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職団戦 会場の東京体育館 |
自分が初めて職団戦に参加したのはちょうど3年前の秋、第100回記念の大会でした。 早いもので今回が7回目、今まで予選抜けは何回かしていますが、 準決勝でいつも負けているので何とかその壁を突破したいと思っていました。
富士通(1) S級優勝表彰後 (拡大) |
富士通(1) S級優勝の賞状 |
富士通(1) S級準決勝 リコー(1)戦 |
富士通(1) S級決勝 NEC(1)戦 |
富士通(1) S級決勝 NEC(1)戦 |
富士通(1) S級決勝 NEC(1)戦 |
オーダは迷いましたが、とりあえず大将平野君、五将関上君だけ決めて、あとの三人を動かす作戦にしました。
自分は小林さんと対戦。
作戦勝ちから指しやすい形勢でしたが、中盤で緩手を連発してはっきり足りない終盤戦になってしまいました。
負けを覚悟していたところ、相手にも痛恨の受け間違いが出て大逆転。
予選1回戦 三将戦 鵜木VS小林知氏(公認会計士 (1)) 戦 |
第1図がその場面で、ここから△6二金、▲同竜、△6一金とでも受けられていたら、後手玉は全く寄らないので負けでした。
実戦は△5三銀としたため、▲7一金、△同玉、▲5四歩で勝ちになりました。
とりあえず初戦を勝ててホッとしていると、チームは5-0で勝ったと知らされ、改めて頼もしいメンバーだと思いました。
1回戦が5連勝だったので、流れを変えないように同じオーダで臨みました。
自分の将棋は角換わりの最新系(ウロ覚え)から、たまたま上手く指すことができました。
予選2回戦 三将戦 林氏(NEC (1))VS鵜木 戦 |
第2図は中盤戦で、ここは後手が少し得をしていると思います。
ここから△4六歩、▲4八歩、△7五歩、▲同歩、△4五銀、▲8一馬、△4四馬と進んで
指しやすくなったと思いました。
先手は▲4八歩の形がつらく、7筋の突き捨てが入っているのが後手にとって大きいです。
最後はピッタリの即詰みの順があり、勝つことができました。
自分の将棋が終わってまわりを見ると、関上−宮原戦が千日手指し直しでまだ中盤戦でした。
しかもチームは2-2とのこと。
関上君が苦しい将棋を怪しく粘り、逆転して決めに出たところ、まさかの読み間違いで負け。
ここで昼食となったのですが、決勝トーナメントに進出すればこの負けは関係ないので、切り替えて次勝とうとみんなで言っていました。
ここで勝てば決勝トーナメント進出が決まります。 自分の将棋は四間飛車穴熊対左美濃の戦型に。
予選3回戦 副将戦 鵜木VS藤井氏(NTTデータ(1)) 戦 |
第3図の△6四歩が危険な手で、▲3五歩、△同歩、▲2四歩、△同歩、▲6五歩と進んで有利になったと思いました。
難しいところもありますが、穴熊の金銀がバラバラの形なので実戦的にも勝ちやすい展開です。
チームも3-2で勝利し、決勝トーナメントに進出することができました。
いよいよ準決勝です。
いつもここで負けているので、何としてでも勝ちたいところです。
まずは当たり前のことですが自分が勝つしかないと思って対局に臨みました。
相手が脇システムから猛攻を仕掛けてきて、こちらが受け切れるかどうかという展開に。 お互いにミスがあり、形勢が二転三転しながら向かえたのが第4図。
準決勝 副将戦 野山氏(リコー(1))VS鵜木 戦 |
ここで▲2三飛、△3二玉、▲2四金と駒得しながら攻められていたら負けでした。 実戦は▲2三歩、△3二玉、▲1二飛と指されたので、右辺に逃げ出してまた大変になったと思いました。 数手進んで第5図。
準決勝 副将戦 野山氏(リコー(1))VS鵜木 戦 |
ここで△8二飛と打って、先手の攻め足が一瞬止まったので好転したように感じました。 実戦もこの後、△8三香から玉頭を攻める展開になって寄せ切ることができました。
チームの結果は3-2で久しぶりの決勝進出が決まりました。
ここまで平野君が全て大将で全勝。相手も当然ながら強豪ばかりでさすがの安定感です。
関上君も要所で勝利し、存在感が示しました。
ついに決勝戦に進出しました。
相手は予選で対戦したNEC(1)と再戦です。
オーダは全く読めませんでしたが、こちらは準決勝と同じで行くことにしました。
実は対NEC(1)戦では、五将戦の関上−宮原戦が必ず当たっていて、決勝戦もそうなるかと思っていましたが、今回はそうなりませんでした。
自分は山口さんと対戦。 過去の職団戦でも当たっていますが、その時は終盤で競り負けており、強敵です。
予選リーグの林戦と似た形から戦いが始まりましたが、相手の攻めが1手ずつ早い感じでずっと苦しい展開でした。 そして迎えたのが第6図です。
準決勝 副将戦 山口氏(NEC(1))VS鵜木 戦 |
ここで▲1五歩とされていたら受けなしでしたが、実戦は▲2一銀不成、△1三玉、▲3五金、△6七角成、▲6八歩と受けにまわってきました。
以下、△7八角に▲2五桂、△同飛成、▲6七歩と手順を尽くして馬をはずしてこられましたが、こちらも△3五竜から玉を上部に逃げ出すことができて混戦に。
最後は入玉して寄らない形になって勝つことができました。
一手で受けなしだった将棋を拾い勝ちできたのは、幸運としか言いようがありません。
対局が終わってまわりを見ると、島-加藤戦が延々と続いていました。
チーム成績はまともや2-2という一番シビれる展開でした。
島さんが優勢の時間が長く続きましたが、相手も決めてを与えずに粘り、一手間違えれば逆転というところでしたが、冷静に対処して勝ち切ったのはさすがでした。
この光景は一生忘れないと思います。
また、ここまで本調子でなかった植木君も決勝戦ではしっかり勝ち、
作ったような3-2勝ちでした。
富士通のS級優勝は18年ぶりだそうで、その瞬間に立ち会うことができて嬉しいです。
初戦以外の勝ちは全て3-2で、チームワークの良さが勝因になりました。
これからも優勝回数を重ねていけるように頑張ります!
(以下、メンバーのコメントを追加)
富士通として18年ぶりのS級優勝に貢献できとても嬉しく思います。 3-2が3回あって5人全員が3-2の3になっており、まさにチームワークの勝利と言えると思います。
自分は密かに「東京・川崎・西日本・中部の職団戦すべてで優勝」という記録を狙っていて、昨年は関西、そして今年は東京で優勝することができたので残りの中部と川崎も今後は是非参加していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!
9月23日(火)
この日は東京体育館で職団戦でした。
東京体育館は千駄ヶ谷駅前にある建物で、奨励会時代に東京体育館を眺めながら将棋会館まで通っていたのを思い出しました。
今回は富士通1軍で出場する事になっていた為、S級での出場となりました。
S級は曲者ぞろいの人たちが揃っている。
これは願掛けをするしかない・・・・・・・・・願掛け成功!(ФωФ)ニヤリ
期待を持って、臨んだ職団戦でした。
将棋内容はさらーっと。
相穴熊から快勝。
宮原さんと伝統の一戦。
秒読みに追われて、決め手を発見できず。テンションがた落ち。
池上さんとまったりした、角交換の力戦へ。
圧迫から快勝。
伊藤タカさんと相穴熊。
珍しく完勝。
林さんと相振りへ。と思いきや、勢いままに自分が居飛車で突っ張る。
完敗。
最後は「島さんを東京体育館の天井にぶち当てる」胴上げ練習を実施していた所、島さんが優勝を決める。やはり富士通の大黒柱は島さんですね。
今度、胴上げします!!!
今度は「日本選手権と」いう大層な名前の大会に出場します。
更に、この大会はニコニコ生放送されるという情報を手に入れました。
観衆の度肝を抜くパフォーマンスをお見せしようと思います。
乞うご期待(ФωФ)ニヤリ
個人結果は2-3。内容も悪し。
でしたが、仲間のおかげで決勝まで連れて行ってもらい、最後の最後でようやく恩返しできました。
ホッとしました。
本当に自分は仲間に恵まれています。勝利の美酒は格別でした。
春の職団戦レポートの締めくくりとして、掲げていた2点の目標
目標達成は半々といったところでしょうか。
次回の目標は、勝ち越して優勝!ですね(^^;
東京体育館の天井にぶつけられたら、来年は男子バレーの日本代表セッターに、来春の職団戦はお休みするかもしれません。
無理そうだったら横わっしょいで対応させていただくので、島さん日本選手権までにダイエットお願いします。
自分の予選リーグの内容があまりにも悪く、最後の最後で貢献できたのはひとえに運があったと思います。
18年ぶりの優勝が決まった瞬間は嬉しいと同時に心底ホッとしたのが本音で、これまでで一番苦しい職団戦でした。
打ち上げで楽しいお酒を頂くうちに、将棋部活動を一緒に作ってきた先輩方や仲間達、応援していただいた方々に感謝の形が示せたことの嬉しさが、だんだんと込み上げてきました。
同時に、大泉さんの18年前の心境が想像できる年代になったことも、今さらながら自覚しました。
今回は節目となる優勝ですが、富士通将棋部の職団戦はまだまだこれからです。
関係各位の尽力に感謝しながら、僕もまだ選手として貢献するための悪あがきを続けていこうと思います。
回戦 | 相手チーム | 平野 | 島 | 鵜木 | 植木 | 関上 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
予選 1回戦 |
公認会計士 (1) | 大将 大谷 ○ |
副将 宗 ○ |
三将 小林知 ○ |
四将 高野 ○ |
五将 加納 ○ |
5 - 0 ○ |
予選 2回戦 |
NEC (1) | 大将 清水上 ○ |
副将 山口 ● |
三将 林 ○ |
四将 加藤幸 ● |
五将 宮原 ● |
2 - 3 ● |
予選 3回戦 |
NTTデータ (1) | 大将 清水 ○ |
四将 外山 ● |
副将 藤井 ○ |
三将 玉井 ● |
五将 池上 ○ |
3 - 2 ○ |
準決勝 | リコー (1) | 大将 山田洋 ○ |
三将 武田 ● |
副将 野山 ○ |
四将 細川 ● |
五将 伊藤享 ○ |
3 - 2 ○ |
決勝 | NEC (1) | 大将 清水上 ● |
三将 加藤幸 ○ |
副将 山口 ○ |
四将 宮原 ○ |
五将 林 ● |
3 - 2 ○ |
計 | - | 4 - 1 | 2 - 3 | 5 - 0 | 2 - 3 | 3 - 2 | 16 - 9 優勝 |
S級1組 | NEC (1) | NTTデータ (1) | 富士通 (1 | 公認会計士 (1) | 勝点 | 勝数 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NEC (1) | * | 4 | 3 | 4 | 3 | 11 | 1 |
NTTデータ (1) | 1 | * | 2 | 1 | 0 | 4 | 4 |
富士通 (1) | 2 | 3 | * | 5 | 2 | 10 | 2 |
公認会計士 (1) | 1 | 4 | 0 | * | 1 | 5 | 3 |
NEC (1) | (1組1位) | ━ | ┓ | 4 | ||||||
┃ | NEC (1) | ━ | ┓ | 2 | ||||||
富士通 (2) | (2組2位) | ━ | ┛ | 1 | ┃ | |||||
┃ | 富士通 (1) | |||||||||
リコー (1) | (2組1位) | ━ | ┓ | 2 | ┃ | |||||
┃ | 富士通 (1) | ━ | ┛ | 3 | ||||||
富士通 (1) | (1組2位) | ━ | ┛ | 3 |
前回の奇跡のS級残留から半年、再び職団戦の日がやってきた。
メンバーは康晴さん、中治さん、広瀬正君、鈴木恵介君、出澤。
前回から漢那君が鈴木恵介君に入れ替わっています。
最近は毎年学生将棋経験者が入部してくれるのは嬉しい限り。
来年も入社予定があり、とにかくS級2チームを維持したかったのが本音です。
富士通(2) S級3位表彰後 |
今回のリーグはジュポンさん、リコーさん、日レスさんと前回と同じ面子。
初戦はジュポン化粧品。前回は1-4負けでした。
オーダはちょっと工夫して中治さん、まさ君、恵介君、康晴さん、出澤の順。
横の康晴さんはあっという間に勝ち。その横の恵介君もいい勝負になっている。
出澤の相手は嘉野さん。 昔から何度か指しており、多分いい勝負だったはず。 ほぼ間違いなく相穴熊になるので、根負けだけはしないように心掛けた。 戦形は予定通り相穴熊。割と冷静に指せたと思う。
【第1図】
予選1回戦 五将戦 出澤VS嘉野氏(ジュポン化粧品(1) ) 戦 |
筋は悪そうですが、金打ちで何とか攻めが続けばと思った。
以下、6四の歩をと金に変えて何とか食らいついて勝ち。
恵介君は惜しくも敗れたものの中治さんの勝ちが大きくチームも嬉しい3-2勝ち。
2戦目は前回0-5負けしたリコー1軍。
相手は細川さん。矢倉から一方的に攻められ、形作りのつもりで第2図。
【第2図】
予選2回戦 五将戦 細川氏(ジュポン化粧品(1) )VS出澤 戦 |
まだ△6八金と食らいついておくところでしたが、
本譜は△7六歩▲同金△6七金と指して簡単に詰まされて負け。
チームとしても今回も0-5負け。
富士通(2) S級予選3回戦 日本レストランシステム(1)戦 |
勝てば準決勝行き。負ければ残留決定戦行きの戦い。
折角初戦で勝ったので何としてでもここで残留を決めたかった。
相手は鰐渕さん。
過去に職団戦で1回指した記憶があります。
力戦形になるのですが、出来るだけ手厚く指そうと決めてました。
出澤にしては珍しく上手く指せて勝ちになったと思いましたが・・・・
【第3図】
予選3回戦 副将戦 出澤VS鰐渕氏(日本レストランシステム) 戦 |
第3図での指し手は△2六金▲同歩△4八角成(-_-;)で▲4二龍以下ピッタリ詰まされました。
普通は単に△4八角成ですよね。それで勝ちでした。
終盤が弱すぎて嫌になります。。。。
これでチームが負ければA級戦犯ですが、ここでもチームを救ってくれたのは中治さんでした。
山下さんの振り穴を崩して大きな大きな3-2勝ち。
残留を決めると共に初の準決勝進出となりました。
富士通(2) S級準決勝 NEC(1)戦 |
前局でS級残留を決めたので、後はボーナスステージです。
気楽な気持ちで指しました。
相手は加藤幸男さん。
かつて1軍で出して貰えた頃にボロ負けした記憶があります。
相矢倉の後手番で時々指す△8五桂〜△9七桂成〜△8五歩と桂損でジッと待つ作戦に出ましたが、冷静な指し回しの前に惨敗。(恥ずかしいので図面も割愛)
リコー戦に続いてここも0-5負けかと思いましたが、恵介君が頑張って林さんに勝ってくれました。
S級優勝はやはり嬉しいですね。
感動しました。
もう少し将棋頑張りたいな、とも思いました。
また強力な新入社員も入ってきますが、次回も2軍で出られるように努力しようと決めました。
あと、10チーム参加がもう一つの大きな目標ですが、こちらはほぼ間違いなく達成出来るでしょう。
また来年からの職団戦が楽しみです。(^^)v
以下、メンバからのコメントです。今後ともよろしくお願いします!!!
今回チームを残留させる事が最大の目標にしていましたが、望外の3位入賞でき大変うれしく思っています。
次回は更に上を目指して頑張りましょう。2軍に残れるかわかりませんが。
今回初めてのS級出場で、気を引き締めて臨みました。
個人では1勝3敗とふがいない結果に終わりましたが、チームが3位入賞という好成績でなによりでした。
次回もS級で指すこと、チームに貢献することを目標に頑張りたいと思います。
実は前回105回と同じ予選リーグの組合せとなり、リーグ4位も必至で、正直残留決定戦で勝てるかどうかも心配なところだったので、準決勝進出は望外でした。
S級2チーム確保と予選リーグで前回優勝のジュポン化粧品の準決勝進出を阻止することで、日本選手権出場を後押しすることができて良かったです。記念の大会となりました。ありがとうございました。
初戦は、久しぶりに上岡社長と対戦し、対戦前に昔話などでリラックスしてスタートできましたが、リコー、NEC、とどうも苦手意識が先行し、形勢を良くできそうなところもあったかとは思いますが、最後はあっさりと土俵を割ってしまいました。
将棋の内容では、反省はあるものの、本戦進出3位は、大きなステップアップでした。
回戦 | 相手チーム | 中治 | 広瀬正 | 鈴木恵 | 伊藤康 | 出澤 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
予選 1回戦 |
ジュポン化粧品 (1) | 大将 渡辺徳 ○ |
副将 桐山 ● |
三将 渡辺健 ● |
四将 上岡 ○ |
五将 嘉野 ○ |
3 - 2 ○ |
予選 2回戦 |
リコー (1) | 大将 野山 ● |
三将 山田洋 ● |
副将 武田 ● |
四将 伊藤享 ● |
五将 細川 ● |
0 - 5 ● |
予選 3回戦 |
日本レストランシステム | 四将 山下 ○ |
五将 高須 ○ |
大将 野島 ● |
三将 吉川 ○ |
副将 鰐渕 ● |
3 - 2 ○ |
準決勝 | NEC (1) | 五将 宮原 ● |
大将 山口 ● |
三将 林 ○ |
副将 清水上 ● |
四将 加藤幸 ● |
1 - 4 ● |
計 | - | 2 - 2 | 1 - 3 | 1 - 3 | 2 - 2 | 1 - 3 | 7 - 13 |
S級2組 | 富士通 (2) | ジュポン (1) | リコー (1) | 日レス (1) | 勝点 | 勝数 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
富士通 (2) | * | 3 | 0 | 3 | 2 | 6 | 2 |
ジュポン化粧品 (1) | 2 | * | 2 | 3 | 2 | 7 | 3 |
リコー (1) | 5 | 3 | * | 4 | 3 | 12 | 1 |
日本レストランシステム | 2 | 2 | 1 | * | 0 | 5 | 4 |
富士通(3) A級 対局風景 |
滝瀬です。
職団戦三軍のレポートを書かせていただきます。
前回のレポートで述べました、職団戦に勝つための教訓を振り返ります。
・対局前日にディズニーシーに行かない
・対局当日にグローブをもっていかない
これら二つを今回は守って参加しました。
今回私は選考会の結果、初めて三軍のチーム幹事となりました。
発表された場で富士通将棋部の先輩O本君に
「滝瀬さんが幹事とかチームが崩壊しますよ」と言われました。
その場では私も笑っていましたが、周囲からそういう評価をされてしまっているようなので評価を変えられるようにしようと密かに心に誓いました。
全国R選手権優勝経験のある北川馨氏のいるチームです。
ひろまささんが「北川さんは副将に来ると思う」と言っていたので、副将に自分を置きました。
これは三軍のメンバーにはあまり実力に差はないと思っていて、私が戦型的に一番勝ちやすいと思ったからです。
北川氏は埼玉県大会で何度も将棋を見たことがあり、居飛車党で、先手なら初手76歩、後手なら2手目84歩を指していたと思います。
よって、先手矢倉脇システムを指したい私が対戦することにしました。
(ちなみに埼玉県大会で北川氏は脇システムを堂々と受けてたっていました)
Sさんから言われていたので、後手番の戦型も準備しました。
▲76歩△34歩▲26歩△44歩として、▲25歩なら四間飛車44銀型対居飛車穴熊、▲48銀なら矢倉早囲いをすることにしました。
しかし、対局直前までオーダーに悩みそうなので、敢えて数日前にメールでチームメイトにオーダーを伝え、自分を逃げられないように追い込みました。
オーダーは上から、松原、滝瀬、福永、漢那、石田(全て敬称略)
オーダーの意図は四将、五将に職団戦A級無敗の二人を置き、残り三人がプレッシャーを減らして指すというものです。
オーダー交換をすると、やはり副将に北川氏がきて、対戦が実現しました。
重要な振り駒は相手がと金を出して先手になりました(心の中では密かにガッツポーズ)
下図が脇システムの基本図の一つです。
【第1図】 1回戦 副将戦 滝瀬VS北川氏( アクセンチュア(1) ) 戦 |
第1図以下、△62飛▲32角成△同飛▲19香△12歩▲13香成△同歩▲24桂△同歩▲同歩△同銀▲同飛
△23銀▲28飛△46馬▲93香成△同馬▲95銀で図2。
【第2図】 1回戦 副将戦 滝瀬VS北川氏( アクセンチュア(1) ) 戦 |
ここまで実は定跡です(笑)
あまり知っている人はいなく、北川氏も初めてやられたそうです。
私にとっては想定局面でここまで消費時間お互いに5~10分ほどでしたが、さすがに未知の局面になり、北川氏は手を止めました。
その間に周囲の対局を観戦すると、大将戦は松原君の四間飛車に、相手が四間飛車良しが定説の急戦定跡を採用し、あまり変化されず普通に少し良さそう。
三将の福永さんは対角交換四間に少し勝ちにくい形かと思いましたが、まだまだ互角。
四将、五将は少し良さそうなので、オーダーは成功したようです。
あとは自分の対局に集中するのみ。
最終手の▲95銀で定跡では先手勝勢とされていますが、私の見解は先手やや良しくらいです。
第2図からの指し手
△24歩▲14歩△同銀▲24銀△同馬▲同飛△23銀打▲28飛△24香▲25歩△同香▲26歩△同香▲同飛
△24香▲16飛△15歩▲18飛△28歩▲37桂△47角▲17香△36角成▲15香△18馬▲14香△同銀▲41角
【第3図】 1回戦 副将戦 滝瀬VS北川氏( アクセンチュア(1) ) 戦 |
▲28飛では、▲14飛と切る手も実戦経験がありました。
そのときの実戦では飛車を切った後に▲41角を切り札にして色々利かせたら歩が足りなくなって負けたので、
今回は単に▲28飛としました。
局後の感想戦で北川氏は▲14飛△同銀▲24金△13歩▲41角として負けと思っていたそうです。
私もそれは読んでいましたが、▲24金に銀取りを受けずに△82飛とお荷物の飛車を攻めに使われるのを気にしてやめました。
第3図から△36馬▲93銀△同玉▲32角成△23銀打▲43馬△27香成
【第4図】 1回戦 四将戦 滝瀬VS北川氏( アクセンチュア(1) ) 戦 |
ここで北川氏は△42金▲63角成△53銀▲43歩△同金▲52銀で不利と思って上部開拓を目指しましたが、
▲93銀をうっかりして一気に勝勢となりました。
しかし、▲42金と引かれていたら2014/11/18時点の滝瀬竜司にはどうすればいいのか全く分かりません。
飛車を取って下すのか、角を成っておくのか・・・誰か最善手を教えてください。
最善手を見事に変化手順とともに教えてくれた方には先着一名様で粗品をプレゼントいたします。
応募する際は「富士通将棋部 大好き!脇システム係」までお願いします。
冗談はさておき、第4図からの指し手 ▲33馬△21飛▲24歩△同銀▲12金△同玉▲11金△同飛▲22飛まで先手の勝ち
【第5図】 1回戦 副将戦 滝瀬VS北川氏( アクセンチュア(1) ) 戦 |
最後は粘られるかと思いましたが、持ち時間が15分残っていたので詰めろであることを確認して▲33馬。
△21飛と受けられても▲24歩として△同銀と取れば詰みで、綺麗に決められました。
チームもそれぞれの個性が発揮されて見事に5−0勝ちで一回戦突破となりました。
【第6図】 2回戦 副将戦 滝瀬VS木場田氏( 日本将棋連盟(1) ) 戦 |
第6図からの指し手
▲36飛△35歩▲86飛△65歩▲56銀△54歩▲65銀△55歩▲74歩△53銀▲84歩△同歩▲82歩
【第7図】 2回戦 副将戦 滝瀬VS木場田氏( 日本将棋連盟(1) ) 戦 |
技がかかって桂得となり、以下そのまま優勢を維持して勝ちました。
私がまず初めに勝ってから、福永さんが負け、漢那さんが勝ち2−1で残り2局。
その時点では序盤は劣勢と思っていた松原君がらしい終盤で逆転に成功し優勢、石田君も少し良さそうでした。
石田君の応援をしていると、どんどん時間で差を付けられながら、局面もおかしくなっていきました。
そこで、松原君の将棋を見るといきなり自玉が受けなしになっており、間もなく負けて2−2に。
チームの命運は石田君に託されました。
しかし、石田君は残り時間1分で相手3分にも関わらず、自陣に駒を埋め始め、明らかに切れ負け濃厚。
もう終わったかと思っていると、石田君の相手がノータイムで角の利きを止めた手がまさかの二歩。
薄氷を踏む思いの3−2勝ちとなりました。
局後、石田君は
「愛知県では全て予選30分切れ将棋だったので、切れ勝ちは得意です。
石田ならあそこから20手くらいは指して勝っていましたよ」
と調子良さそうな発言をしていました。
これが若さ故の強がりでしょうか?
優勢な終盤ならもう少し時間差がつかないようにしましょう(笑)
富士通(3) A級 対局風景 |
昼食中に
「あまり有名でないチームが強豪チームに勝っているときは雁木とか左玉とか、
珍しい戦型を使ってくるかもしれないですね」
と偉そうに私が三軍の方達に言っていたら、
私の相手は珍しい形の急戦矢倉、福永さんの相手は雁木を使ってきてビックリしました。
偉そうに言った割に私は不慣れな戦型で序盤から不利となり、いいところなく負けてしまいました。
終わってみれば、松原君以外全員負けて1−4で敗退。
漢那さん、石田君の不敗神話も止まってしまいました。
前回のレポートで「打ち上げで上手く返せるようにタートル・トークのような話術を身に付けます!」と宣言していましたが、
今回の打ち上げも全くダメダメでした。
いつかは今回の打ち上げでのS上さんの締めの挨拶のような話術を身に付けたいと思います。
拙いレポートに最後までお付き合いくださりありがとうございました。
回戦 | 相手チーム | 松原 | 滝瀬 | 福永 | 漢那 | 石田 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1回戦 | アクセンチュア (1) | 大将 伊藤 ○ |
副将 北川 ○ |
三将 門倉 ○ |
四将 金子 ○ |
五将 西 ○ |
5 - 0 ○ |
2回戦 | 日本将棋連盟 (1) | 大将 梅本 ● |
副将 木場田 ○ |
三将 小泉 ● |
四将 高峰 ○ |
五将 山口 ○ |
3 - 2 ○ |
3回戦 | 樋木酒造 (2) | 三将 荒谷 ○ |
大将 鈴木 ● |
副将 有田 ● |
四将 出口 ● |
五将 石田 ● |
1 - 4 ● |
計 | - | 2 - 1 | 2 - 1 | 1 - 2 | 2 - 1 | 2 - 1 | 9 - 6 |
富士通(4) A級 対局風景 |
富士通(4) A級 対局風景 |
セガさんとの初戦は4-1でうまく切り抜けましたが、2回戦で浅田拓史氏を擁する日本生命(1)さんに2-3で敗れ、昼のお弁当を食べて解散となりました。
選手の皆様、期待してくださった皆様、申し訳ありません。
確かに相手も強かったですが、A級上位を目指すならこれくらいは勝たなければならないということですね。
遠征してきてくださった足立さんと志田が連勝でした。
しかし富士通全体としてはまことにいい結果、嬉しく思います。
また次回がんばりましょう。
回戦 | 相手チーム | 喜多 | 北上 | 志田 | 足立 | 杉山 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1回戦 | セガ | 大将 中川 ○ |
副将 奥田 ● |
三将 伊東 ○ |
四将 井上 ○ |
五将 松下 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | 日本生命 (1) | 三将 宮川 ● |
四将 泉田 ● |
五将 柳原 ○ |
大将 斎藤 ○ |
副将 浅田 ● |
2 - 3 ● |
計 | - | 1 - 1 | 0 - 2 | 2 - 0 | 2 - 0 | 1 - 1 | 6 - 4 |
富士通(5) C級 3回戦 対局風景 |
富士通(5) C級 優勝表彰後(拡大) |
富士通(5) C級 決勝 対局風景 |
富士通(5) C級 決勝 対局風景 |
富士通(5) C級 6戦全勝の竹村さんと池島さん(昼食時) |
竹村です。優勝しました^^
オーダは最初に着席してた並びです(汗)
初戦で結果でたのでそのまま通しました。
4回戦迄は4-1、5-0の快勝でしたが、準決勝、三菱重工(1)戦が苦戦。
五将戦、竹村はレグスペから囲いあいになると思ったところを上手く突かれて劣性に。
秒読みになってから、玉頭攻来る前にひたすら攻めて逆転勝ち
ギャラリーもなく団体勝敗決まっていると思っていたら、2-2からの最終だったと聞いてビックリ。
よかった〜(ホッ)
決勝、NECソリューションイノベータ戦、準決勝の勢いで4-1快勝!
S級と並んでの嬉しいアベック優勝となりました♪
2014/10/2 記:竹村回戦 | 相手チーム | 中筋 | 村中 | 池島 | 川妻 | 竹村 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 駒木野病院 | 大将 佐藤正 ● |
副将 柿畑 ○ |
三将 脇坂哲 ○ |
四将 橋本 ○ |
五将 曽我 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | 三菱マテリアル中央研究所 | 大将 山崎 ○ |
副将 奥出 ○ |
三将 西山 ○ |
四将 永峯 ● |
五将 太田 ○ |
4 - 1 ○ |
3回戦 | 新潟市役所 (1) | 大将 湯峯 ● |
副将 渡辺 ○ |
三将 高橋一 ○ |
四将 篠田 ○ |
五将 高橋勇 ○ |
4 - 1 ○ |
4回戦 | KEISEI (1) | 大将 静間 ○ |
副将 鎌形 ○ |
三将 藤崎 ○ |
四将 谷口隆 ○ |
五将 山浦 ○ |
5 - 0 ○ |
準決勝 | 三菱重工本社 (1) | 大将 尾本 ● |
副将 斎藤隆 ○ |
三将 奥秀夫 ○ |
四将 礒田厚 ● |
五将 大森巌 ○ |
3 - 2 ○ |
決勝 | NECソリューションイノベータ | 大将 岡野 ○ |
副将 間部 ● |
三将 鴨村 ○ |
四将 藤本康 ○ |
五将 飯田泰 ○ |
4 - 1 ○ |
計 | - | 3 - 3 | 5 - 1 | 6 - 0 | 4 - 2 | 6 - 0 | 24 - 6 優勝 |
三菱重工本社(1) | ━ | ┓ | 4 | |||||||||
┃ | 三菱重工本社(1) | ━ | ┓ | 2 | ||||||||
さいたま地方法務局 | ━ | ┛ | 1 | ┃ | ||||||||
┃ | 富士通(5) | ━ | ┓ | 4 | ||||||||
富士通(5) | ━ | ┓ | 5 | ┃ | ┃ | |||||||
┃ | 富士通(5) | ━ | ┛ | 3 | ┃ | |||||||
KEISEI(1) | ━ | ┛ | 0 | ┃ | ||||||||
┃ | 富士通(5) | |||||||||||
日立製作所(2) | ━ | ┓ | 3 | ┃ | ||||||||
┃ | 日立製作所(2) | ━ | ┓ | 1 | ┃ | |||||||
TDCソフトウェアエンジニアリング(1) | ━ | ┛ | 2 | ┃ | ┃ | |||||||
┃ | NECソリューション | ━ | ┛ | 1 | ||||||||
カシオ計算機 | ━ | ┓ | 2 | ┃ | ||||||||
┃ | NECソリューション | ━ | ┛ | 4 | ||||||||
NECソリューションイノベータ | ━ | ┛ | 3 |
富士通(6) D級 準決勝 対局風景 |
富士通(6) D級 決勝 対局風景 |
富士通(6) D級 準優勝表彰後(拡大) |
池田です。
1軍の皆様、S級優勝おめでとうございます。
5軍の皆様、C級優勝おめでとうございます。
6軍(D級)の結果です。
メンバーは三浦さん、池田、斉藤さん、町田さん、実藤さんで臨みました。
1回戦 たむら(1) 4-1
2回戦 エイワン設計(1) 3-2
3回戦 国税局大手町(3) 4-1
4回戦 DTS 3-2
5回戦 JEF京浜 5-0
6回戦 大日本印刷 2-3
山場は、何といっても第2局でした。
序盤若干優勢ながらも、駒を叩きつけてくる相手に対し、攻め急いで必敗形に。
しかし、開き直ったところ秒読みで相手が寄せにきましたが、相手が攻めを呼び込んだ手が、詰みに働き、最後は即詰みに。
これで、流れにのりチームは決勝戦まですすみました。 チームメンバーのおかげで準優勝までいくことが出来ました。
昇級して次回はC級です。
優勝目指してがんばります。
回戦 | 相手チーム | 三浦 | 池田 | 斎藤 | 町田 | 実藤 | 勝負 |
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1回戦 | たむら (1) | 大将 正道寺 ● |
副将 八角 ○ |
三将 田村 ○ |
四将 寺尾 ○ |
五将 野口 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | エイ・ワン設計 (1) | 大将 磯野 ● |
副将 後藤 ○ |
三将 加藤 ● |
四将 高橋 ○ |
五将 馬田 ○ |
3 - 2 ○ |
3回戦 | 国税局大手町 (3) | 三将 村崎 ○ |
大将 西 ○ |
副将 金丸 ○ |
四将 渡部 ○ |
五将 萩原 ● |
4 - 1 ○ |
4回戦 | DTS | 三将 丸藤 ● |
大将 春木 ○ |
副将 瀧 ● |
四将 新口 ○ |
五将 佐藤 ○ |
3 - 2 ○ |
準決勝 | JFE京浜 | 三将 葉田 ○ |
大将 田中 ○ |
副将 山平 ○ |
四将 谷口 ○ |
五将 山田 ○ |
5 - 0 ○ |
決勝 | 大日本印刷 (1) | 三将 窪小谷 ○ |
大将 端山 ● |
副将 谷田 ○ |
四将 清水 ● |
五将 日野 ● |
2 - 3 ● |
計 | - | 3 - 3 | 5 - 1 | 4 - 2 | 5 - 1 | 4 - 2 | 21 - 9 準優勝 |
千代田化工建設 | ━ | ┓ | 2 | |||||||||
┃ | 大日本印刷(1) | ━ | ┓ | 3 | ||||||||
大日本印刷(1) | ━ | ┛ | 3 | ┃ | ||||||||
┃ | 大日本印刷(1) | ━ | ┓ | 4 | ||||||||
TDK | ━ | ┓ | 3 | ┃ | ┃ | |||||||
┃ | TDK | ━ | ┛ | 2 | ┃ | |||||||
JR東日本盛岡支社 | ━ | ┛ | 2 | ┃ | ||||||||
┃ | 大日本印刷(1) | |||||||||||
富士通(6) | ━ | ┓ | 3 | ┃ | ||||||||
┃ | 富士通(6) | ━ | ┓ | 5 | ┃ | |||||||
DTS | ━ | ┛ | 2 | ┃ | ┃ | |||||||
┃ | 富士通(6) | ━ | ┛ | 1 | ||||||||
弁護士会東京 | ━ | ┓ | 1 | ┃ | ||||||||
┃ | JFE京浜 | ━ | ┛ | 0 | ||||||||
JFE京浜 | ━ | ┛ | 4 |
富士通(7) D級 対局風景 |
富士通(7) D級 対局風景 |
今回初めて幹事としてチームの取りまとめを拝命し、少々緊張気味で試合に臨む。 7軍はOB3名を擁し年齢の高さでは他を圧倒しているチームかなと思います。
結果1回戦は葛飾区役所に4勝1敗と快勝し好調な滑り出しを切り、2回戦目の西川整形外科も3-2で
突破し午後の3回戦に進む、午後に残れたのは久しぶりで美味しい昼食をとる。
残念ながら3回戦目のTDKには1-4で敗れる。
自分の将棋に夢中で、周りの状況を確認するゆとりが無かったですが、最後に黒木さん様子が見れました。
玉と王が向かい合っての壮烈な終盤戦で、お互いに1手指す方が優勢に見え、最後は指運の差で負けた感じがしました。
まわりが素晴らしい成績で少々霞んでしまいましたが、7軍としては久しぶりに3回戦まで進み、着実に力を付けてきたと思っています。
個人的には前回春の綾瀬戦で全敗し、今回はリベンジとして臨み何とか全勝させてもらいましたが、力の差は紙一重だったと感じています。
チームの皆様には色々と支えて頂きまして、ありがとうございました。
次回も一歩前進出来るよう頑張りたいと思います。
回戦 | 相手チーム | 黒木 | 伊藤健 | 久保田 | 吉田 | 大石 | 勝負 |
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1回戦 | 葛飾区役所 | 大将 飯尾 ○ |
副将 高橋 ○ |
三将 関根 ○ |
四将 近藤 ● |
五将 岡崎 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | 西川整形外科 | 大将 木下 ● |
副将 宮沢 ○ |
三将 西須 ○ |
四将 山下 ● |
五将 松下 ○ |
3 - 2 ○ |
3回戦 | TDK | 大将 上林 ● |
副将 三浦 ● |
三将 中村 ● |
四将 山口 ● |
五将 丸山 ○ |
1 - 4 ● |
計 | - | 1 - 2 | 2 - 1 | 2 - 1 | 0 - 3 | 3 - 0 | 8 - 7 |
金井です。
今回8軍は4回戦まで進出し昇級することができました。
オーダー順は1回戦は年齢順で、2回戦以降は前試合の勝者が上に、敗者が下に移動するシステムでした。
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1回戦は相手が4人だったので金井が不戦勝。
中谷さんが勝ち、島田さんと二宮さんが敗れて2-2となり、残るは武内さんの勝負となりました。
長時間の戦いの末、武内さんが逃げていく相手玉を捕まえて勝利。
3-2で2回戦進出となりました。
2回戦、3回戦は4-1、3-2と順調に勝ち進み昇級を決めました。
特に中谷さんと武内さんはここまで全勝という素晴らしい成績で勝利に大きく貢献してくださいました。
4回戦の相手は前大会F級優勝の社会教育文化会でした。
苦戦が予想されましたが…
1-4で負けてしまいました。
なお、唯一の1勝である金井は相手が頓死を見逃すという棚ぼた勝利。
内容的には負けていました。
個人的には内容が負けている将棋が多く、実力で勝ったと思える試合が1試合だったので残念でした。
しかし高校時代の将棋部のメンバーと再会できたので嬉しかったです。
次回も頑張りたいと思います。
2014/10/6 記:金井回戦 | 相手チーム | 中谷 | 島田 | 二宮 | 武内 | 金井 | 勝負 |
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1回戦 | 千葉銀行 | 大将 藤平 ○ |
副将 篠厚 ● |
三将 村上 ● |
四将 坂口 ○ |
五将 □ |
3 - 2 ○ |
2回戦 | JTB(2) | 大将 井上 ○ |
四将 可部 ● |
五将 村上 ○ |
副将 栗原 ○ |
三将 今野 ○ |
4 - 1 ○ |
3回戦 | 小学館 | 大将 藤田 ○ |
五将 中原 ● |
四将 三浦 ○ |
副将 井上 ○ |
三将 三谷 ● |
3 - 2 ○ |
4回戦 | 社会教育文化会 | 大将 石井 ● |
五将 倉永 ● |
三将 増浦 ● |
副将 朝倉 ● |
四将 阿部 ○ |
1 - 4 ● |
計 | - | 3 - 1 | 0 - 4 | 2 - 2 | 3 - 1 | 3 - 1 | 11 - 9 ベスト8 |
今回は、昼で終了の残念な結果になりました。
チ−ム結果は広瀬俊さんの報告の通りです。
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前回チ−ム内で実力者の実藤さんが抜けたので士気の面でも影響がありました。 今回は実藤さんは6軍で大活躍でした。
自分の試合は2局とも秒読みまでならずに勝負がつきました。
秒読みだと終盤で間違うのでその前に終わってよかったです。
何故か自分では調子がよかったようです。
隣の長野さんも割と早かったので調子がよかったようです。
チ−ム1回戦は4人が勝ち勝利、前回慰安戦だったので1回戦勝はよかったです。
今回は9/21の社団戦から調子が上向きで日曜から通算5勝1敗でした。 自分の将棋は 1回戦 相手 ゴキゲン中 当方居飛車 ゴキゲン中のはずが 5五歩を後回しにしているのでこちらから角交換しました。 手順前後だったようです。
2回戦 相手居飛車矢倉狙い 当方雁木 雁木は得意戦法で初対面相手に勝率がいいです。 同じ相手に2回目では対策されてしまうので通用しませんが職団戦ではほぼ初対面なので使いやすい戦法です。
今回の職団体戦に向けて1つ新しいことをしました。
いつもは事前にNHKの対局ビデオや詰め将棋をしているのですが、
今回は、羽生三冠(現名人)が昨年、東大駒場で講義をした50の格言
ITUNES-Uで何度か再生し頭にたたき込みました。
格言にもある羽生三冠が講義した「5三のと金に負けなし」を実践したく、とにかく中央を攻めました。
中盤の段階でその「と金」を作れました。
「5三のと金に負けなし」を実践したくなりますよ。
今回はうまく応用できました。
短時間のトーナメントの時、迷いがなくなるので格言が意外と役に立ちました。
50の内40位は今日でも使えると思いますので、是非皆さんも実践してください。
9軍の望月です。 職団戦で矢内女流五段と指導対局したので報告します。
チームは1回戦を勝ち、2回戦で2-3で負けたため、午後は応援をすることにしました。 そんな中、外れるのを覚悟して、14時からの指導対局の抽選をすると見事にに当たり、渡された紙には矢内理絵子五段と書いてありました。
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5分前に席に着くと、すでに左右の席が埋まっており駒を並べていました。 正面に矢内さんと対峙できる絶好の席を得ることができました。 (左はDクラス、右はAクラスに出場した方でした)
矢内さんが席に到着すると、左の人から「手合いはどうしましょうか?」と聞かれ対局が始まりました。
私も同じように聞かれ、迷い無く「2枚落ち」と答えると、お願いしますの後、6二銀という定跡通りの手で指してきました。
(左の方は2枚落ち、右の方は飛香落ちでした)
和室で鍛えられた2枚落ちの下手の定跡(銀多伝)を駆使して対局しました。
ほぼ定跡通りに進み7六歩を金でとってきた。その金に対して7八金から7七金とぶつけて行った。
(対局後にこの手はよかったとのこと)
矢内さんの玉が5三にいて、5四の歩を5五に突いてきたので、角を8六に動かした。
すると7五金打ちと受けてきた。
結局、角と金の交換。
この辺までは優勢だと思った。
しかし、その後、細かくせめられ、角で王手飛車取りを打たれる。 運よく、角は手順に桂馬で取りかえすことができた。 その角で玉のこびんを狙い打ち込むと飛車を使って受けてきた。 結局、角と飛車の交換となった。 飛車で玉の横から打ち玉頭から攻めた。 (飛車を玉の横から打ったまでは優勢だったが、玉頭の攻めが結果的に矢内さんの玉を固くしてしまった)
矢内さんの角が馬になってから、玉の近くまで入りこみ、包むように打ち取られてしまった。 どこが悪かったのかわからないくらいに寄せられえてしまった。
指導対局は緊張しました。 隣の方は4段目の銀を5段目に引いた時に裏(成金)にして「反則ですよ」と指摘されていたので、私だけではなかったようです。
最後は握手していただきました。 とても有意義な時間でした。 職団戦で勝ち続けるのが本筋だと思いますが、これはこれでよい思い出ができよかったと思います。
2014/10/2 記:望月回戦 | 相手チーム | 広瀬俊 | 望月 | 長野 | 高橋俊 | 榎本 | 勝負 |
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1回戦 | ソフトバンクテレコム(2) | 大将 茶野下 ○ |
副将 五十嵐 ● |
三将 佐藤 ○ |
四将 摂津 ○ |
五将 浅野 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | 凸版印刷 (2) | 大将 古奈 ● |
四将 込山 ● |
副将 杉本 ○ |
三将 高澤 ○ |
五将 渡辺 ● |
2 - 3 ● |
計 | - | 1 - 1 | 0 - 2 | 2 - 0 | 2 - 0 | 1 - 1 | 6 - 4 |
Cクラスから降級して来たSSL1と、Eクラスから昇級して来たJFE京浜が、同じ山であった。
1回戦の前にJFE山田さんと「2回戦で会いましょう!」「慰安戦で会うかもね。」などと冗談を言い合っていたが、両チームとも順当に勝ち上がり、2回戦で対戦となった。
SSL1の作戦(オーダ)は、JFE田中主将とJFE山田さんを大将&5将と読み、2〜4将で勝つ! 予定だったが、肝心の副将の私がJFE山平さんに1手トン死を喰らい、久々の昼食前終了となってしまった。
【第1図】 △5七角成まで 2回戦 副将戦 鈴木敏VS山平氏( JFE京浜 ) 戦 |
第1図は、後手が1三の角を5七に空成りしたところである。
先手は、後手の攻めを受け切っての7四桂の必殺手ばかりを夢見ていた。(質駒をあるし)
ところが、5七にぼんやりと角を成られてみると、5八銀成の一手詰めろが受からない!
(1)6七金は同成銀で必至。
(2)6八香(飛)は、同銀、同金、6七香(飛)で受けなし。
(3)6八桂は、7八銀成、同玉、6七馬から飛車を取られて負け。
(4)3八飛(1八飛)は、7八銀、同玉、6七馬、8八玉、8九馬、同玉、5九飛から馬を抜かれて負け。
6七馬に8七玉も7六成銀から飛車を取られて負け。
7八銀に同飛は5八金、同飛、同馬、同玉、5七飛から馬を抜かれて負け。
(5) (後の5九飛を防ぐ意味の)5九香は、最後の一歩を5八に打たれて受けなし。
仕方がないので、夢に見ていた7四桂を指して首を差し出した。
次回こそ昇級を誓います!
2014/9/24 記:鈴木敏回戦 | 相手チーム | 鈴木敏 | 田辺 | 石本 | 近藤 | 渡辺健 | 勝負 |
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1回戦 | 鳥栖市役所 | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ● |
四将 ○ |
五将 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 | JFE京浜 | 副将 山平 ● |
大将 田中 ● |
四将 葉田 ○ |
三将 谷口 ● |
五将 山田 ● |
1 - 4 ● |
計 | - | 0 - 2 | 2 - 0 | 0 - 2 | 0 - 2 | 2 - 0 | 4 - 6 |
くまモンに初段免状授与(ゆるキャラ初) |