン化粧品(1) 3-2


富士通(1) S級リーグ2回戦 ジュポン化粧品(1)戦
岡崎将棋祭りへの移動前の勝又先生も観戦に来て頂きました。

 次にリコー(1)との対戦を控えており、 ここで負けると残留も危なくなってしまいますが、 赤畠さん、島さん、星宮さんがしっかりと勝ち切って3-2勝ちとなりました。

 自分は最後まで残った末に負けてしまったので青ざめましたが、チームの勝ちを知っ てホッとしました。

【第2図】
予選2回戦 大将戦 鵜木vs渡邉徳氏( ジュポン化粧品(1) )戦

 第2図は鵜木―渡邉徳戦の最後の場面です。

 この将棋はお互いに悪手をたくさん指したと思いますが、 最後に間違えたのは自分でした。

 この局面で▲1二金と銀を取った手が敗着で、 △3三銀と打たれて必至がかかり投了となりました。
 ここでは▲2四玉とすれば、 △2五金、▲同玉、△2三銀、 ▲同銀成と進んだ時に1三の地点が抜けているため寄りがなく勝ち筋でした。

 この筋は両者とも詰みと錯覚しており、 観戦していた方の指摘で気付きました。
 実力なので仕方ありませんが、お粗末な負け方でした。

3回戦:リコー(1) 1-4


富士通(1) S級リーグ3回戦 リコー(1)戦

 リコーも2回戦でNECに敗れたため、 ここで勝った方が決勝トーナメント進出という分かりやすい図式になりました。

 昼休みを挟んで気持ちは切り替えることができたはずでしたが、 残念ながら1-4で敗退という結果になってしまいました。

【第3図】
予選3回戦 大将戦 鵜木vs山田洋氏( リコー(1) )戦

 第3図は鵜木―山田洋戦です。
 今、後手が6一金を△6二金と上がった局面です。
 馬が遊んでいるので当然▲7一馬と活用して手を渡すところですが、 何を思ったのか▲5九香と打ってしまいました。

 すかさず△6五角と切られ、 ▲3三桂成、△同桂、▲6五歩、△3八と、 と進んでみると8一馬と5九香の二枚が全く働かない駒になり、 一気に敗勢に陥りました。

 リコー戦は関上君こそ菊田さんに快勝していましたが、 他は皆さん惜しい将棋を落としたとのことでした。

 個人的には職団戦の出場にも慣れて楽しみにしていたのですが、 結果が伴わなくては何にもなりません。
 今回は残念でしたが、また秋の職団戦に向けて頑張ろうと思います。

 皆さま、また次回もよろしくお願いします!

2012/5/2 記:鵜木

富士通(1)の対局結果 S級
回戦 相手チーム 鵜木 赤畠 関上 星宮 勝負
予選
1回戦
NEC (1) 大将
清水上
副将
加藤幸
三将
宮原
四将
山口
五将

1 - 4
予選
2回戦
ジュポン化粧品 (1) 大将
渡邉徳
四将
海老澤
三将
渡辺健
副将
桐山
五将
大西
3 - 2
予選
3回戦
リコー (1) 大将
山田洋
四将
細川
三将
伊藤
副将
菊田
五将
河崎
1 - 4
- 0 - 3 1 - 2 2 - 1 1 - 2 1 - 2 5 - 10

S級2組の結果
S級 2組 NEC (1) 富士通 (1) ジュポン化粧品 (1) リコー (1) 勝点勝数順位
NEC (1) * 4 3 4 3111
富士通 (1) 1 * 3 1 153
ジュポン化粧品 (1) 2 2 * 0 044
リコー (1) 1 4 5 * 2102

S級決勝トーナメント
リコー (2)(1組1位) 1     
      リコー (1)2 
リコー (1)(2組2位) 4    
          NEC (1)
NEC (1)(2組1位) 4    
      NEC (1)3 
日本レストランシステム (1)(1組2位) 1     


富士通(2) A級 : 準優勝


富士通(2) A級 準優勝 表彰後

 今回の2軍は、またもA級準優勝という、惜しい結果となりました。

1回戦 KHI         4-1
2回戦 NHK         5-0
3回戦 東京都職員文化会(1) 3-2
4回戦 NEC(2)        4-1
準決勝 オリックス(1)    4-1
決勝 三菱UFJ(1)      2-3

 3回戦はスコア的に危ないところもありましたが、順調に勝ち進んでいきました。
 ここからが正念場となります。

4回戦  NEC(2) ○4-1

 S級では2チーム常連でもあったNECとの対戦です。
 出澤さんは川村さん(元一軍メンバー)と対戦。 川村さんの右四間+左美濃を出澤さんが受ける展開となり、第1図の局面になりました。

【第1図】
4回戦 大将戦 出澤vs川村氏( NEC(2) )戦
47手目 ▲5五歩まで

 本譜は△8四角▲4五歩△3七歩▲1八飛△5一金▲4四歩△5二銀▲7五歩 となり、出澤さんが少し指し易くなっています。
 更に△同 角▲7六金△6八飛成▲同 金△3九角成▲5四歩となり、 以下反撃を決めて出澤さんの勝ち。

■準決勝 オリックス(1) ○4-1


富士通(2) A級 準決勝 オリックス(1)戦

 準決勝は、菊田さんを擁するオリックス(1)。
 3戦終わったところで、2-1で、 残るは大将の伊藤康さんと五将の広瀬さん。 ともに苦戦の模様。

【第2図】
準決勝 五将戦 広瀬正vs金川氏( オリックス(1) )戦

第2図からの指し手
▲5六飛 △4三桂 ▲7一銀 △5五桂 ▲8二角 △7二玉
▲6二銀成 △同 金 ▲9一角成 △8二銀 ▲8一銀 △7三玉
▲7二金 △同 金 ▲同銀成 △同 玉 ▲6二金 △同 玉
▲8二馬 △7三銀 ▲8三馬 △8二銀打 ▲8四歩 △3五歩

 銀2枚対桂の駒得で、玉の固く広瀬さんが優勢に進めるも本譜のように、 5五の銀を取られ、作った馬も△8二銀と当てられる展開に。 苦戦に陥るも、勝負手が功を奏して再逆転。見事勝利を収めました。

■決勝 三菱UFJ(1) ●2-3


富士通(2) A級 決勝 三菱UFJ(1)戦

 いよいよ決勝。
 ここで勝てば、来期富士通としては念願の「2チームS級」を果たすことができます。 ただ、相手も強敵中の強敵です。

 大将から、 濱vs黒川氏、出澤vs樋田氏、伊藤康vs秋山氏、広瀬正vs奥本氏、中治vs吉田氏。 というオーダーで挑みました。

 第3図は出澤vs樋田氏の一戦。 事実上の大将戦であり、学生時代からのライバル?決戦です。

【第3図】
決勝 副将戦 樋田氏(三菱UFJ(1) )vs出澤 戦
△6四角まで

 後手の出澤さんは6四角!と打ったところ。 痛恨の一手と言えるかも知れません。
 以下、▲2四歩に△同歩▲同銀と十字飛車を含みに攻められてしまいました。 伊藤康さんの6戦全勝・中治さんの5勝1敗という好成績にも支えられ、準優勝となりました。

 今期もあと一歩S級に届かなかった2軍ですが、 逆にいえば、あと一歩でS級に届くはずなのです。
 その一歩の為に来期へ向けた精進が必要なのでしょうね。

2012/8/5 記:濱
富士通(2)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 出澤 伊藤康 中治 広瀬正 勝負
1回戦 KHI 大将
佐藤
副将
大岩
三将
松下
四将
世良
五将

4 - 1
2回戦 NHK (1) 三将
山田
大将

副将
小板橋
五将
小堺
四将
松崎
5 - 0
3回戦 東京都職員文化会 (1) 副将
杉田
三将
松本
大将
石川
四将
舟和
五将
宮崎
3 - 2
4回戦 NEC (2) 大将
川村
副将
山本
三将
佐藤彰
五将
廣田
四将
船橋
4 - 1
準決勝 オリックス (1) 三将
吉田
大将
菊田
副将
石坂
四将
森野
五将
金川
4 - 1
決勝 三菱UFJ (1) 副将
樋田
三将
秋山
大将
黒川
五将
吉田
四将
奥本
2 - 3
- 3 - 3 6 - 0 4 - 2 5 - 1 4 - 2 22 - 8
準優勝

A級決勝トーナメント(ベスト8より)
マイナビ (1) 5          
    マイナビ (1)1      
日本生命 (1) 0         
        三菱UFJ (1) 3 
三菱UFJ (1) 4        
    三菱UFJ (1)4     
リコー (3) 1         
             三菱UFJ (1)
日本将棋連盟 (1) 1         
    オリックス (1)1     
オリックス (1) 4        
        富士通(2) 2 
NEC (2) 1         
    富士通(2)4      
富士通(2) 4          

富士通(3) A級 : 2回戦進出

 前回、 100回記念大会では本戦1回戦敗退かつ慰安戦1回戦敗退と全くいいところが無かった3軍ですが、 勝ち数で運が良かったのか、A級に残留できてました。
 今回はまず1回戦突破が現実的な目標かと思いました。 このクラスはどのチームも実力が拮抗しているため、 優勝と降級が紙一重であることは良くわかりました。
 今回から今年入社の漢那君が加わり、 実力的にかなり期待できると思っていました。 このメンバーなら優勝までは無理でも3回戦までの進出ができればと思いました。
 それでは以下から各自の戦果報告です。

■本戦1回戦 弁護士会東京(1) 戦


富士通(3) A級 1回戦 弁護士会東京(1)戦

大将戦 杉山VS軽部氏戦(以下、杉山さん記)

 戦型は、角換わり早繰り銀(杉山)V.S.腰掛銀(軽部氏)

 杉山が角打ちから仕掛け、その角と桂香の2枚換えとなる。 軽部氏の薄い陣形に細い攻めながら食いつきかけるも馬を手厚く引き付けられた上に小ミスが出て攻めが切れる。 後は押し切られて負け。

副将戦 喜多VS秋山氏戦(以下、喜多さん記)

 四間飛車穴熊に対して、こちらは居飛車穴熊を採用しました。
 5筋をつかずに5四銀と構えられたのですが、 2六飛〜3六飛から浮いている3四歩を狙って牽制。 その後、良いタイミングで5五歩を突いて、 5六銀から6筋の歩を交換、8六角と活用して指しやすくなりました。
 最後は、自陣に竜を引きつけて、 手厚くしてから、と金と角で穴熊を寄せました。
 本局は時間的にも危なげなく勝ちました。

三将戦 志田VS井堀氏戦(以下、志田さん記)

 先手志田の中飛車に、相手の井堀さんは糸谷流右玉。
 対居飛車穴熊と同じように三間に振り直し桂頭を狙ってみると相手は8三金〜8四金!として力強く逆襲。 そうこうしているうちに反対側の高美濃の玉頭から火が付き、つぶれてしまいました。 危機感が足りませんでした。
 しかしチームとしては2-2で残った福永さんが勝ち切り、3-2できわどく勝利。 チームメイトに感謝。

四将戦 漢那VS高崎氏戦(以下、漢那君記)

 私のゴキゲン中飛車に対して高崎氏は最近では珍しい8六歩からの超急戦を起用。 久々に超急戦指されてかなり戸惑いましたが、角交換後に8八銀と上がる形を選択。
 以下、持久戦に持ち込み、玉形の安定性が活き、 最後は相手の時間を切らして勝つことができました。

五将戦 福永VS渡邉氏戦(以下、福永記)

 戦型は、後手四間飛車に対し先手急戦型。 よくある形でしたが、鷺ノ宮っぽく仕掛けようと思ったところ4五歩で 各交換を挑まれて、力戦型になりました。
 その後、第2次駒組みを終え、 3七角の自陣角から6五歩と仕掛けたのが第1図。これが無理でした。

【第1図】
1回戦 五将戦 福永vs渡邉氏( 弁護士会東京 (1) )戦

 後の3五歩を見落とし、苦戦になります。 その後、粘りまくるのですが、一歩的に竜を作られ、 角銀交換になり、ついに角の丸損になりました。 しかしその後、 玉頭戦で最後の玉砕覚悟の猛攻をかけたところ応手を誤ってもらい少しあやしくなりました。 しかし、それでもまだ逆転しておらず、第2図を迎えました。

【第2図】
1回戦 五将戦 福永vs渡邉氏( 弁護士会東京 (1) )戦

 第2図で先手玉には、 8七銀、同玉、8六銀、7八玉、8七銀打ち、6九玉、5九金、同玉、4九飛、5八玉、4八馬までの詰みがありました。 それを見逃してもらい、最後は自玉頭の銀を馬で取って逆転しました。

 というわけで、ひどすぎたのですが最後まで諦めず指していれば 執念で逆転できるということがわかった一局でした。
 しかしもう少し、落ち着いた仕掛けと急ぎすぎない攻め方をしないといけません。 こうゆう指し方では勝ち続けるのは無理ですから。

□本戦1回戦総括(以下、福永記)

 かなり危なかったですが、なんとか最低目標の1回戦を突破できました。 これで少し気が楽になり、緊張が和らいだと思います。
 弁護士の方達が相手ということで、 頭脳も弁もたつ強敵のためどの対局も際どかったようです。
 これで2回戦へ進み、A級からの降級もなくなったのでとりあえず義務は果たせました。

■本戦2回戦 国税局大手町(1)戦


富士通(3) A級 2回戦 国税庁大手町(1)戦

大将戦 喜多VS高橋氏戦(以下、喜多さん記)

 相手の高橋さんは以前、何度か対戦したことがありました。 アマ名人戦の代表になったこともある方で、しっかりした居飛車党です。
 私が先手で7六歩、3四歩、2六歩、4四歩の出だしの後、後手うそ矢倉に。 少し無理矢理だったので、序盤で5五歩と位を取り、5六銀とたちました。 その後、後手4手角に対して、 35歩、同歩、同角から4六歩、4五歩と攻勢に出ました。 手が遅れていたこと、時間が少ないこともあって、急戦に出たのです。
 少し無理気味だったのですが、 結構手が広く、難しい局面が続き、つい長考を重ねてしまいました。 その後、桂損ながら、玉を薄くして手が続く状態になり、少しずつ優勢に。 ところが、2筋を突破して飛車成りが約束されるところまでいったところで、 気がつけば残り4分くらいに。
 そこで手拍子で手順前後をしてしまいました。

【第3図】
2回戦 大将戦 喜多vs高橋氏( 国税庁大手町 (1) )戦
△4二銀まで

 第3図がその局面で、後手が5三の銀を4二銀と引いたところ。
 この手で2三金と2三の歩を払うのは、 2一銀不成、2二玉に1四桂があります。 (同歩は2三飛成で、同玉に3三金の詰み有り) 4二銀に対して、即座に4三歩を打ったのですが、 これが手拍子で先に2一銀不成で同玉なら4三歩でした。 逃げたら本譜と一手違います。(本譜は4三同玉に2一銀不成)
 それでも、まだ優勢だったのですが、もう時間がなく、 最後は時計を叩きながら、斬り合いの寄せに行って、 相手玉が詰み筋に入ったところで、残念ながら、時間切れ。。。。
 いつもながらすみません。。 またまた反省の職団戦でした。
 次回こそ早指し?で...頑張ります。

副将戦 漢那VS佐藤氏戦(以下、漢那君記)

 初戦と同様に私はゴキゲン中飛車を採用。
 一方の佐藤氏は超速を起用。 超速から居飛車穴熊に組まれた時の対策に悩まされていたため、 冷や汗が噴き出ました。 しかし、佐藤氏が7九の銀を6八に上げた瞬間に穴熊の可能性が消滅。
 実際の局面はまだまだ五分五分ではありますが、かなり安心しました。 ここで5筋から戦いを起こして難しい将棋が続きましたが、 最後は相手の時間が切れて勝つことができました。

 超速〜居飛車穴熊の対策を自分なりに考えて、 次回の職団戦までには備え、 万全の態勢にて臨みたいと思います。

三将戦 福永VS萩原氏戦(以下、福永記)

 1手損角替わりに誘導されたのですが、 最近この戦型は指していないため矢倉にしました。 すると、5三銀右の急戦でこられました。 ただ、その後の3三銀が早く中央が手薄になったので作戦勝ちになりました(第4図)。

【第4図】
2回戦 三将戦 福永vs萩原氏( 国税庁大手町 (1) )戦

 しかし、 その後入玉含みで玉を上部へ上がってこられ時間も無くなってきたのでよくわからない展開になりました。
 その後、両者とも時間が切れそうだったので時計の叩き合いになり、 相手玉に1手詰めがあったのですが、 それを見落としてさらに死闘は続きました。 そして最終手の3五金でついに勝ったと思ったら、 相手から「切れてます」と指摘され、 切れ負けになってしまいました(第5図)。

【第5図】
2回戦 三将戦 福永vs萩原氏( 国税庁大手町 (1) )戦

 こんな経験は初めてです。 そしてチームも2-3で敗れたために、 この将棋が痛恨の一局となり、 2回戦敗退が決定してしまいました。 残念すぎる負けだったため、 連休中は最後の3五金の局面を何度も思い出して後悔し続けました。
 3回戦までいけば、 強敵の三菱UFJ(1)との対戦だったためそこまではいきたかったです。
 次回、この悔しさを糧に優勝を目指します。

四将戦 杉山VS藤澤氏戦(以下、杉山さん記)

 ゴキ中(藤澤氏)V.S.飯島流(杉山)となり『いつもの』展開になると思いきや、 相手が△3二金と受けずに受け流す展開となる。 ここで、もうちょっとポイントを稼げたかもしれません。
 中盤も混戦となり、受け切れそうな展開になったが結局食いつかれ、 『さあ攻め合い!』と思ったとたん時間が切れてしまい負け。 自分らしくない負け方だと思います。

 今回の職団戦も一度も勝てず全くいい所がありませんでした。 奮戦した漢那君はじめチームの皆さんには申し訳ありませんでした。

 修行し直して、次回は一局でも多く勝てるようにがんばります。

五将戦 志田VS近村氏戦(以下、志田さん記)

 再度先手中飛車に、相手の近村さんは5筋の歩を受けてクラシカルな形に。
 角が向かい合ったままの危険な瞬間に7四歩と突いてきたため、 5五歩〜同歩〜同飛で歩交換に成功。 以下は強引に動いてきたところをカウンターを取って勝利。

 しかし喜多さん、福永さんが勝ち将棋を時間切れで落とし、 残念ながらチームは2-3で敗北。本日はここまでとなりました。
 また次回頑張りましょう。

□本戦2回戦総括(以下、福永記)

 1回戦同様、 かなり際どい展開でしたが今度は裏目に出てしまい2-3で敗退してしまいました。 目標の3回戦進出は果たせずこれで終わってしまい残念でした。
 やはり、どの将棋も最後まで難しく勝ち進むには運も必要ですが、 まだまだ鍛錬が足りないのが敗因だと思います。 大会当日まで、 どれだけ試行錯誤し自分なりの結論を準備してきたかが問われるのがこのような大会です。 日頃の将棋もただ漠然と指すのではなく、テーマを持って臨むべきです。 それによって得られた結果から仮説を立て、その検証を次の対局で行う。 その繰り返しがレベルアップになるので各メンバーは次回の職団戦まで自分のやり方で試行錯誤し、 その成果を発揮して欲しいと思います。

2012/5/16 記:福永
富士通(3)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 杉山 喜多 志田 漢那 福永 勝負
1回戦 弁護士会東京 (1) 大将
軽部
副将
秋山
三将
井堀
四将
高崎
五将
渡邉
3 - 2
2回戦 国税庁大手町 (1) 四将
藤澤
大将
高橋健
五将
近村
副将
佐藤裕
三将
萩原
2 - 3
- 0 - 2 1 - 1 1 - 1 2 - 0 1 - 1 5 - 5


富士通(4) B級 : 慰安戦1回戦敗退

 4軍のレポートです。

 1回戦は「ヨコオ」。
 職団戦初参加と、大将任せてもらったということで少々緊張していました。 自身の将棋は双方時間切迫している中での切れ勝ち。 最後に残っていましたが残念ながら勝ち抜きには関係なく、2-3。

 慰安戦1回戦は「講談社(1)」。
 こちらも1回戦と同じ並びで勝負。 相手チームは「並びどうする?」−「同じでいいんじゃないの」という会話。 (おお、この気の具合、抜けるか!)と思いきや、油断大敵、自身が足を引っ張る羽目に。
 前回好調だった中筋さんが今回は不調で、 2勝者も居なく、星が一つ足りませんでした。 全員で捲土重来を期したいと思います。

 個人の対戦をレポートします。


富士通(4) B級 1回戦 ヨコオ戦

 1回戦はヨコオの松本氏。
 序盤は奇しくも前週の直前練習会で検討した手順を途中まで辿ることになり、 笑いそうになりました。 残念ながら途中で分かれましたが、 先手側に選択権があり、若干指し易い思われる状況で進みました。

【第1図】
1回戦 大将戦 北上vs松本氏( ヨコオ )戦

 第1図は手詰まり状態で、後手が待ち切れずに1三銀と上がった局面です。 玉の堅さが違うので実戦的にはこれでも難しいですが、 銀を上がるならもっと早い段階で動くところでした。チャンス到来でしたが。。。

(第1図からの指し手)
▲7五歩、△同歩、▲4四角、△同歩、▲3五銀、△7六角、▲8六角、△4三銀、

 倣いの手順と思えた7五歩ですが、長考の末、8六角と打つようでは変調。 長考を重ねてしまい、焦り始めます。

▲3三歩成、△同桂、▲3四歩、△4五桂、▲2五桂、△2二銀、▲6六飛、△6五歩、▲5六飛、△2四歩、▲7七銀、△2五歩、▲7六銀、△同歩 (第2図)

 3三歩成り〜2五桂は指しすぎ、単に6六飛くらいだったか。 7七銀も予定変更。それでも対局中は次の手で良くなると思って指していました。

【第2図】
1回戦 大将戦 北上vs松本氏( ヨコオ )戦

(第2図からの指し手)
▲6四角打、△8六飛!、▲同歩、△4一桂、▲9一角成。

 あっさり飛車を切られ、4一桂と守られると玉の堅さの差が出て、 おまけに4五の桂馬が輝きだし、 難局にしてしまったことに気付き、ガーンと一瞬打ちひしがれます。
 しかし、すぐに気を取り直し、ショックを隠して読み筋とばかりにサッと角を成りました。
 ところが、これが効を奏したのか、何故か相手の方がここで大長考。 10分はあった持ち時間の差が逆転して、時間で優位に。
 以下、
△3七歩▲3九金△3八銀▲4八金△2七銀成▲6八玉△3八歩成▲5八金・・・・

 と左翼にずるずると寄っていき、端に達したところで相手の時間が切れて勝ちました。 後で調べると、投了の局面は先手優勢でしたが、 途中は難しくなる変化も多く、 持ち時間の比率が逆だったら負けていたかもしれません。


富士通(4) B級 慰安戦1回戦 講談社(1)戦

 続いて慰安戦。

 講談社の藤原氏。
 私は先番で、後手の一手損角換わりの出だしから、 早々の1六歩に1四歩と受けてくれたので、 手得が大きいとみて棒銀に進めましたが、相手の方が上手でした。
 読み間違いもあり、 銀香交換後に後手1六歩〜3五銀と飛車が押さえ込まれる展開になってしまい、 手に窮します。 その後、 後手の1九角〜2八銀と打った銀を2九銀成〜3五まで成銀を引かれる念の入り用には気も折れました。
 しかし、端目に竹村さんの勝ちが見えていたので、 この後も駒が枯れるまで延々と指し続けます。 双方時間が切迫しますが、あまりに形勢に差がつき過ぎて、1分ほど残して投了。 無念。

水鳥さんコメント

■1回戦 (先手)

 居飛車・銀冠対四間飛車・高美濃の持久戦となりました。
 △4五歩で角道を通されたので、米長玉で角筋を避けたところ、端より開戦。 角桂と金銀交換となりましたが、 後手の攻めを余す感じとなり、左辺の中原を制して、そのまま完勝。

■慰安戦1回戦 (後手)

 四間飛車・穴熊に対して、後手番ながら青野流棒銀で開戦したが、 読み抜けがあり、敗勢になる。 相手の攻めを余しながら、桂香で穴熊に迫り、 受け無しまで肉薄するも即詰みに打ち取られる。
 やはり、後手番の急戦策が無理筋だった。

2012/5/15 記:北上
富士通(4)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 北上 中筋 竹村 水鳥 川妻 勝負
1回戦 ヨコオ 大将
松本
副将
金田
三将
井上泉
四将
新井
五将
井上知
2 - 3
慰安戦
1回戦
講談社 (1) 大将
藤原
副将
山岸
三将
三野
四将
菊池
五将
三宅
2 - 3
- 1 - 1 0 - 2 1 - 1 1 - 1 1 - 1 4 - 6


富士通(5) F級 : 優勝 昇級△

 職団戦 5軍の結果を報告します。


富士通(5) F級 2回戦 農林水産省(3)戦

富士通(5) F級 3回戦 JNES戦

富士通(5) F級 決勝 日立システムズ(2)戦

富士通(5) F級 優勝 表彰後 (拡大)

打上時に富士通(5)F級優勝報告をする伊藤健さん

 F級優勝しました ☆(ゝω・)vキャヒ゜

1回戦 帝国ホテル(2) 5-0
2回戦 農林水産省(3) 5-0
3回戦 JNES 4-1
4回戦 JTB(2) 4-1
準決勝 セントラル警備保障 3-2
決勝 日立システムズ(2) 4-1

 個人成績は下記表をご覧ください。
 久保田さん吉田さんが6戦全勝です。
 吉田さんからは「前回の雪辱を果たすべく、頑張ります。」 との意気込みを事前にいただいており、有言実行ご立派。

 今回F級で出場したわけですが、 メンバを見るとなかなか強力で、 昇級は必須だろうなぁとチーム編成した島さんからのプレッシャーを感じつつオーダーを決めて対戦に臨みました。
 とりあえず午前の部を全勝で通過し、 この調子なら3回戦突破は行けそうな感触で先ずは一安心。
 午後の部はさすがに全勝は難しく、 4-1、4-1、3-2 と勝数が減っていき、 決勝戦で私が負けた時はさすがに優勝は無理だったかと思ったのですが、 私以外は皆さん勝って4-1で優勝と相成りました。
 次回E級で連続優勝目指しましょう。

 今回を振り返ると、個人的には、 全局が対振り飛車戦で、その内4局が角換わり四間飛車だったのが印象的です。 流行ってるんですねぇ。 角換わりの四間飛車は対戦した経験がほとんど無かったのですが、 幸い、F級は時計を使わないため、 序盤じっくり考えて対応することができました。
 ただ、最終局だけは、運営の都合上、時計を使って20分30秒となったため、 時間を意識しすぎて序盤でおかしくしてしまいました。

 秒読みの苦手意識克服と、最新戦法へのフォローが今後の課題です。

 今回、対居飛車戦がなく、 名状しがたき居飛車のようなもの(=右玉)の出番がなかったのと、 最終局負けて全勝を逃したのが残念です。

 以下、メンバのコメントをもらいましたので紹介します。

□久保田さん

[優勝コメント]

 優勝と自分の全勝にちょっと驚いている。
 準決勝は私の将棋の決着が一番最後で、 その時点で2-2だったというのは後から聞いたが、これを勝ったのが大きかった。
 いくらF級とはいえ、 優勝というのはめったにできることではないので素直に喜びたいと思います。

[F級の印象]

 F級には今回初めて参戦したが、 全体的にちょっと弱いのかなという印象を持った。 やや無理攻めでも攻めていると、相手は受け一方になり、 そのうち間違ってくれる、みたいな展開が多かったように思う。 強い人は歩の使い方がうまい。歩の突き捨てとか、たたきとか、 F級ではあまいのだという気がする。

[盤外]

 某I氏いわく、 ”(私は)人間的には頼りないが、将棋は頼りになる”そうである。 喜んでよいのやら悲しむべきなのか(笑)。
 てなわけで、過去5大会(97回から101回まで)の自分の戦績を見てみました。 17勝2敗でした。 それなりに勝ってますね。 この調子で次回も頑張りたいと思います。

□伊藤健さん

 これまで作戦負けが多かったので、 さすがにF級では序盤は大丈夫かなと思ったが、 1〜2回戦は作戦負けで、終盤迄もつれた。 最後の秒読みに入ってやっとひっくり返した。
 3〜4回戦は、相手のミスをついて、短時間で完勝した。
 準決勝は、やむを得ず、相穴熊となり、先攻したが、指し切りに陥る。 穴熊の戦い方は、相手の方が経験が勝った。 時間切れ負けだったが、実際には完全に切れ模様であった。
 決勝は、相手の中飛車+端角を受け止め、持久戦にして、 穴熊に組み替え、失着をついて、完勝した。

 全局を通じて、穴熊の戦い方や序盤の駒組みが課題と思った。

□吉田さん

 お疲れ様です。 5軍(F級)の四将で出場した吉田です。 何かコメントしろとのことなので、 以下に個人の自戦記を書かせて頂きます。

 前回の秋の大会は、チームも個人も屈辱の2連敗。
 今回の大会こそは満足できる結果を残したいと期するものがありました。 大会1週間前には年休を取り職場近くの新宿将棋センターで丸一日スパーリング。 怪しいおじさんたちにボコボコにされてから大会に臨みました。 (本当は事前練習会に参加したかったのですが・・)

1回戦 帝国ホテル(2)戦 (5-0勝ち) 個人○

 相矢倉の戦いから3六銀、3七桂、4六角の好形を築き、 さらに相手の角を封じ込めて作戦勝ちに。
 が、あっさり勝てると思ったのがまずかったか、 終盤粘りにあって入玉されもようの最も嫌な展開へ・・。 さらに秒読みに入ってから寄せを誤り負けたと思ったが、 相手も間違え薄氷の勝利。

2回戦 農林水産省(3)戦 (5-0勝ち) 個人○

 矢倉模様の戦いから相手左銀を繰出す速攻を受ける。 相手の攻めを受け切ったと思った瞬間、 強烈なパンチをもろに喰らい、 あっという間に投了寸前。 以後一方的に攻められ、 尚且つ相手玉は全くの手付かず。 一手一手の寄りを待つばかりの状態となったものの、 秒読みに入って無理に寄せようとした相手が間違えた。 最後は、打ち歩詰め兼二歩というとても珍しい歩を打ってもらって勝ちを拾う。
 ずっと不利だったため、圧倒的に私の方が時間を使っており、 内容的にも圧敗だっただけに後ろめたいものがありました・・・

3回戦 JNES戦(4-1勝ち) 個人○

 相矢倉の戦いから相手の雀刺しを受ける。 右銀を5五に進め、5四と4四の急所の位を取って作戦勝ち。 銀交換を迫って、4三に打ちこみ寄り形に。
 が、その後相手の猛追を受け、一瞬詰まされたと思ったが、 よく見たら上部が空いており何とか勝利。

4回戦 JTB(2)戦 (4-1勝ち) 個人○

 またしても相矢倉の戦いから相手の雀刺し。 1回戦の教訓を生かして、4手角からじっくりした展開に。 相手の銀を捕獲したものの、陣形を乱され、 角銀交換を強いられてねじりあいに突入。 二枚角をうまく使われていたら抑え込まれていたと思うが、 飛車を捌かせてくれて左翼に展開、 そのまま成りこんで寄り切り。

準決勝 セントラル警備保障戦(3-2勝ち) 個人○

 矢倉の出だしから相手の原始棒銀。 やられると嫌な戦法だが、あっさり銀交換に応じて銀を打ち返し、銀冠を再構成。 局面が落ち着けば、 玉形の堅さでこちらが有利と思っていたら、 端から猛攻されあっという間に裸の王様に。 相手玉の薄さをついて反撃するも一歩届かない。
 秒読みに入って攻め手がわからず、 敵陣へ馬を作ってもたれて指す方針へ。 しかし、相手の駒は確実にこちらの玉に迫っており、 明らかに不利な状況。 開き直って馬で金取りをかける。 手抜きでも相手の勝ちだったと思うが、相手は手堅く歩で受けた。 が、何とこの歩がニ歩! ほんの少しだけ期待していただけににびっくり。
 結果としてチームは3-2勝ちだっただけに、本当に貴重な反則勝ちでした。

決勝 日立システムズ(2) (4-1勝ち) 個人○

 矢倉模様の出だしから相手が変化し中飛車へ。 相手の角頭から攻めかかるも、金と交換されて肩すかしを喰らう。
 が、その後幸運にも王手金取りをかけることができて優勢に。 とは言えこちらの玉は薄く、 相手の攻めは振りほどけないが、 何とかいなしつつ大駒の威力を発揮して寄せの形を築く。
 最後は、角切りから相手玉を即詰みに討ち取り、うれしい初優勝となりました。

 まさか優勝できるとは思ってもいませんでしたが、 正直言って少なくとも1、2回戦くらいはもう少し楽に勝てるだろうという甘い期待を持っていました(四将だったし・・)。
 結果だけを見れば、個人成績6戦全勝でしたが、 上記の通り内容的に勝っていたのは、3、4回戦と決勝戦の3戦のみで、 後の2戦(2回戦、準決勝)は完敗、 1回戦は負けてもおかしくない内容であり、 全勝できたのはラッキーでしかありません。
 「F級恐るべし!」というのが感想です(自分が弱いだけか・・・)。

 以上 次回もがんばりましょう!

□大石さん

 私の場合の課題はやはり秒読みで、 特に準決勝が秒読みから時計使用になり、 戸惑っているうちに即切れ負けになりました。
 決勝は最初から時計使用でしたので、 時間配分を前倒しでき、 秒読み前(10分間)に勝敗が付きましたので助かりました。

 個人的に前回の職団戦では全敗と悔しい思いをしましたが、 今回は3勝3敗とイーブンでしたので気持救われました。 次回は勝ち越したいと思います。

2012/5/8 記:黒木
富士通(5)の対局結果 E級
回戦 相手チーム 黒木 久保田 伊藤健 吉田 大石 勝負
1回戦 帝国ホテル (2) 大将
玉木
副将
宇津木
三将
佐藤
四将
染谷
五将
ヴオアザン
5 - 0
2回戦 農林水産省 (3) 大将
小林
副将
皆川
三将
山田
四将
豊田
五将
佐々木
5 - 0
3回戦 JNES 大将
長谷川
副将
佐藤
三将
村田
四将
渡部
五将

4 - 1
4回戦 JTB (2) 大将
可部
副将
今野
三将
井上
四将
栗原
五将
村上
4 - 1
準決勝 セントラル警備保障 (1) 大将
山浦
副将
田坂
三将
岩田
四将
鈴木
五将
那波
3 - 2
決勝 日立システムズ (2) 大将
秋本
副将
水沢
三将
松田
四将
渡邊
五将
浅妻
4 - 1
- 5 - 1 6 - 0 5 - 1 6 - 0 3 - 3 25 - 5
優勝

F級決勝トーナメント(ベスト8より)
日立ソリューションズ (2) 2          
    日立システムズ (2)4      
日立システムズ(2) 3         
        日立システムズ (2) 1 
矢崎部品 3        
    矢崎部品1     
KDDI(2) 2         
             富士通 (5)
富士通 (5) 4         
    富士通 (5)3     
JTB (2) 1        
        富士通 (5) 4 
NTTコミュニケーションズ 2         
    セントラル警備保障2      
セントラル警備保障 3          

富士通(6) E級 : 3回戦進出


富士通(6) E級 1回戦 大和証券グループ本社(4)戦

富士通(6) E級 2回戦 楽天グループ(1)戦

大場さんの安恵八段との指導対局

 前期までは5軍の幹事を務めていましたが、 5軍常連メンバーが揃わず今期は6軍の幹事を務めることになりました。

 メンバーは、鈴木新、中谷、島田、大場、広瀬(幹事)で、 一回戦 大和証券グループ本社(4)チームに3-2勝ち、 二回戦 楽天グループ(1)チームに3-2勝ちと効率良く勝ち進みチームの雰囲気も良かったのですが、 昼食休憩という間が災いしたのか、 学士会に2-3と惜敗しました。

 今回のコメントは、成績の良い人にお願いするつもりで、 本来なら全勝(3勝)の鈴木さんにお願いするところですが、 元川崎将棋部部長の鈴木さんにお願いするよりも、次点の 2勝者の若い二人、中谷君と島田君にお願いしました。

 中谷君には、2回戦の勝ちを褒めていただきましたが、 この1勝しかできなく、いかに大会で勝ってないかが読み取れそうなコメントです。 実際、鈴木さんからも最後上手く決めれるか見ていて冷や汗もんだったと言われました。 いかに信用がないか分かりますね。 中谷君からコメント欲しいなぁとせがまれたのですが、 帰って盤面を思いだそうとしても思いだせませんでした。 大雑把にコメントで説明すると、 先手三間飛車穴熊に後手(私)高美濃で終盤で敵陣の一段目に飛車を打ち込み、 8筋から歩を突き捨て銀を釣り上げながら 攻めるというごく普通の形です。 われながら、上手く決めたなぁとは思う。
 以下が、お二人のコメントです。

<中谷コメント>

 今回は前回2連敗で散々だったので、 順番からいくと勝てる回のはずだと思って気楽に指しました。

 実際1回戦、2回戦と3-2できわどく勝ちで、 特に2回戦は広瀬俊さんの勝ちが大きかったです。 この調子でと思って3回戦にのぞみましたが、残念ながら2-3で負けでした。

 急に参加をお願いした鈴木新さんは実力どおりの3連勝でした。 明後日から入院とのことで、将棋どころではない状況で参加してくださったみたいでした。 鈴木新さんは飲み会を楽しみにしていましたが、 奥さんに怒られるからと先に帰られました。 自分は飲み会出ない予定でしたが、 大場君が体調が悪く代わりに参加することに。 急な4000円の出費がちょっと痛かったです。

<島田コメント>

 前回は個人的に2連敗で終了し、今回は少しでも勝ちたいと思いました。
 当日は調子が良く、いつも以上に手が見えたため午前中で2連勝することが出来ました。 本番になると集中力が上がるせいもあるかもしれません。 チームの勝利にも貢献できましたが、 最後の試合は苦手な戦形でボロ負けしたのが反省点です。

 最近序盤や中盤が以前よりも分かってきたように感じています。 入部以来、将棋に接する機会が増えた成果があるのではと思っています。
 今後も職団戦で勝てるよう頑張りたいと思います。

2012/6/4 記:広瀬俊
富士通(6)の対局結果 E級
回戦 相手チーム 広瀬俊 大場 中谷 島田 鈴木新 勝負
1回戦 大和証券グループ本社 (4) 大将
小島
副将
平井
三将
五十嵐
四将
山下
五将
永尾
3 - 2
2回戦 楽天グループ (1) 大将

副将

三将

四将

五将

3 - 2
3回戦 学士会 大将
中村
副将
入江
三将
北村
四将
松島
五将
長野
2 - 3
- 1 - 2 0 - 3 2 - 1 2 - 1 3 - 0 8 - 7


富士通(7) D級 : 3回戦進出


富士通(7) D級 1回戦 シーメンスHCD戦

富士通(7) D級 3回戦 JR東日本盛岡支社戦
富士通(7)の対局結果 D級
回戦 相手チーム 池田 井村 町田 大屋 斎藤 勝負
1回戦 シーメンスHCD 大将
中澤
副将
布施
三将
佐藤
四将
宮澤
五将
宮原
4 - 1
2回戦 電通 (2) 四将
中町
副将
住田
三将
池田塁
大将
柴田
五将
染川
3 - 2
3回戦 JR東日本盛岡支社 五将
大矢
大将
野崎
三将
三浦
四将
佐藤
副将
門脇
2 - 3
- 2 - 1 2 - 1 2 - 1 2 - 1 1 - 2 9 - 6


富士通SSL(1) C級 : 慰安戦1回戦敗退

富士通SSL(2) D級 : 3回戦進出


SSL(1) C級 1回戦 三菱重工業本社(1)戦

SSL(1) C級 慰安戦1回戦 山梨県庁戦

SSL(2) D級 2回戦 日個連個人タクシー(1)戦

SSL(2) D級 3回戦 日本電子計算(1)戦

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結果:
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