2014年第43回支部対抗戦/名人戦
第21回シニア将棋名人戦 東京都予選



第43回支部対抗戦(団体戦) 東京都予選:13チーム参加
富士通支部(A):広瀬正、松原、岡本
富士通支部(B):福永、杉山、黒木
第42回支部名人戦 東京都予選:31名参加
中治、伊藤康
(敬称略)
日時:2014年3月2日(日)
場所:綿商会館
対局条件:予選1勝通過2敗失格(対抗戦)1勝通過2敗失格(名人戦/シニア)、時計15分30秒
結果:
支部対抗戦 東京予選 富士通(1): 決勝T1回戦進出 (広瀬正)
支部対抗戦 東京予選 富士通(2): ベスト8 (杉山)

支部対抗戦 東京予選 富士通A: 決勝T1回戦進出 (広瀬正)

 3/2(日)に第43回支部将棋対抗戦 東京予選@綿商会館に参加してきました。

 今回は8支部計12チームが参戦でした。 時間は15分30秒で、 予選は1勝通過2敗失格の方式でした。

 富士通Aのメンバーは、広瀬正、松原さん、岡本さんの3人で、 オーダーはチーム幹事の松原さんの指示でこのままに。 岡本さんと団体戦で一緒に戦えるのは多くはないので、 一局でも多く指したい思いでした。

予選1回戦:vs三菱UFJ(1)

 予選1回戦は、富士通Avs三菱UFJ1、富士通Bvs三菱UFJ2となり、 6-6の団体戦のようになりました。

 大将戦の将棋ですが、 時計の音から自分が最初に秒読みになったようです。 駒組みは作戦負け模様でしたが、 第1図では3五銀が中途半端な位置で▲5六歩は着実な手ですが、 単純に▲6五銀が嫌でした。

【第1図】
大将戦 吉田氏 三菱UFJ(1)VS広瀬正 戦

第1図からの指し手
△1二飛 ▲5五歩 △1六歩 ▲同 歩 △1八歩
▲同 香 △1七歩 ▲同 香 △同桂成 ▲同 桂 △1六飛
▲1八歩 △3五角 ▲同 歩 △3六香 ▲3七桂 △6六銀
▲8六角 △5六歩 ▲8三歩 △同 銀 ▲3四角 △5七歩成 (第2図)

【第2図】
大将戦 吉田氏 三菱UFJ(1)VS広瀬正 戦

 本譜は銀を取らせる間に攻める方針へ。 桂は一旦渡しますが3七桂と使わせ、 5七にと金ができたところではうまくいったかと思います。

 最後は詰みを見逃したようですが逃げ切れました。 最後に終わったようで、 副三は1-1で、何とか2-1で予選通過となりました。 富士通Bも3-0で予選通過となり、 早めの昼食に。

 ただ悠長に食べてたためか、 集合時間に遅れまして大変申し訳なかったです。
 予選通過は9チームで、 残っていた枠は1回戦の枠も含み、 相手は両方とも蒲田将棋クラブでした。 なお9チームには、複数残っていた4支部8チームが残り、 午後一の対戦は、 富士通vs蒲田将棋クラブ、 天野支部vs三菱UFJになってました。 これも6-6の団体戦みたいな感じでしょうか。 もう1チームは公認会計士支部でした。


富士通(A) 決勝T1回戦 蒲田将棋クラブ(2)戦

富士通(A) 決勝T1回戦 蒲田将棋クラブ(2)戦

決勝T1回戦:vs蒲田将棋クラブ(1)

 さて、 富士通Aは確率2/9の決勝T1回戦からで、 蒲田将棋クラブ2と。 2はついてますが凄いメンバーで、 副将三将には見覚えのある有望株の2人がいます。

 大将戦の将棋は、第3図の局面に。 8七のキズはありますが、 後手の駒がまだ来てないのでチャンスと思いました。

【第3図】
大将戦 広瀬正VS土田氏 蒲田将棋クラブ(2) 戦

第3図からの指し手
▲3四歩 △4二角  ▲3五銀 △6五歩 ▲4五歩 △5四歩
▲4四歩 △5三金  ▲4五銀 △5五歩 ▲5四歩 △5二金
▲4三歩成 △同金右  ▲4四歩(第4図)

【第4図】
大将戦 広瀬正VS土田氏 蒲田将棋クラブ(2) 戦

 金は斜めに誘えというように、 ▲3四歩〜▲3五銀が急所で、 後手は瞬間的に歩切れのため3三歩の合わせもなく、 すでに受けが難しいようです。 本譜はダンスの歩が決まり、 今度は一番最初に終わりました。

 しかし残りが2つとも苦しい。 結局1-2となり、 富士通Aはベスト9止まりとなりました。

 富士通Bも蒲田将棋クラブ1に0-3負けでベスト8止まり。
 準決勝に進むのも厳しいですね。 ゆうぽうとは遠かったです。 わざわざ応援に来てくれた滝瀬さんが到着する前に、 敗退してしまい申し訳なかったです。

 最終的に蒲田将棋クラブ同士の決勝戦となったようです。

 次回は事前練習とか検討してもいいのでは思いました。


2014/3/3 記:広瀬正
富士通支部(A)の対局結果
回戦 相手チーム 広瀬正 松原 岡本 勝負
予選
1回戦
三菱UFJ(1)支部 大将
吉田
副将
池田
三将
石田
2 - 1
決勝T
準々決勝
蒲田将棋クラブ支部(2) 大将
土田
副将
銭本
三将
木村
1 - 2
- 2 - 0 1 - 1 0 - 2 3 - 3

支部対抗戦 東京予選 富士通(B): ベスト8 (杉山)

 第43回支部将棋対抗戦東京予選、富士通Bの報告です。

 富士通Bのメンバーは、黒木さん、福永さん、杉山の3人で、 福永監督がオーダーを決め、大将から順に福永さん、杉山、黒木さんという並びでした。

予選1回戦:vs三菱UFJ(2)

 予選1回戦は三菱UFJ(2)さんとの対戦。

 私自身、去年のこの大会も予選1回戦はUFJ(2)さんとの戦いだったし、 前回の職団戦でもUFJさんと当たっている。
 よく当たるもんだなあと思いつつ、副将戦、私の相手は田中さん。

 戦型は私の飯島流V.S.田中さんの向飛車。 序盤うまく指されて角による玉のコビン攻めから左銀をうまく転回され、端攻めという嫌な流れ。

【第5図】
副将戦 杉山VS田中氏 三菱UFJ(1) 戦

 第5図で△9五歩から△9六歩垂らされるのが嫌だったが本譜は△9六銀。 端の一歩をかすめ取られるのは痛いがこれには▲8六歩が ぴったりで銀を捕獲した上に端攻めを緩和する一手を指せて少々危ない形ながらも銀得確定。 ▲8六歩以下△9五歩▲9七歩△同銀成▲同玉△9六歩▲8七玉△6五歩▲同歩△7六歩▲同玉△7五歩▲6七玉と進みその後、後手が右金銀を盛り上げてくる間にこちらの飛車と右桂を活用できて、 優勢となりそのまま押し切る。

 対局開始直後、右隣りの三将戦がザワザワしていた。 何か起きたらしい、、、、、 後で詳細を聞けば黒木さんがラッキー勝ちをしたようだ。

 残るは大将戦だが、 私が見た時点でここも福永さんが勝勢となっており、 そのまま勝ち。

 チーム成績は3-0と好発進となった。

本戦T1回戦:蒲田将棋クラブ(1)


富士通(B) 決勝T準々決勝 蒲田将棋クラブ(1)戦

富士通(B) 決勝T準々決勝 蒲田将棋クラブ(1)戦

 本戦に入っていきなり強敵との対戦。
 相手チームのメンバーが席主の奥村さんはじめ西上さんに藤原さんと誰と当たっても苦戦は免れないが私の相手は藤原さん。

 戦型は角換わり。 私の早繰り銀に対して藤原さんは飛車を振って対抗する形を取った。

 この形の対抗策をまだ思いついていなかったのだが、 試してみようと思う形があり、指してみたがきっちり受け止められ、 数手進んで第6図(先後逆)。

【第6図】
副将戦 杉山VS藤原氏 蒲田(1) 戦

 △8一飛に▲8八金ならまだ一局だったが、何も警戒せずに▲5六歩。 すかさず△9五歩▲同歩△8六歩▲同歩△9五香▲同香△8六飛となって 受けがない形となってしまう。以下▲9七歩と指すが△8七歩▲8九香△9八角となって 藤原さんの攻めが続き、そのまま押し切られる。

 飛車角が全く使えず一方的に攻められ、これは情けない負け方をしてしまった。

 だが得たものもある。 この形、中盤の駒組みの仕方を後で自分なりに考えてみた。 今度この形になったらまた、試してみようと思う。

 チームメイト2人もそれぞれ西上さん、奥村さんに討ち取られ チーム成績は0-3と惨敗。

 富士通Aも蒲田将棋クラブ(2)に敗退となり、揃って敗退となってしまった。

 ひろまささんの言うように事前練習というのも良いかもしれませんね。 皆さんの都合などもありますが、、、、

 この借りは職団戦で返します!!


2014/3/10 記:杉山
富士通支部(B)の対局結果
回戦 相手チーム 福永 杉山 黒木 勝負
予選
1回戦
三菱UFJ(2)支部 大将
広岡
副将
田中
三将
片口
3 - 0
決勝T
準々決勝
蒲田将棋クラブ支部(1) 大将
西上
副将
藤原
三将
奥村
0 - 3
- 1 - 1 1 - 1 1 - 1 3 - 3
ベスト8


支部対抗戦 東京予選 12チーム参加
支部対抗戦 東京予選 決勝トーナメント
富士通(A)1            
   蒲田(2) 3       
蒲田将棋クラブ(2)2           
   蒲田(2) ?   
天野支部(2) 0      
       蒲田(2)3
三菱UFJ(2) 0     
   公認会計士 ?  
公認会計士 3      
          蒲田(2)
富士通(B) 0      
   蒲田(1) 2  
蒲田将棋クラブ(1) 3     
       蒲田(1)0
三菱UFJ(1) 0      
   天野(1) 1   
天野支部(1) 3       


支部名人戦 東京都予選 31名参加

支部名人戦 伊藤康さんの対局風景

支部名人戦 中治さんの対局風景


[ページtopへ] inserted by FC2 system