富士通(3) 対局風景
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2016// 記:本行
富士通(3)の対局結果 A級
回戦 |
相手チーム |
広瀬正 |
濱 |
中治 |
松原 |
本行 |
勝負 |
1回戦 |
パナソニックグループ (1) |
大将 安武 ● |
副将 荒井 ○ |
三将 脊尾 ● |
四将 加藤 ○ |
五将 阪口 ○ |
3 - 2 ○ |
2回戦 |
公認会計士 (2) |
四将 大谷 ○ |
大将 関川 ○ |
五将 池田 ● |
副将 前田 ○ |
三将 野村 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 |
弁理士 |
四将 管野 ● |
大将 三木 ○ |
五将 石川 ● |
副将 池田 ○ |
三将 鈴木 ○ |
3 - 2 ○ |
4回戦 |
リコー (3) |
四将 山田 ● |
大将 藤原 ○ |
五将 牧野 ● |
副将 馬上 ○ |
三将 桑山 ○ |
3 - 2 ○ |
準決勝 |
大和証券グループ (1) |
四将 幾尾 ○ |
大将 村上 ○ |
五将 小林 ● |
副将 佐藤 ● |
三将 山田 ○ |
3 - 2 ○ |
決勝 |
富士通 (2) |
三将 浅倉 ● |
大将 鈴木 ○ |
五将 出澤 ● |
四将 漢那 ● |
副将 島 ○ |
2 - 3 ● |
計 |
- |
2 - 4 |
6 - 0 |
0 - 6 |
4 - 2 |
6 - 0 |
18 - 12
|
富士通(4) A級 : 二回戦進出 (滝瀬)
今回の4軍レポート担当の滝瀬です。
今回は普段以上の意気込みがあり、過去の反省から前日ではなく前の週にディズニーシーに行きましたし、
前日の練習会に久しぶりに参加し、万全の調整をしてきました。
そんなこんなで当日の朝。
私は将棋大会の朝は詰将棋をしながら、会場に向かうことにしています。
私は詰将棋が苦手で、日によって解くスピードが変わり、
その出来がそのまま大会の結果に比例します。
例えば、詰将棋が早く解ける日は終盤の一手争いでしっかり勝てたり、解けない日は小学生相手に頓死負けをしたりしました。
今回は、将棋世界の実戦に役立つ5手7手10問を解くのになんと約1時間かかり、
今日は調子が悪い日だと、悲しくなりましたorz
しかし、元から終盤派ではないので、終盤の一手違いにならないように、序盤で悪くならないように精一杯指そうと考え、会場に向かいました。
1回戦 本田技術研究所(1) 3-2勝ち
今回の4軍のメンバーは、
エース 喜多さん
引き角の使い手 杉山さん
スピードスター 池島君
子煩悩パパ振り飛車党 志田さん
ダッフィー大好き 滝瀬
でした。
個性あふれるメンバーで、いいところまで行けるのではないかと思っていました。
初戦は本田技研(1)と。
オーダーは事前に決めており、上から
池島
志田
滝瀬
喜多
杉山
でした。
このオーダーの意図は色々ありますが、
真の狙いはメンタルの弱い私に心臓に悪い将棋は見えないように物理的に距離を置きました。
個人的には周りの将棋で動揺なく指せたので、良かったです(笑)
私は相手の珍しい形の急戦矢倉に対して、攻め合いではなく手厚く受ける方針でいき、
徐々に相手の攻めが細くなり、最後は危なげなく勝つことができました。
隣で喜多さんもきっちりと勝利していましたが、他の対局は何やら雲行きが怪しい。
志田さんは相手に振り飛車を譲って居飛車をして序盤から終始苦しく、
最後に勝負手気味にラッシュをかけるも負け。
杉山さんも得意の引き角とはならず、負けてしまいました。
2-2残りでチームの明暗は、残り時間を相手の倍以上残した池島君にかかりました。
切れそうで切れない相手の攻めに対して池島君が怪しい受けを連発し、
2七にいた王様が途中色んな部下(飛車とか)を見捨てましたが、
どうにか8七まで逃げ出し時間切れ勝ち。
3-2で何とか2回戦に進出しました!
2回戦 特別区文化会(1) 0-5負け
2回戦の相手は私が研究会で知っている人が主力のチームでした。
1回戦とオーダーをずらしてこないと読んで、相手のエース(振り飛車党)に引き角の使い手 杉山さんを、
相手のもう一人のエースには、誰とやっても勝率が変わらなさそうな池島君を当てるようにオーダーを組み、
見事に予想通りの当たりが実現しました。
余談ですが、対局前に相手チームから「富士通将棋部さんのホームページは充実していて、いいですよね。いつも拝見しています」と言われました。
レポートとか内輪ネタ満載ですけど、部員以外にもホームページ見ている人いるんですね(笑)
気を付けないと(;^ω^)
私はまたも急戦矢倉を相手にしましたが、相手がかなり損な仕掛けをしてきたため、的確にとがめ優勢を築きました。
ここで周りを見てみると、喜多さんは角換わり相右玉で難しい形勢。
杉山さんは引き角が炸裂していましたが、志田さんは持ち時間からも相手の高い駒音からもあまり良くない様子。
・・・頼みのスピードスターは既に投了してました。
そして、私はほぼ角得の図の局面で過去の職団戦でも一度もしなかったレベルのすごいポカが出ました。
対特別区文化会(1) 三将戦▲滝瀬-△鳥塚戦
|
・・・あれ?金浮いとるやんけ!
△6五飛と金がタダで取られて自分に呆れて苦笑いしましたが、以下▲6六銀△5五飛▲同歩△3八角▲9一飛・・・
まだ優勢だったので気を取り直そうとしました。
そんな中、志田さん、杉山さんが相次いで投了し、0-3でチームの負けが決まってしまいました(ノД`)・゜・。
全身から力が抜けていくのを感じながら、深く考えずにおそらく詰めろだろうという手を指したところ、
隣で喜多さんが時間切れで負け。0-4。
そこで私は意地を見せるためにも必死に詰みを読み始めるも・・・直感で詰みと思って読んでいた筋は合駒請求されて一枚足らず詰まなくなり、
別の筋で詰ますしかないのですが・・・いくら読んでも今日の私では詰まないorz
今朝の詰将棋であれだけ終盤で踏み込まないと決めていたのにバカすぎました・・・
結局もう修正はきかず、王手ラッシュの末0-5負けとなりました。
前回3軍が降級したこともあり、残留を最低目標にしていて、それを達成できたのは良かったですが、
午前中で終わるのは悲しいので、次回は午後も真剣勝負が指せるように頑張ります!
最後に一つ今回思ったことですが、
当日は何度か別チームのメンバーが対局時間に行方不明で、幹事の人から私宛に電話が来ました。
(会場内のアナウンスで呼ばれた人もいましたよね?)
皆さん、次回はちゃんと時間までに対局場所にいるようにしましょうね(笑)
2016/4/14 記:滝瀬
富士通(4)の対局結果 A級
回戦 |
相手チーム |
池島 |
志田 |
滝瀬 |
喜多 |
杉山 |
勝負 |
1回戦 |
本田技術研究所 (1) |
大将 中島 ○ |
副将 安藤 ● |
三将 古川 ○ |
四将 高橋 ○ |
五将 東 ● |
3 - 2 ○ |
2回戦 |
特別区文化会 (1) |
大将 斉藤 ● |
五将 金子 ● |
三将 鳥塚 ● |
四将 須田 ● |
副将 大湊 ● |
0 - 5 ● |
計 |
- |
1 - 1 |
0 - 2 |
1 - 1 |
1 - 1 |
0 - 2 |
3 - 7
|
富士通(5) A級 : 二回戦進出 (能勢)
初めまして。この春、富士通に入社した能勢俊樹と申します。
早速ですが私の将棋を振り返りながら5軍の結果を報告したいと思います。
よろしくお願いいたします。
チームのメンバーは福永さん、北上さん、竹村さん、村中さん、能勢(私)でした。
1回戦 NTTデータ(2) 4-1勝ち
事前情報では我らが富士通(5)とNTTデータ(2)は昨年大舞台で戦っており、富士通が勝利を収めたということでした。
相手はリベンジに燃えていることが想定され、対局前から気を引き締められました。
私の将棋は、私が先手で▲7六歩△3四歩▲7五歩△4四歩から相振り飛車になりました。
第1図は中盤の入り口。
対NTTデータ(2) 五将戦▲能勢-△三輪戦
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△7二金型を見て5筋の歩を伸ばしたところです。
壁形の反対側から動く態勢を築け、指しやすさを意識しました。
ここからは一旦相手の攻めを受ける展開になります。
端攻めに対して銀を「がっちり」と投入した第2図。
対NTTデータ(2) 五将戦▲能勢-△三輪戦
|
学生時代は「ほっそり」とした将棋を指していたのですが、社会人になったので「がっちり」をやってみました。
大人っぽい厚みに感動しました。以下は▲5四歩から無邪気に攻め続ける展開となり、勝利を収めました。
チームの結果は、リーダーの福永さん、竹村さん対決を制した竹村さん、穴熊をテクニカルに攻め倒した村中さん、私が勝ち、4-1勝ちでした。
2回戦 日本将棋連盟(2) 2-3負け
2回戦は日本将棋連盟との対戦。
私は後手。戦型は一局目の三間飛車側を後手番で指したような相振り飛車となります。
相手の攻めを収めてしまえば反撃して良くなるだろう。
と楽観的になっていたところ、私の2二角、3四飛の隙間を狙ってノータイムの▲2三銀。
富士通(5) 対局風景
|
むむ…痺れました。
大きな駒損が避けられない形です。
絶望的な局面ですが、対局開始からわずか10分の出来事。
ここで投了すると上司に目をつけられてしまいます。
私の希望は一局目のように相手玉の右辺が壁なこと。反対側からB面攻撃を絡めて急いで攻めれば、入玉も見えて勝負形になるかもしれません。角を見捨てて飛車を転換し、6筋周辺に戦力を集めました。社会人になってから学んだことを思い出し、「積極的」に駒をぶつけ、強気な「挑戦」を続けました。どうやらこちらの攻めを受けきるのも難しかったようで、相手の攻め駒を押さえ込み主張を作ることができました。
以下かなり危なかったものの入玉を果たし、流れに乗って勝利を収めました。将棋とは別の、信頼のような何かも取り戻せた気がしてほっとしました。
チーム成績は、北上さんが力を見せたものの、2-3負けでした。
結果は残念でしたが、A級という舞台でチームに全敗者がいませんでした。
悪い流れで終わったわけではないと言えます。
また個人成績は2-0と連勝でした。
秋以降も連勝記録を伸ばして、心から尊敬する本行先輩や浅倉さんに追いつけるように頑張りたいです。
拙い文章でしたが、ご一読ありがとうございました。
2016/4/17 記:能勢
富士通(5)の対局結果 A級
回戦 |
相手チーム |
福永 |
北上 |
竹村 |
村中 |
能勢 |
勝負 |
1回戦 |
NTTデータ (2) |
大将 山本 ○ |
副将 森川 ● |
三将 竹村 ○ |
四将 佐藤 ○ |
五将 三輪 ○ |
4 - 1 ○ |
2回戦 |
日本将棋連盟 (2) |
大将 森 ● |
五将 冨田 ○ |
副将 大西 ● |
三将 藤野 ● |
四将 高峰 ○ |
2 - 3 ● |
計 |
- |
1 - 1 |
1 - 1 |
1 - 1 |
1 - 1 |
2 - 0 |
6 - 4
|
富士通(6) B級 : 慰安戦三回戦進出 (小澤)
6軍レポート担当 小澤です。
6軍は昨年の春、秋ともに本戦の1回戦で勝つことはなく、慰安戦で勝ち上がって昇級してきました。今度こそ本戦で勝ち上がりたいと思いながら、朝の電車で詰将棋の本を読んでいる人を横目に会場に向かいました。
メンバーは川妻さん、中筋さん、三浦さん、池田さん、小澤です。実は大会1週間前ぐらいから大将は小澤、副将は川妻さんで固定という話は出ていました。でも当日になってみると並びは一回も変えることなく、結果表のとおり全員固定になりました。
本戦1回戦:新潟市役所(1) 2-3
前回C級で優勝して昇級したチームなので勢いがありそうと、心して臨みました。しかしさすが前回優勝チームでした。健闘しましたが、残念ながらチームは負けてしまいました。個人の対局は間違えると入玉されそうな将棋で、自陣に玉が入ってこないように上部を押えるように指していました。一瞬簡単な3手詰めが見えてなかったときは冷や汗でした。
富士通(6) 対局風景
|
慰安戦1回戦:三菱マテリアル(1) 3-2
本戦で負けてしまいましたが、気を取り直して指しました。
第1図は先手が私で、▲4五歩と仕掛けました。△5五銀と出られて銀交換になって、後手は桂取りを受けて△5一角として第2図。
第1図 慰安戦1回戦 小澤-奥出戦
|
ここでちょっと良くなったのでゆっくり行こうと気が緩み、▲7七角と引いてしまいました。このあと数手で5筋に飛車を回られ、飛車が成られ、右桂は活用され、劣勢になりました。「何でそうなっちゃうの?」というツッコミが入っても仕方ないですが、途中でポカに近いミスをしてしまいました。粘りに粘って何をしたか覚えてないほど泥くさく粘って逆転しました。粘りが功を奏してチームは3-2勝ちになったので、この1勝は大きかったと思いました。
第2図 慰安戦1回戦 小澤-奥出戦
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慰安戦2回戦:東京ガス 3-2
慰安戦1回戦に勝って勢いがついてきました。私が入社してから6軍はこれまで慰安戦で勝ち上がって昇級してきたので、これはもしや?と思いました。
慰安戦準決勝:総務省 2-3
これに勝てばおそらく昇級の大一番です。第1図は先手が私で、後手に5五銀と出られたところです。後でソフトに聞いたら4八角が最善だったようです。ところがこのとき半分パニックになっていたので▲同角としてしまいました。それでも端攻めから地道に攻めていって先手がよかったようですが、冷静さが欠けていました。本譜は端から押し切りました。中筋さんが早々と1勝を上げ、私も後に続いて2勝目を上げました。いい流れが来ていましたが、あと一歩及ばず負けてしまいました。
第3図 慰安戦準決勝 小澤-川上戦
|
全勝したものの、反省点は多い内容でした。
今回はあと一歩のところで昇級できませんでしたが、来期は昇級したいです。
できれば慰安戦ではなく、本戦で勝ち上がれるように頑張ります。
2016/4/24 記:小澤
富士通(6)の対局結果 B級
回戦 |
相手チーム |
小澤 |
川妻 |
池田 |
中筋 |
三浦 |
勝負 |
1回戦 |
新潟市役所 (1) |
大将 篠田 ○ |
副将 高橋 ○ |
三将 湯峰 ● |
四将 神蔵 ● |
五将 渡辺 ● |
2 - 3 ● |
慰安戦 1回戦 |
三菱マテリアル (1) |
大将 奥出 ○ |
副将 西山 ● |
三将
○ |
五将 永峯 ● |
四将 瀧本 ○ |
3 - 2 ○ |
慰安戦 2回戦 |
東京ガス |
大将 須藤 ○ |
副将 長沢 ○ |
三将 清水 ● |
五将 針谷 ● |
四将 田辺 ○ |
3 - 2 ○ |
慰安戦 準決勝 |
総務省 |
大将 川上 ○ |
副将 中島 ● |
三将 根本 ● |
五将 田口 ○ |
四将 永島 ● |
2 - 3 ● |
計 |
- |
4 - 0 |
2 - 2 |
1 - 3 |
1 - 3 |
2 - 2 |
10 - 10
|
富士通(7) C級 : (青山)
FJ(7 ) 軍は、シニアチームです。
今回は、1回戦から慰安戦3回戦まで、すべて3対2、2対3の際どい試合が続きました。
初戦の本戦1回戦大林組は、会場の入口のFクラスに大林組の応援看板があり、気合い
入っているなと感じました。残念ながら、チームはエンジンが掛らず、惜敗となりました。
慰安戦1回戦は、三菱重工業(2)チームで厳しいかなと思いましたが、気持ちを切り替え
調子が出てきた事から、先行して3対2の勝利となりました。
慰安戦2回戦は、日本経済新聞社でこれも厳しいかなと思いましたが、際どく3対2勝ちで今日は裏街道でこのまま行けるかなとの期待が高まってきました。
しかし、最後は慰安戦3回戦東京大学で力つきる事となりました。2対2となり、最後、
吉田さんが秒読みで残り、皆、息を飲んで見ていましたが、最後に逆転負けとなり、7軍
の職団戦は終わってしまいました。
残念!
2016/4/18 記:青山
富士通(7)の対局結果 C級
回戦 |
相手チーム |
青山 |
大石 |
伊藤健 |
吉田 |
実藤 |
勝負 |
1回戦 |
大林組 (1) |
大将 田島 ○ |
副将 秋山 ● |
三将 綿谷 ● |
四将 山崎 ○ |
五将 河崎 ● |
2 - 3 ● |
慰安戦 1回戦 |
三菱重工業 (2) |
大将 牧野 ○ |
副将 藤田 ● |
三将 植岡 ○ |
四将 光村 ○ |
五将 三万 ● |
3 - 2 ○ |
慰安戦 2回戦 |
日本経済新聞 (2) |
大将 信沢 ● |
副将 三木 ○ |
三将 寺島 ○ |
四将 宮城 ● |
五将 神谷 ○ |
3 - 2 ○ |
慰安戦 準決勝 |
東京大学 |
大将 岩野 ● |
副将 大多和 ● |
三将 高橋 ○ |
四将 中村 ● |
五将 山木 ○ |
2 - 3 ● |
計 |
- |
2 - 2 |
1 - 3 |
3 - 1 |
2 - 2 |
2 - 2 |
10 - 10 |
富士通(8) D級 :ベスト8 昇級△(米谷)
【はじめに~とうとう……】
8軍レポート担当の米谷です。
大会前に富士通8軍でD級への出場だと知った時、私個人の心境は
「とうとうクラスを下げられてしまった」でした。
初出場の2015年度春の職団戦では当日のアクシデントによりA級での出場。
2度目の2015年度秋の職団体戦では若獅子戦の好調を評価されたのか、
再びA級での出場。
しかし、それらの戦績はボロボロで、たしか1勝6敗くらいです。
その流れからのD級出場なので、さすがにこれ以上は負けられないと
気を引き締めて大会に臨みました。
【対局開始】
今回の8軍メンバー紹介です。
このオーダーを変更することなく最後まで対戦しました。
大将:斎藤さん
副将:鈴木さん
三将:米谷
四将:辻さん
五将:中谷さん
1回戦 板橋区役所 5-0 勝ち
1回戦は、チームとして危なげなくストレート勝ちを収めました。
対局開始前に相手チームの副将の方が三将(私の対戦相手)に対して
勝ってくれよと声をかけていたので、ここがキーマンだと判断し
一気に勝負を決めにでました。
多少、わがままで無理な将棋を指しましたが、相手が咎めきれず
結果は勝ち星一番乗り。
チームメンバの強さに加え、キーマン(だったのだろうか……?)の
敗北という団体戦特有のプレッシャーもあってか
結果5-0勝ちという幸先良しの発進となりました。
2回戦 山科進学会 3-2 勝ち
2回戦は、星がかみ合い辛勝でした。
私の将棋から一場面紹介いたします。▲私-△相手の方です。
私の先手角交換型四間飛車から相手の対応ミスにより8筋を突破、1図はすでに圧勝を意識していました。
ここで4五か3五に銀を打ち、相手の馬に圧力をかけようと考えていたのですが、
前述のようにすでに圧勝を意識しており、どちらでも大して変わらないと思考を止めて▲4五銀と打ちました。
対して、応手は△2五桂!指されるならば2五桂打くらいだと思っていましたが、
4五に銀を打った罪で桂馬のタンパネが生じたようです。
8一の下段飛車と7三の馬が強いので端を破られても2、3手は余ると考え
▲4四銀と馬を取り、こちらも男気を見せます。
最終的には、私の想定通りこちらの玉は全く捕まらず勝ちを収めました。
富士通(8) 対局風景
|
3回戦 エイ・ワン設計(1) 3-2 勝ち
3回戦も、星がかみ合い辛勝です。
といいますか、本当につらくて辛くて仕方がなかったです。
結論から述べておくと、2-2で私の対局が秒読み将棋で残っており、
しかも時計が入ったタイミングではすでに私のほうが敗北秒読みの勢い……
2-2で残っていると確信したのは、時計が入ったあとに相手の方が
「今(成績)どうなってるの?」と周囲に聞いた時の返答が
「目の前の勝負に集中しろ」だったからです。
すでに勝ち負けが確定しているならばそれを伝えるはず……
そうでないということは……
うそつけうそつけと思いながら将棋を指していました。
▲私-△相手の方。
気付いたらタダで馬を作られ、その馬を足がかりとして端に殺到されてしまいました。
受けもなく、じりじりとつぶされていく美濃囲いから命からがら逃げ出した王様は
実に蓑虫のようだな、などと考えていてすでに思考は勝負から離れていました。
しかし、秒読みのためか相手がこちらの王様を寄せ損ねるという大事件が
発生した結果が2図。
詰ましてくださいと▲2三龍と詰めろをかけて相手にゲタを預けた十数手後の出来事です。
2図は△6八龍に▲7八桂。すでにこちらの王様に詰みはなく逆に相手の王様は
ほぼ必至の形。
本譜の進行は、秒読みに追われるように△2五玉ですが、▲3七桂からの即詰みです。
3桂あってなんとやらを初めて体験しました(苦笑)
この詰み筋、実はずっと見えていて、時計の秒読み音が非常にうるさいなか
(とりあえず馬筋止まれ、馬筋止まれ。良し止まった!
次は、王様詰むな、王様詰むな。良し詰まない!
勝った!勝った!あとは2五玉、2五玉2五玉2五玉2五玉……)
という、言葉に書き出したらアブナイ人にしか見えない心境でした。
(それくらい精神的に追い込まれた状況だったので……)
こちらの王様を追いかけるときに打った△5四桂が馬筋を止めてしまい、
またそれを解消できないうえ詰まし損ねるという
ラッキーにラッキーが重なった勝ちでした。
4回戦 パナソニック(2) 2-3 負け
4回戦は、残念ながら星がかみ合わず惜敗。
富士通8軍の快進撃はベスト8でストップしました。
富士通(8) 対局風景
|
私の対局が一番最後まで残り、手番すら忘れてしまうほどの大激戦の末
勝ちを収めたものの、無念にも2-3負けを告げられました。
図面におこすことができなかったのですが、王様の早逃げで全く寄らない形に持ち込み、
相手の対応ミスで即詰みに打ち取るという勝ち方でした。
(詰まなくても一手一手の形成)
終局後、運営の方に時間の都合で感想戦は無しと言われ
いそいそと撤退準備をしている中、相手の方がポツリ。
「あの王様の早逃げが全く見えていなかった。それまでは勝ちありと思っていたが
あの一手でどうしてよいか分からなくなってしまった。」
それもそのはず。自慢ではありませんが(という前置きがすでに自慢……)
その早逃げまで計算してきわどく勝ちだろうと読んでいて、
こちらの読みを超えた寄せがあれば相手が強すぎたとあきらめるしかないな
というのが当時の心境でした。
【最後に~富士通8軍でD級に出場して】
チームとしては来期からC級に昇級がほぼ確定しました。
私個人としては4局4勝という結果で、チームに貢献することができたと思っています。
ただ、内容に目を向けると0勝4敗でもおかしくない将棋ばかりでした。
D級だからとなめていたわけでは決してありません。
事前に、それなりに調整はしていて当日も調子は良い状態でした。
まだまだ自身が弱いということを再確認できた大会となりました。
一緒に8軍で戦った斎藤さん、鈴木さん、中谷さん、辻さん
ありがとうございました。お疲れさまでした。
周囲を確認する余裕がない将棋ばかりで、
チームメンバの皆さんには気苦労をかけてしまったかと思いますが
秋もよろしくお願いいたします!
強く印象に残っていることが、某氏に
「米谷君はそこそこ将棋が指せるが、まだA級ではない。」
という主旨の事を言われたことです。
富士通将棋部は10軍まで出場しているうえ、その半数がA級以上という内部の人間がひいき目抜きにしても化け物としか言いようがありません。
今後は、まぐれなどではなく実力で上位チームでの出場を果たせるよう精進していきたいと思います。
まずは、秋に8軍をB級に昇級させることを目標に頑張ります。
2016/4/25 記:米谷
富士通(8)の対局結果 D級
回戦 |
相手チーム |
斉藤 |
鈴木正 |
米谷 |
辻 |
中谷 |
勝負 |
1回戦 |
板橋区役所 (2) |
大将 藤本 ○ |
副将 橋本 ○ |
三将 渡辺 ○ |
四将 加藤 ○ |
五将 帯刀 ○ |
5 - 0 ○ |
2回戦 |
山科進学会 |
大将 吉田 ● |
副将 夏目 ○ |
三将 竹内 ○ |
四将 藤田 ○ |
五将
● |
3 - 2 ○ |
3回戦 |
エイ・ワン設計 (1) |
大将 磯野 ● |
副将
● |
三将 加藤 ○ |
四将 高橋 ○ |
五将
○ |
3 - 2 ○ |
4回戦 |
パナソニックグループ (2) |
大将 三浦 ● |
副将 栗尾 ● |
三将 渡辺 ○ |
四将 木戸 ● |
五将 青山 ○ |
2 - 3 ● |
計 |
- |
1 - 3 |
2 - 2 |
4 - 0 |
3 - 1 |
3 - 1 |
13 - 7 |
富士通(9) F級 : 慰安戦3回戦進出 (望月)
チームは大泉さん、広瀬俊さん、町田さん、山﨑さん、望月の五人。
このメンバーで3勝をどうしたらできるのかを考えるのが幹事の責任。
大泉さんと町田さんはこのクラスでは強いので副将と大将をお願いし、
広瀬俊さんと山崎さんと私で一つ以上勝って最低でも昇級を目指して
いこうと思って大会にのぞみました。
【1回戦】 対 ソフトバンク(3)
席につくと相手が4人。なぜか副将の席が空いておりました。
まさか大泉さんを避けたわけでは無いと思いますが、4人のチーム
には負けられません。早々に山﨑さんが勝ち、職団戦初勝利をあげる。
感想戦で相手に教えているのを聞いて成長を感じました。
そうこうしている間に私と広瀬俊さんが負け。
(大泉さんに広瀬俊さんと相手は教わっておりました)
2-2となり、残った大将戦は町田さんが有利を拡大させ勝ち。
チームは3-2勝ち
○大将:町田
相居飛車。松坂大輔似の男性。
角交換のあと馬を作り、中盤のねじり合いで駒得で有利になり、そのまま押し切る。
めずらしくあっさり有利になったが、ここから不利になるのがいつものパターンなので
気を引き締めて最後はきっちり仕留めました。
□副将:大泉
不戦勝
×三将:広瀬俊
棒銀に出てみたものの、中途半端にとりやめ何もできずに終わってしまいました
お隣の不戦勝の大泉さんに、感想戦で端攻めはいかないとという指摘をされました。
感想戦では対戦相手の方も、大泉さんの棋力には関心されていました。
×四将:望月
自分(舟囲い急戦)vs相手(四間飛車美濃囲い)
序盤は相手の飛車を抑えて優勢に進めにいったが、攻めに行ったときに、
飛車に成りこまれ、相手に角に飛び込まれ金銀の2枚換えにあい、守りに
適する駒がなく敗着。
○五将:山﨑
相手の方は将棋を初めて1か月という方でした。
何気なく飛車先の歩を伸ばしていくと難なく突破できてしまいました。
初勝利に加えて、終局後に対戦相手に指導するという初体験もできました。
【2回戦】 対 日本生命(3)
前回Aクラス優勝は日本生命だったので、1軍は強いですよねと
世間話をしつつ、裏では富士通のAクラスが完敗だったので
「親の仇は子供が返す」つもりで挑みました。
オーダは前回と山﨑さんの成長を期待して同じオーダ。
早々に私が棒銀からの端歩攻めで勝ち。
広瀬俊はうまくしのいで、大駒を全部手にいれたところで相手が投了。
(自分のチームならこんなところで投げるなよ!と思いましたが)山﨑さんは惜しい将棋を落として負け。
大泉さんはのらりくらりと受け。攻めは急所に駒を効かして
貫禄勝ち。ここで3勝。最後に残った町田さんは相手に勝ちを譲るかたちで投了。チームは3-2勝ち
×大将:町田
相掛かり。大きなスーツケース持った大阪弁の女性。
日本生命には、電通でやった5社交流会でバンカナさんに負けているので、
「日生レディースに2連敗はありえん!!」 と鼻息荒く対局開始。
振り駒の仕方、駒の扱い方、指姿など、男性さながらで、
さすが大阪からわざわざ呼ばれ、大将に据えられているだけあり、強い!!
中盤に全く気付かなかった銀を打たれて不利なったが、飛車を見捨ててなんとか
迫るも、最後は攻め切れてしまいました。
日生レディース恐るべし。(でもさすがに3度目はないゾ)
○副将:大泉
○三将:広瀬俊
横歩取りを採用して快勝でした。
勝った将棋ですが、あまり記憶に残っていません。
○四将:望月
相矢倉。棒銀
お互いに矢倉に組み玉を入場。棒銀から端歩攻めで押しつぶす。
途中、疑問手もあったがなんとか寄せきった。
直前練習会で勝又先生に教えていただいたことが成果が出た。
×五将:山﨑
角換わりで、序盤早々に馬を作ることができたのですが、中盤以降逆転され、負けてしまいました。
【3回戦】 対 野村総合研究所
お昼休みが短かったのであわてて着席。
オーダも前局と同様で行くことにしました。
早々に私が相手の詰みを読めずに負け。
広瀬俊さんは玉を薄くされ負け。
山﨑さんは二転三転して、勝つチャンスを逃して負け。
大泉さんと町田さんは着実に勝ち。
チームは2-3負け。
ちなみに野村総合研究所は準優勝でした。あと一人が遠い。
○大将:町田
将棋が強そうな顔した男性。
不安になりつつ、7六歩、8四歩・・・矢倉へ。
中盤で相手の一瞬のスキをうまく逃さず、角と金銀の2枚替えでかなり有利に。
でもその後、私の一瞬のスキを突かれて、飛車と金銀の2枚替えでほぼ互角に。
でも最後は、前半の貯金で押し切りました。
自分の強み/弱みを再認識できた将棋でした。
○副将:大泉
×三将:広瀬俊
対穴熊戦。一番苦手な囲いでしたが、なんとか敵陣に駒がはいることができました。
私の陣側にも敵駒に攻められて余裕がある形勢ではありません。
敵の攻めのプレッシャーのためか、暴走してしまい自爆して負けとなりました。
玉の堅さ負けです。
×四将:望月
2回戦と同じ相居飛車。お互いに玉を矢倉に入場した。
しかし、今度は相手から仕掛けられた。一度は攻めをしのぎ、玉頭から桂、香で攻めにいったが、次の反撃を受け間違い敗着。
×五将:山﨑
角換わり棒銀で序盤に端を破り、中盤ぐらいまでは優位に進められたのですが、終盤攻めあぐね、負けてしまいました。
今回は惜しかった将棋が多く、初出場だった前回からの成長を感じることができました。
まとめ
というわけで3回戦負け。このメンバーでFクラスを抜けられないのがなさけない。悔いの残る結果でした。
2016/4/15 記:望月
富士通(9)の対局結果 F級
回戦 |
相手チーム |
町田 |
大泉 |
広瀬俊 |
望月 |
山崎 |
勝負 |
1回戦 |
ソフトバンク (3) |
大将
○ |
副将
○ |
三将
● |
四将
● |
五将
○ |
3 - 2 ○ |
2回戦 |
日本生命 (3) |
大将
● |
副将
○ |
三将
○ |
四将
○ |
五将
● |
3 - 2 ○ |
3回戦 |
野村総合研究所 |
大将
○ |
副将
○ |
三将
● |
四将
● |
五将
● |
2 - 3 ● |
計 |
- |
2 - 1 |
3 - 0 |
1 - 2 |
1 - 2 |
1 - 2 |
8 - 7
|
富士通(10) F級 : 慰安戦優勝 (川上)
10軍レポートを努めます。川上です。
今回の10軍メンバーは何時になく充実していました。
実力があるにも関わらず、10軍になってしまった他のメンバーの心境はさておき、
過去2大会に出場し怒涛の全敗記録更新中の私としては願ったり叶ったりでした。
メンバーは以下の通りです。
「難攻不落」加藤さん
「本格派」植木麻さん
「振り飛車御三家」二宮さん
「憎き天才」武内くん
「他力本願」川上
1回戦 講談社(2) 2-3負け
オーダーがどうあれ、「このメンバーなら負けることはないだろう。」とジャンケンした結果、
大将植木 副将川上 三将武内 四将二宮 五将加藤 に決まりました。
植木、川上が強いとこ押さえとくから、あとは任せた
そんな感じのオーダーでしょうか。
開始早々、四将二宮、五将加藤 両者一方的な展開で難なく勝ち。
「やはり今回のメンバーはいつもと違う」そう思った矢先、
隣の天才がボソッと何か呟きました「負けました」
「…ま、まだ2勝1敗だ。」と自分の将棋に意識を戻すも「これは既に終わっている…。」
こうして2勝2敗。残った大将戦は展開が二点三点する力戦です。
終盤で王手飛車の筋が生じてチャンス到来。が、桂打ちと角打ちの手順を誤り、混戦に。
しかし最後は時間に追われて敗北。…敗北
こうして、「他人の力で表彰台」という川上の夢が一回戦で早くも敗れました。
振り飛車党の武内が「なんとなく」という理由で矢倉を指しアッサリ負けたことについては一言ありますが、改めて人を凌ぐことの難しさを痛感しました。
2回戦(慰安戦1回戦) タツノ化学 4-1勝ち
気を取り直して2回戦。ここで負けると職団戦終了です。
オーダーは先ほどの反省からひっくり返すことにしました。
大将加藤 副将二宮 三将武内 四将川上 五将植木麻
開始10分ほどで武内勝ち!
今度はいつも通り飛車を振っての勝利です。(初めからそうしなさいよ)
続いて大将加藤勝ち。相手の振穴に対し、銀冠で玉頭から重たく圧し掛かる将棋でした。
川上の将棋は棒銀対四間飛車。途中、相手のミスで攻めの銀をボロっと取ることができ、
なんとか職団戦初勝利!
ここでチームの勝ちが確定しましたが、これに続いて二宮勝ち
内容は相手の雁木に対し向かい飛車で対抗して完勝!
最後に残ったのは初戦と同じく植木戦。
中盤受けに徹底したことが功を奏し優勢に。しかし、途中飛車のタダに気づかず…。
個人二連敗の植木さん、この上なく落ち込む…。
3回戦(慰安戦2回戦) 大鵬薬品工業2 5-0
こうなれば慰安戦を優勝してやろうと迎えた3回戦。
オーダーは2回戦と同じくして挑みました。
加藤、武内、川上勝ち!
加藤戦は相矢倉。5筋に位を取ることに成功し一方的な展開へ。
竹内戦は相振り飛車。一方的に攻める展開となり勝ち。
川上線は対抗形。中盤、相手のミスを咎めたところから一方的な展開へ。
続いて植木麻勝ち!
相手の四間飛車に対し居飛車急戦で対抗。
この戦型は植木の18番。(川上もよく植木麻に四間飛車で挑み吹き飛ばされます。)
相手の無理攻めを冷静に去なし勝利!
最後に二宮勝ち!
内容は相振り飛車。序盤の駒組で6、7筋を咎められ敗勢に。しかし、その後開き直り相手の責めを受け潰す方針へ変更。それを見ていた武内「鬼畜すぎる。」
こうして3回戦は全勝することができました。
4回戦(慰安戦3回戦) 花王2 5-0
迎えた4回戦は慰安戦準決勝です。3回戦の波に乗っていきたいところ。
二宮、植木麻勝ち!
両者一方的な展開で勝ち。
続いて川上勝ち!
戦型は対抗形。中盤、角銀交換になり劣勢に。
負けを覚悟しながらも、唯一あった相手の隙をうまく付くことができ逆転勝ちへ。
続いて加藤勝ち!
端攻めが成功し大差で勝利。
この日、加藤、二宮、全勝街道まっしぐら。
最後に残った武内戦
得意の石田流を指すも中盤で劣勢に。しかしここからが「憎き天才」です。
粘りに粘って逆転し最後は気持ち良く決勝に!
富士通(10) 対局風景
|
5回戦(慰安戦決勝) 清流出版 4-1
これに勝てば慰安戦優勝です。
植木、武内勝ち!
植木戦の戦型は角換わり。中盤、敵陣に打った角が成りつつ飛車金取りという理想の展開になり完勝!
加藤戦の戦型は相矢倉。端攻めが成功し若干優勢と思われる局面で相手の反則により勝ち!
これに続いて横の天才も勝ち!
ここで慰安戦優勝が確定しました。
続いて二宮戦。
戦型は対抗形。中盤から終盤にかけて二点三点する力戦。
相手の攻めを振り切り入玉目前のところで4段目で成る痛恨の反則負け…。
最後に残ったのは川上戦でした。
戦型は相中飛車。
中盤、から終盤にかけて大優勢を築き、あとはどう寄せるかという局面。
チームの勝利も確定したところで気が緩み、強引に寄せに入るも、決め手を打つ直前で相手の馬筋に気がつく。ここから相手のど粘りが始まりました。秒読みの中、形勢は二点三点し折れそうになりながらも指し続け、なんとか165手にて相手投了。
「勝ちたければ粘れ」と教わったことがありますが、最後に勝負を分ける要素は「勝ちへの執念」であることを再認識させられた一局でした。
こうして、終わってみればチーム成績は20勝5敗。
難攻不落の加藤さんは今回も全勝。
初戦敗退するも、慰安戦を優勝し昇級することもできました。
将棋はひとりで指すものですが、「チームっていいな」と思いました。
また次回もこのチームで出場し楽しく将棋が指せることを祈っております。
※このあと、「飲み足りない」という武内くんに終電近くまで付き合い、月曜日が頭痛で始まったことについては、まぁ良しとします。
2016/4/25 記:川上
富士通(10)の対局結果 F級
回戦 |
相手チーム |
植木麻 |
川上 |
武内 |
二宮 |
加藤 |
勝負 |
1回戦 |
講談社 (2) |
大将 三野 ● |
副将 菊池 ● |
三将 木村 ● |
四将
○ |
五将 天野 ○ |
2 - 3 ● |
慰安戦 1回戦 |
タツノ化学 |
五将 梶ヶ野 ● |
四将 中谷 ○ |
三将 金子 ○ |
副将 伊藤 ○ |
大将 矢野 ○ |
4 - 1 ○ |
慰安戦 2回戦 |
大鵬薬品 (2) |
五将 橋口 ○ |
四将 河西 ○ |
三将 小野 ○ |
副将 奥出 ○ |
大将 石井 ○ |
5 - 0 ○ |
慰安戦 準決勝 |
花王 |
五将 神谷 ○ |
四将 笹部 ○ |
三将 石川 ○ |
副将 首藤 ○ |
大将 加藤 ○ |
5 - 0 ○ |
慰安戦 決勝 |
清流出版 |
五将 古満 ○ |
四将 秋篠 ○ |
三将 舘野 ○ |
副将 梶原 ● |
大将 安田 ○ |
4 - 1 ○ |
計 |
- |
3 - 2 |
4 - 1 |
4 - 1 |
4 - 1 |
5 - 0 |
20 - 5
|