2017年春 第111回職域対抗団体戦


参加者:
富士通(1): 赤畠、鵜木、平野、奥村、浅倉
富士通(2): 中治、出澤、島、松原、鈴木恵
富士通(3): 濱、伊藤康、喜多、広瀬正、能勢
富士通(4): 志田、杉山、滝瀬、池島、笛木
富士通(5): 村中、北上、竹村、福永、小澤
富士通(6): 川妻、鈴木敏、三浦、池田、米谷
富士通(7): 斉藤、中谷、二宮、辻、伊藤竜
富士通(8): 大石、伊藤健、吉田、黒木、青山
富士通(9): 小幡、実藤、町田、望月、渡辺
富士通(10): 大場、別宮、植木麻、川上、高橋一
(敬称略)
日時:2017年4月9日(日)
場所:東京武道館(綾瀬駅)
結果:
富士通(1) S級 : 3位 (予選リーグ1位) (鵜木)
富士通(2) S級 : S級残留(予選リーグ3位) (鈴木恵)
富士通(3) A級 : 1回戦敗退 (広瀬正)
富士通(4) A級 : 2回戦進出 (笛木)
富士通(5) B級 : 慰安戦準優勝 昇級△ (竹村)
富士通(6) B級 : 慰安戦2回戦進出 ()
富士通(7) B級 : 3回戦進出 (辻)
富士通(8) C級 : 慰安戦優勝 昇級△ (伊藤健)
富士通(9) E級 : 2回戦進出 (望月)
富士通(10) F級 : 3位 昇級△ (植木麻)
※()内はレポーター
連盟ページ:内閣総理大臣杯 第111回職域団体対抗将棋大会レポート

会場の東京武道館

富士通(1) S級3位 記念撮影

富士通(1) S級 : 3位 (予選リーグ1位) (鵜木)

今回の1軍は赤畠さん、平野君、奥村君、浅倉君、鵜木というメンバーでした。 赤畠さんと平野君が揃って参加というのは貴重なことですし、奥村君、浅倉君は 2人とも前大会で勝ち越している強豪なので、楽しみにしていました。

ところが、自分の不注意で集合場所が他クラスと違うことを把握できておらず、 皆さまに迷惑をかけてしまいました。 案内にはその旨がきちんと書かれていたのに申し訳ありませんでした・・。 朝はドタバタしましたが、何とか無事に1回戦が始まりました。

1回戦:日本生命(1) 4-1○

今回からS級が12チーム制となり、予選通過は原則1位のみで、4位は即降級という 方式に変わりました。 以前よりも1局の比重が大きく、初戦が特に重要だと思っていました。

自分の将棋は角換わりから▲4八金、△6二金に構える 流行型になりました。 仕掛けられた時の対応を誤り、やや苦戦で迎えた局面が第1図。


第1図 日本生命(1)戦の局面

ここから△6五歩、▲1九飛、△7五歩、▲1五香と進んで 端を破られてしまい、勝てない将棋になってしまいました。 第1図では、△5四銀、▲1九飛、△5五銀と先手の角を目標に 指すべきで、それで良くなるわけではありませんが、勝負形でした。

こういう場面でポッキリ折れてしまうことが多いので、 粘り強く指すことが課題です。

ただ、チームは4-1で勝利したので良かったです。

2回戦:日本レストランシステム(1) 5-0○

初戦を勝つことができたので、気分的には楽に臨むことができました。 自分の将棋は相手が藤井システム模様から居飛車に戻す作戦でした。 中盤の指し方がまずく、一時は完封負けの形勢でしたが、終盤戦でいくらか 盛り返して迎えたのが第2図。


第2図 日本レストランシステム(1)戦の局面

ここから△4二玉、▲6三銀成、△7九角、▲9八玉、△7八銀成、▲5二成銀と 進み、以下は即詰みで勝つことができましたが、第2図で△4四玉と上がられていたら 後手玉に寄せがなくハッキリ負けでした。 内容はお粗末でしたが、2連敗とならずにホッとしたのが正直なところです。

チームも5-0で勝利と安定した成績だったので、美味しいお昼ご飯を 食べることができました。

3回戦:JXエネルギー(1) 5-0○

JXエネルギーさんは初めて対戦するチームでした。 後で知ったのですが、大将戦の赤畠-金子戦は学生名人戦以来、 33年ぶりの対局だったとのこと。 年数は短いですが、自分も昔に真剣勝負を指した相手と当たることがあり、職団戦の面白いところだと思います。

3回戦の将棋は相手が先手中飛車から6六銀と早めに繰り出してくる 変則的な形となり、迎えた局面が第3図。


第3図 JXエネルギー(1)戦の局面

ここから▲7七桂、△8六歩、▲同歩、△同飛と進み、7六飛と横歩を 取る含みの攻め筋がうるさく、手になったと思いました。 その後は駒得しながら攻めがつながる理想的な展開で勝つことができました。 戻って第3図では▲4六銀を予想しており、△6六角、▲同歩、△8六歩、 ▲同歩、△5六角と進める予定でしたが、6五の桂取りが残っているので 難しい将棋だと思っていました。

チームは5-0で勝利し、予選リーグ3連勝で決勝トーナメント進出が 決まりました。 今回の予選リーグはチーム通算14勝1敗と安定した成績で抜けることが できて良かったです。

準決勝:NEC(1) 1-4●

決勝トーナメントの表を見ると、NEC(1)、富士通、リコー(1)、リコー(2)という 前回と全く同じチームで、しかも組み合わせまで同じでした。

NECさん、リコーさんとは毎回当たっていて、勝つことはもちろん大変なのですが、 今回は予選リーグの勢いがあり、良い勝負ができると思っていたのですが・・。

自分は清水上さんと対戦。 職団戦はオーダの兼ね合いで同じ相手と当たることが多く、前回のNEC戦も清水上さんと当たりました。 その時は作戦負けから良いところなく負けてしまったので、今回は一方的な内容にならないようにと思って指していました。

自分が先手になったので、初手から▲2六歩、△3四歩、▲2五歩として ゴキゲン中飛車を牽制する出だしにしたところ、戦型は後手の角交換向飛車に なりました。 第4図は先手は穴熊に組むことができそうなので、形勢は別として主張は通ったと 感じていました。


第4図 NEC(1)戦の局面

実戦はここから△2五桂、▲4五歩、△3三銀、▲2五飛、△2四歩、 ▲2八飛、△2五歩、▲5三桂と進み、得した桂で金を取ることができて 優勢になり、その後も何とか勝つことができました。

清水上さんは▲4五歩に△3七桂成が効くと錯覚されていたようで、 ▲同桂、△5五角、▲7七角、△3七角成、▲4四歩、△2八馬、▲4三歩成の 展開はと金が大きく先手がハッキリ優勢になります。 個人的には今大会で一番良い内容の将棋が指せたので満足でした。

自分の将棋が終わってまわりを見ると浅倉君の将棋が残っていて、 他の結果は分からない状況でしたが、ひとまず結果を見届けることにしました。 かなり悪そうな将棋を1手違いまで追い上げた終盤力はさすがでしたが、 残念ながら負けてしまい、チームも1-4負けという結果でした。

今回も準決勝敗退で3位となってしまいましたが、出場を続けていくことで 必ずチャンスは巡ってくるはずです。 また3年前のように優勝の喜びをみんなで味わえるよう、努力していきたいと思います。

2017/5/1 記:鵜木

感想

赤畠さん

職団戦の参加を決めたものの、実戦不足が大きな課題だったので、 今年の1月から約2カ月「将棋ウォーズ」で課金して、約500局位指してみた。 結果は4段どまりでやはり不安を残す中での参加となった。

<1局目>

3手目78金だったので、飛車を振ってみた。 47手目(第1図)の56歩が悪い手だったように思う。


第1図 日本生命(1)戦46手目の局面

変わって44銀、同歩、 同角、同角、同飛、33角、41飛成、42飛、同竜、同角までが読み筋でしたが、 ここで49に歩か飛車を置いておけば難しかったと思います。 48手目55歩からは良くなった。

<2局目>

55手目(第2図)18香では、すぐに23歩が良かった。


第2図 日本レストランシステム(1)戦54手目の局面

ダイレクトに香車を取られて 55に馬が戻られるのがいやだったのだが、それほど気にすることはなかった。 本譜は、60手目(第3図)18馬だったが、56歩とされると先に銀を取られる展開となり 悪そう。


第3図 日本レストランシステム(1)戦60手目の局面

お互いに香車は取って、36馬と活用するという順しか見えていなかった。 66手目(第4図)23香で飛車が詰むのは実はうっかりしていたのだが、玉頭の継歩が それなりに厳しく助かった。


第4図 日本レストランシステム(1)戦66手目の局面

89手目(第5図)83歩のところで、62飛でぴったり詰んでいた。これを逃しては混戦 だったが、何とか勝ちきることができた。


第5図 日本レストランシステム(1)戦89手目の局面

<3局目>

学生名人戦以来たしか33年ぶりの対局でした。 25手目(第6図)77桂では78金があった。


第6図 JXエネルギー(1)戦25手目の局面

対局終了後の感想戦で金子さんが77桂ではこっちだったかな。と言われていた。 以下、89歩成、同飛となるが、中飛車の方針ははっきりしているが居飛車側でどのような形にすれば良いか分からない。 78金の方が困っていたように思う。


第7図 JXエネルギー(1)戦54手目の局面

54手目(第7図)78飛はよくなかったと思う。当初の読みは、57手目(第8図)55角に対し、 65桂、77角、同桂成で良しだったのだが、65桂には66銀でまずそうということで急遽予定を変更。 ここからは秒読みということもあり、だいぶおかしな手順になっているものと 思われるが、序盤の貯金があり何とか勝利。


第8図 JXエネルギー(1)戦57手目の局面

<4局目>

飛車先を決められたので、飛車を振った。


第9図 NEC(1)戦21手目の局面

21手目(第9図)46銀の相手の指し手がノータイムかつ自信満々という手つきだったので、このまま普通に32飛とかしているとひどいことに なるのではないかと2分ほど考え、相手の経験が少ないであろう32金を選択(自分の経験はどうなんだ??)。 それでも相手はあまり考えることもなく37桂。 このままではまずそうだということで、これまで全く指したことがない54銀を選択。


第10図 NEC(1)戦37手目の局面

以下、順当に形勢を損ねていったのだが、37手目(第10図)53桂成があまり良くない?と思われる手で、 42手目(第11図)45桂と打てたところでは何とか勝負にはなりそうとホッとした。


第11図 NEC(1)戦37手目の局面

この気の緩みが、次の44手目(第12図)37桂成という悪手を生む事となってしまった。


第12図 NEC(1)戦44手目の局面

なぜ57桂成、同銀、33角という自然な順が指せなかったのか、非常に悔いが残る。 猛省する所である。すいませんでした。

平野さん

「今回からS級のシステムが変わって新鮮な感じでしたが、 やはり決勝トーナメントにはリコーやNECなど実力あるチームがあがってくるんだなと思いました。 この2チームに勝たないと優勝はないので、秋こそ優勝して日本選手権に出られるよう頑張りましょう」

浅倉さん

今回の個人成績は3-1 NEC戦で負けた最後の一局についても途中までは模様が良かったと思うので 大いに悔やまれるところ。 局数を重ねると見落としが多くなるという課題に気づいたので、 次回までに体力強化あるいは体力温存の方法について研究しておきたいと思います(笑) そして秋は、今度こそ全勝でチームの優勝に貢献したいです!

富士通(1)の対局結果 S級
回戦 相手チーム 赤畠 平野 鵜木 奥村 浅倉 勝負
予選
1回戦
日本生命 (1) 大将
柳原
副将
泉田
三将
浅田
四将
木口
五将
矢吹
4 - 1
予選
2回戦
日本レストランシステム (1) 副将
山下
大将
野島
四将
高須
三将
山ノ内
五将
鰐淵
5 - 0
予選
3回戦
JXエネルギー (1) 大将
金子
副将
高田
三将
宮島
四将
足立
五将
榎本
5 - 0
準決勝 NEC (1) 大将

三将
加藤
四将
清水上
副将
宮原
五将
船橋
1 - 4
- 3 - 1 3 - 1 3 - 1 3 - 1 3 - 1 15 - 5
3位

S級2組の結果
S級2組 富士通 (1) 日本生命 (1) 日本レストランシステム (1) JXエネルギー (1) 勝点勝数順位
富士通 (1) * 4 5 5 3141
日本生命 (1) 1 * 4 3 282
日本レストランシステム (1) 0 1 * 4 153
JXエネルギー (1) 0 2 1 * 034

S級決勝トーナメント
富士通 (1)(2組1位) 1     
      NEC (1)1 
NEC (1)(1組2位) 4    
          リコー (1)
リコー (2)(3組1位) 0    
      リコー (1)4 
リコー (1)(1組1位) 5     

富士通(2) S級 :予選リーグ3位 残留(鈴木恵)

2軍のレポートを担当させて頂く鈴木(恵)です。

今回は、中治さん、島さん、出澤さん、松原さん、鈴木(恵)のメンバーで挑みました。 S級は今回から12チーム3リーグとなりました。 出場するからにはいつも上を目指す気持ちではありますが、S級では残留するのも 一苦労だったので、チーム数が増えて裾野が広がった分残留に向けては 少しは楽になるかと思っていました。 ところが抽選が終わってみると、S級上位常連勢ぞろいの厳しいブロックで、 結局いつもと同じように残留すらも全く気が抜けない当たりとなりました。

1回戦 ジュポン化粧品(1) 3-2

2、3回戦が優勝候補のリコー1とNEC1であり、朝一から早速負けられない 一戦を迎えました。


図1 ジュポン化粧品(1)戦 70手目の局面

鈴木ー海老澤戦は中盤のねじりあいの末、図1(先手鈴木)の局面は少し良くなりました。 ここで普通に53桂成同金55銀くらいでよかったですが、先に55銀が味がよいかと出たところ、 62銀と読みぬけていた手を刺されて動揺しました。 冷静に指せばまだよかったと思いますが、勢い44銀同歩25飛64歩73桂成と進めてしまい、 玉頭戦にしてしまったため、右辺の金銀が取り残されていることもあり苦しくなりました。

図2 ジュポン化粧品(1)戦 91手目の局面
その後迎えた図2、単純に76歩とたらされて寄せも受けもないので負けでしたが、 56銀85桂58角73銀と後手玉に手がついて飛車も手順に逃げられる展開となり再逆転。 そのまま勝つことができました。

よろけながらもなんとか1勝を挙げ、中治さんも勝ちで2-2で松原さん残りとなりました。 最終盤しか見られませんでしたが、最後はしっかり即詰みに打ち取って3-2でチームの 勝利となりました。 この1勝が大きくこれで残留についてはほぼ心配がなくなりました。

2回戦 リコー(1) 1-4

前回のS級優勝チームとの2回戦、自分の相手は同じ静岡出身の山田(洋)さんでした。 自分が高校生の頃、通っていた将棋教室に山田さんが 来て教えてもらったことがありますが、大会では初めての手合いです。

相掛かりの出だしで序盤は大作戦負けで窒息死寸前の体たらくでしたが、 なんとか攻め合いに持ち込んで相手の受け間違いもあり迎えた図3(後手鈴木)。

図3 リコー(1)戦 145手目の局面
右辺に逃げられて駒が不足気味ですが、82飛からいきなり詰めろが かかったり後手玉は受けが利かないのでのんびりしていられません。 ここは勝負手57金で迫力を込めて金を剥がしにいきました。 以下同金同と同竜56歩59竜67角成51飛で図4。

図4 リコー(1)戦 153手目の局面
ここで秒に追われながら58銀と打ちましたがこれが正解でわずかに勝ちのようです。 同竜57金~の手順の方がまだあやがあったかと思いますが、 本譜は29竜57馬38玉47馬以下竜を取って勝ちになりました。

後日ソフトで検討したところ図3の57金はソフトも一致していてそれで勝ちになっているようでした。序盤はぼろぼろでしたが、最後は指運もあり辛くも勝つことができました。

チームは1-4で厳しい結果となりました。

3回戦 NEC(1) 0-5

3回戦は前回S級準優勝チーム。 個人としてはここまで連勝だったので、3局目も意気込んでいましたが、 清水上さん相手に作戦負けから中押し負けでした。 チームとしても0-5でS級上位常連チームとの力の差を痛感しました。

振り返り

厳しいブロックでしたが、残留できたことは収穫だったと思います。来期もS級2チームを堅持できました。 組み合わせの運もありますが、次回は本戦進出に絡める成績を目指したいです。

個人としては、強豪を相手にすると序盤で作戦負けになるパターンが多く 中終盤で一発狙いのような展開になってしまうため、S級で渡り合っていくため もう少し序盤をなんとかしたいなと感じました。

2017/4/29 記:鈴木恵

富士通(2)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 出澤 中治 鈴木恵 松原 勝負
1回戦 予選
ジュポン化粧品 (1)
大将
渡辺健
副将
桐山
三将
井ノ上
四将
海老澤
五将
嘉野
3 - 2
予選
2回戦
リコー (1) 大将
武田
五将
中川
副将
細川
三将
山田洋
四将
山田雄
1 - 4
3回戦 予選
NEC (1)
三将

五将
加藤
四将
船橋
副将
清水上
大将
宮原
0 - 5
- 0 - 3 0 - 3 1 - 2 2 - 1 1 - 2 4 - 11
リーグ3位 残留

S級3組の結果
S級3組 富士通 (2) ジュポン化粧品 (1) リコー (1) NEC (1) 勝点勝数順位
富士通 (2) * 3 1 0 143
ジュポン化粧品 (1) 2 * 2 1 054
リコー (1) 4 3 * 3 3101
NEC (1) 5 4 2 * 2112

富士通(3) A級 : 1回戦敗退(広瀬正)

広瀬正です。こんにちは。

第111回職団戦@東京武道館(綾瀬) 2017.4.9
FJ(3)A級の結果報告です。

【前々日】
前々日は久々に和室で練習へ。
職団戦に向けて、望月さんと序盤シミュレーションをしました。

【前日】
この日は不参加の予定だったのですが、急に招集令があって、解説会用のPCを持参して、
和室の前日練習会の最初の盤駒時計の清掃と、最後の片付けにちょこっと参加しました。
この日も勝又先生が指導対局に来られてましたが、解説会が聴けず残念でした。

【0回戦】
時間前には50人揃って一安心でした。
S級チームが別会場なのが当日分かってバタバタしたのもありますが、50人揃うまでは落ち着けない年頃になってきたみたいです。
わざわざ会場に駆けつけてくれた香川さんありがとうございました。

【メンバー】
FJ(3)は、
休場挟んでA級9連勝中の濱さん
久々出場の伊藤康さん
デビューからA級5戦全勝で今回チーム幹事の能勢さん
前日練習会で左美濃を勉強してきたエース喜多さん
3月に反則負け2回の広瀬正の5人でした。

【1回戦】新日鉄住金(1) 2-3

今回からA級からS級への昇級枠は3つとなり、まずは決勝戦進出がA級参加者の第一目標です。

広瀬の将棋はこちら。


第1図 新日鉄住金(1)戦 50手目の局面

図1からの指し手
▲6二歩 △同 飛 ▲5一銀 △8六角
▲同 歩 △6九飛成 ▲4二銀成 △同 玉 ▲4四歩 △同 銀
▲5四飛 △同 歩 ▲4三歩 △同 玉 ▲4一銀 △4二飛
▲9六角 △6六龍 ▲3二金 △6二飛 ▲5二角成 △同 飛
▲同銀成 △同 玉 ▲4二飛

長考して図1から本譜の順を進めましたが、8六同歩では、6二銀成、7七角成、7二成銀とすべきでした。
本譜は取れたはずの竜が働いて苦しくなりました。
最後は入玉されて、攻めも時間も切れて負けました。

能勢さんの職団戦全勝もストップして、2-3となり、慰安戦にまわることとなりました。


富士通(3) 対局風景

富士通(3) 対局風景

【慰安戦1回戦】日立金属(1) 2-3


第1図 日立金属(1)戦 85手目の局面

図2からの指し手
△4五桂 ▲同 桂 △5五角 ▲4六歩 △7七角成

千日手模様にしてしまい、打開したものの無理があったようです。
図2の4五桂~5五角が厳しく、あっという間に収拾不能となりました。
両隣の負けが分かってたものの、既に勝ち目のない局面となっており挽回できませんでした。

いつもは大会参加や和室例会で実戦こなしているのがなかなか出来てなく、 和室例会参加も少しでも増やしていこうと思います。

結果2-3負け。2試合連続の戦犯でした。
今回10チームで唯一2連敗で終わりました。
久々参加の康晴さんは一人2連勝で、指し足りなそうで申し訳なかったです。

【午後】
午後になって大学同期がいるパナソニックさんから交流戦の申し出があり、 既に終了したメンバー同士での4vs4の交流戦が開催されました。
富士通からは濱さん、笛木さん、池島さん、喜多さんの4人が参戦。
結果はパナソニックさんのHPに掲載されるかもです。

広瀬は午後残っているチームを観戦してましたが、 早く負けた時はやけに疲れがきてしまいます。
この日の歩数計は13786歩でした。

【打上げ】
打上げは、今回は池田さん幹事で、魚民で行われました。
今回は降級なしで、昇級3チームと全体としては好成績だったかと思います。
次回第112回11/23(木)も楽しい打ち上げになるようになるといいですね。

最後に久々参加の康晴さんからもコメントも付記しておきます。

【伊藤康さんコメント】
チームは、本来の力を発揮出せず、あっさりと終了となりましたが、 個人2連勝は、まずまずの結果でした。
ビックリしたのは、松本誠さんと遭遇したことです。
彼が学生の時から将棋クラブで将棋やったりしてたのですが、 そのころは、なかなか勝たせてもらえなかったです。
今回は、30分切れ負けなので、彼にゆっくり考えてもらおうと思って 将棋を指せたのが、勝利につながったようです。
また、団体戦に出場したいという気持ちになりました。

2017/4/12 記:広瀬正
富士通(3)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 喜多 伊藤康 能勢 広瀬正 勝負
1回戦 新日鉄住金 (1) 大将
木下
副将
坂野
三将
稲田
四将
身吉
五将
久保田
2 - 3
慰安戦
1回戦
日立金属 (1) 五将
阿部
大将
松本
四将
鈴木
三将
河野
副将

2 - 3
- 1 - 1 2 - 0 0 - 2 0 - 2 1 - 1 4 - 6


富士通(4) A級 : 二回戦進出 (笛木)

今年から入社した笛木です。 初めての職団戦でよくわからないことが多かったので、滝瀬永世和室名人の将棋を見ながら目の前の将棋に勝とうと頑張りました。 次の週、私は支部対抗東日本大会ということもあり、それに向けて弾みをつけたいとも思っていました。

1回戦NEC(3)戦 5-0勝ち

オーダーは大将から池島さん、杉山さん、笛木、滝瀬さん、志田さんの順でした。

私は後手番で対局が始まり、指し慣れた▲5八金△5二金型の角換わり。 切れ負けなので、猛スピードで飛ばしていきます。 横目に滝瀬さんの将棋を見ると、どこかで見覚えのあるかたちに…。 前日私が将棋倶楽部24で指していた将棋とほとんど同じ局面に…。 四間飛車穴熊に対し、流行りの銀冠穴熊に組んでます。


第1図 NEC(3)戦の局面

私の将棋は第1図から

△2六角▲2八角△7五歩▲4五銀△同銀▲同飛△6五桂(第2図)

と進み優勢になりました。 先手からの4筋の攻めより後手の7筋方面の攻めのほうが厳しく、先手は▲2八角と▲3七桂が働かないのが痛いです。 ▲2八角のところでは▲3八飛や▲4七金を想定しており、それなら難しい戦いでしょう。 本譜は以下、順調に押し切り勝ち。


第2図 NEC(3)戦の局面

一番早く勝ったので、他の将棋を見てみることに。 池島さんは相手の時間切迫でミスを誘い最後は詰まして勝ち。 杉山さんは押さえ込みがきれいに決まり快勝。 滝瀬さんは優勢な局面から怪しくなるもなんとか逃げ切り勝ち。 志田さんもうまく寄せ切り快勝。 5-0勝ちといいスタートを切りました。

2回戦リコー(3)戦 2-3負け

滝瀬さんが朝から意識していたリコー戦。 3軍でもかなり手強いメンバーです。 オーダーは1回戦の流れを重視してそのまま。

私は桑山さんと、隣の滝瀬さんは牧野さんと、お互い朝から想定(?)していた相手でした。 私の将棋は角換わり模様を相手が避け、右四間飛車に。 私が居玉で仕掛け、攻めを見せつつ玉型の整備をするという注文をつけて第3図に。

第3図 リコー(3)戦の局面
まだ、序盤で玉を囲い合えば1局でしたが、後手から△8六歩▲同歩△7四歩。 先手の角頭は弱いですが、後手は居玉です。 次の1手が居玉をとがめる実質的な決め手になりました。


第4図 リコー(3)戦の局面

▲6五銀(第4図)!この手を見て隣で指していた滝瀬さんは私の勝利を確信していたようです(?)。 ▲7四銀と▲5六歩が見合いで収拾困難なようです。 角交換されると後手陣はバラバラです。 本譜も角交換が実現し、短手数で勝ち。

一番乗りかと思いましたが、大将席の池島さんが猛スピードで馬上さんに勝っていました。 これは行けるのか?と思いましたが、杉山さん、志田さんはチャンスがあったものの惜しくも負け。 滝瀬さんは後手番だったことを言い訳にして角交換振り飛車をやって押さえ込まれて完敗。 どうしても先手番で脇システムがやりたかったみたいです笑。

このあとのパナソニックの方と4対4の裏慰安戦。 広瀬正さんたちがセッティングしてくれました。 私は脊尾さんと対局し、角換わりの得意パターンに持ち込み、攻めを繋げて勝ち。 この日は調子が良かったようです。

入社して最初の大会で自分の将棋を指して結果が出せたことは良かったです。 次の職団戦でも今回のような将棋を指せるようにしていきたいと思います。


富士通(4) 対局風景

富士通(4) 対局風景

2017/4/21 記:笛木
富士通(4)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 池島 杉山 笛木 滝瀬 志田 勝負
1回戦 NEC (3) 大将
磯谷
副将
石川
三将
澤田
四将
皆川
五将
井田
5 - 0
2回戦 リコー (3) 大将
馬上
五将
伊藤
三将
桑山
四将
牧野
副将
藤原
2 - 3
- 2 - 0 1 - 1 2 - 0 1 - 1 1 - 1 7 - 3


富士通(5) B級 :慰安戦準優勝 昇級△(竹村)

竹村@5軍結果報告です.
5軍は前期A級陥落、B級優勝&A級復帰を目指ざす.

1回戦 第一生命

副将竹村は制勝. 周りも勢いよく進んでいたので安心していたら チーム2-3負.
いきなり後がなくなりました(汗)



富士通(5) 対局風景

富士通(5) 対局風景

慰安戦1~4回戦

大将小澤さん、副将以下は勝者が上位にあがる布陣で挑み、 3回戦、勝又先生指導の あかつき印刷を破って決勝進出!
決勝は敗れましたが、一期でのA級復帰を達成できました!

2017/4/15 記:竹村
富士通(5)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 福永 竹村 北上 小澤 村中 勝負
1回戦 第一生命保険 大将
永井
副将
市瀬
三将
染谷
四将
久世
五将
西川
2 - 3
慰安戦
1回戦
日立システムズ 四将
松田
副将
吉野
五将
原野
大将
秋本
三将
坂巻
4 - 1
慰安戦
2回戦
セイコーインスツル 四将
今野
副将
竹内
五将
高橋
大将
大塚
三将
岡本
3 - 2
慰安戦
3回戦
あかつき印刷 四将
倉田
副将
武田
五将
松本
大将
吉永
三将
山本
4 - 1
慰安戦
決勝
社会教育会館文化会 四将
石井
五将
岩永
三将
阿部
大将
浅倉
副将
増浦
2 - 3
- 3 - 2 4 - 1 3 - 2 1 - 4 4 - 1 15 - 10

富士通(6) B級 : 慰安戦2回戦進出 ()



富士通(6) 対局風景

富士通(6) 対局風景

2017// 記:
富士通(6)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 鈴木敏 川妻 米谷 池田 三浦 勝負
1回戦 東芝ESS (1) 大将
泉田
副将
芳賀
三将
石川
四将
川口
五将
村石
1 - 4
慰安戦
1回戦
太平洋セメント (1) 三将
吉田
副将
粟村
大将
仁井田
五将
青木
四将
岩波
5 - 0
慰安戦
2回戦
新潟県庁 三将
木島
副将
細谷
大将
奥州
五将
伊藤
四将
真水
2 - 3
- 1 - 2 1 - 2 2 - 1 2 - 1 2 - 1 8 - 7


富士通(7) B級 :3回戦進出(辻)

7軍のレポートを担当する辻です。
チーム幹事は二宮さんで、オーダーは固定で、大将:斉藤さん、副将:辻、三将:二宮さん、四将:伊藤(竜)さん、五将:中谷さんでした。
大会前は、このチームでB級は厳しいと思っていましたが、なんとか3回戦まで進めました。

1回戦 朝日信用金庫 4-1勝ち

私の対局の戦型は対中飛車で、30手目ぐらいで大差で作戦勝ちになり、相手がジリ貧を嫌って銀損の攻めで暴れてきましたが、受けきって勝ち。
大将の斉藤さんは、中盤で相手の2歩で勝ち。
私の対局が終わった後、伊藤さんと中谷さんは相手の時間を切らして勝っていました。
新人の伊藤さんがデビュー戦で勝利を飾るなど、まずは幸先良くスタートできました。


富士通(7) 対局風景

富士通(7) 対局風景

2回戦 NECソリューションイノベーター(1) 3-2勝ち

相手チームは若手が多くて強そうでした。
私の対局は、振り返るのも恥ずかしいレベルの作戦負けをしてしまい、最後までド必敗でしたが、 持ち駒に飛車が入れば、相手の玉がピッタリ詰む状態にしてキャンセル待ちをすると、こちらの思惑通り相手が飛車を切って必至を掛けてきました。
手に入れた飛車を使い、相手玉を詰まして大逆転勝ちしました。
チームも、斉藤さん、中谷さんの2連勝のおかげで、3回戦進出を決めました。

3回戦 信越化学工業(1) 2-3負け

私の対局の戦型は対四間飛車で、中盤から少しずつ有利を拡大し、最後は大差で勝ち。
他の対局は既に終わっていて結果を確認すると、斉藤さんは勝ちましたが、頼みの中谷さんが負けてしまい、2-3負けでした。
このチームで昇級まであと一歩まで進めたのは、なかなか良い結果といえるのではないでしょうか。

二宮さんがリベンジに燃えていると思うので、次回の7軍にはご期待ください。

2017/7/2 記:辻
富士通(7)の対局結果 C級
回戦 相手チーム 斉藤 二宮 伊藤竜 中谷 勝負
1回戦 朝日信用金庫 大将

副将

三将

四将

五将

4 - 1
2回戦 NECソリューションイノベーター 大将

副将

三将

四将

五将

3 - 2
3回戦 信越化学工業 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

2 - 3
- 3 - 0 3 - 0 0 - 3 1 - 2 2 - 1 9 - 6


富士通(8) C級 :慰安戦優勝 昇級△(伊藤健)

開始前は、リラックスモード。Bに昇級すると、時計使用切れ負けになるので、昇級したくないという発言もありました。(発言者秘匿)
結果的には、このリラックスムードがよかったもかも。
前回現7軍がB級昇級していますので、このチームも頑張りたい所です。

1回戦 NTTドコモ(2) 2-3負け

私の相手は、真木さん。先手相矢倉脇システム模様。3筋の歩を交換したメリットの生かし方がわからない。
形勢不明のところで、角を打ち込み、角金交換して、やや無理気味だが、攻めを続けた。
真木さんが飛車と金銀2枚替えを嫌ったため、逆転有利となる。
敵陣が薄く、銀と桂香の2枚替えの有利局面である。
いつもは有利になってから、慌てるのですが、本日は、落ち着いて飛車銀交換を受け入れ、その間と金を敵陣に作り、快勝しました。
チームは、2勝2敗で、吉田さんが終盤戦に。右四間の速攻を受け切り、優勢と見えましたが、時間切迫で勝ちきれませんでした。
だが、チームとしては、互角の力と思います。
また、この後、NTTドコモ(2)は2回戦負けでしたので、チームとして、慰安戦に回ったのが、結果的に幸いしました。

慰安1回戦 市原市役所 5-0勝ち

私の相手の酒本さんは、角交換から、飛車を向い飛車に振り直して、積極的に飛車交換をしてくる。
自陣に金の浮き駒があるのを見逃していた仕掛けでした。
珍しく相手の見逃しをついて、飛車交換に応じて、飛車を打ち込み、有利に。大差だったので、じっくり負けない手を差し続け、勝利。
チームはようやく本気を出し、危なけなく、5-0勝利。

慰安2回戦 アルゴリズム研究所 不戦勝(5-0勝ちと認識)

アルゴリズム研究所は第74回大会などS級優勝の強豪ですが、現在はC級。
慰安戦で勝ち進むのを、潔しとしない決断(棄権)と推測しています。

慰安3回戦 シーエーシー 5-0勝ち

私の相手は、鐘ケ江さん。
後手番矢倉中飛車で、感触としては、仕掛け時点では、優勢と認識していたが、実際は互角くらいだろう。
その後悪手を指して、角と馬で受け止められ、苦戦となったが、差はわずか。
怪しく敵陣に迫り、優勢不明の終盤最後に、相手が詰みを見逃し、何とか勝ち。
チームは不戦勝で休憩できたのか、余裕の勝利。

慰安4回戦 柏原紙商事 3-2勝ち

私の相手は、宮城さん。後手番矢倉中飛車で、仕掛け時点では、はっきり優勢。
この戦法は、今日初めて採用しており、仕掛け後の差し方がまだわかっていない。
相手飛車が5筋に移動しての反撃に、必敗の形勢。
ほぼ、あきらめ気分ながら、精一杯怪しい手で敵陣に迫る。
自陣を詰みにくい形にしつつ、詰めろをかけ、差し手を待つ。
11手詰めだが、あまり難しくないが、秒読みでもないのに、詰めを逃してくれて、 勝ちを拾いました。
終わってみると、チームは3-2では薄氷の勝利。


富士通(8) 対局風景

富士通(8) 対局風景

終わりよければ、全てよし。昇級もほぼ確定で、無欲での良い結果となりました。
なお、大石さんがおおよそ3ケ月、活動休止されますが、その直前のこの大会に4連勝して、チームの慰安戦優勝に貢献していただきました。

2017/4/11 記:伊藤健
富士通(8)の対局結果 D級
回戦 相手チーム 黒木 伊藤健 吉田 大石 青山 勝負
1回戦 NTTドコモ (2) 大将
中森
副将
真木
三将
谷崎
四将
下地
五将
星野
2 - 3
慰安戦
1回戦
市原市役所 大将
黒川
副将
酒本
三将
三橋
四将
植本
五将
三橋
5 - 0
慰安戦
2回戦
アルゴリズム研究所 大将

副将

三将

四将

五将

5 - 0
慰安戦
3回戦
シーエーシー 大将

副将
鐘ヶ江
三将
鈴木
四将
大内
五将
塚本
5 - 0
慰安戦
決勝
柏原紙商事 大将
柏原
副将
宮城
三将
上村
四将
小塚
五将
稲垣
3 - 2
- 3 - 2 5 - 0 4 - 1 4 - 1 4 - 1 20 - 5


富士通(9) E級 : 2回戦進出 (望月)

9軍は小幡さん、実藤さん、渡辺健治さん、町田さん、望月の5名です。
町田さんと実藤さんはEクラスでは十分実力があり、勝ってくれると信じ、残り3人で1勝して勝ち進んでいきたいと思っておりました。
しかし、チームは1回戦(対JT本社(2))に3勝-2敗で辛くも勝ちましたが、2回戦(対岡本)2勝-3敗であえなく終わってしまいました。

2回戦目は自分が大将で2勝2敗の最後の対局で負けてしまい、とても不甲斐ない気持ちです。Eクラスを落ちることは避けられましたが、もう少し頑張れたと思っております。
次回は大将でも、勝っていく力をつけていきたいと思っております。

小幡さんの1回戦目は優勢で進んでいたのですが、うっかりがあったらしく攻めが切れてしまいました。
2回戦目は結果的に負けてしまい。打ち上げまでの時間を待つのがつらいということで弁当も食べずに帰宅されました。
年齢(79才)を考えると大変だったと思います。

小幡さんの携帯に将棋部全体の成績(昇級及ぶ入賞チーム)を報告すると、大変喜んでくださって、その旨返信がきました。
小幡さん宅には4月29日に行くので詳細を報告してまいりますと同時に職団戦参加についての感想をお聞きして、今回のレポートに追加していきたいと思います。
皆さんに簡単に感想を書いていただきましたので報告します。


富士通(9) 対局風景

富士通(9) 対局風景

町田さん

1回戦(vs JT本社)○勝ち

いきなりの大将戦。相掛かり。 ちゃんとした感じの方。見た目は相当強そう。
中原玉でガッチリ固めて、ジワジワ来る。なんとなく押され気味。見た目ほどではないが、まあまあ強い。
ちょい不利がダラダラ続いたが、最後は王手桂馬取りでその桂馬を取った手が、 ダブル詰めろ馬取り、というマンガみたいな展開となり勝ち。
ちょっと冷や汗ものでした。

■2回戦(vs 岡本)○勝ち

始まる前にお手洗いに行き、戻ってみると相手が駒を並べてくれていた。
親切な方だなぁ・・などと思いつつ御礼を述べ、ふと自分の陣営を見ると、
なんと玉!
相手は王。
あれっ?ふつうこのシチュエーション、自分を玉にするよなぁ・・。
相当腕に自信があるテングか、そんな作法すらも知らないビギナーか!?
後者でした。60手程度で2勝目。

実藤さん

1回戦:後手角交換四間飛車を採用。○勝ち

中盤まで大分優勢だった将棋も、相手が長考派のため、終盤秒読みに。
秒読みになってからミスの連発でしたが、 なんとか一手違いで勝ち切りました。

2回戦:先手中飛車を採用。○勝ち

中盤に飛車をただ取りしてからは、一方的な将棋となり、1回戦と異なり短時間での快勝でした。
チームは2回戦までと残念な結果でしたが、次回は午後の部まで行きたいですね。

渡辺さん

1回戦:自分(筋違い角から振り飛車)vs相手(居飛車)●負け

自分の先手で、3手目、角交換から、1歩得。 その後、振り飛車・美濃で陣形を整える。
相手の桂が跳ねたので、それをとがめようと動いたが失敗。 逆に、馬は作られるは、と金は作られるはで、劣勢に。
そこからはいい所なく負け。

2回戦:自分(三間飛車)vs相手(三間飛車)●負け

相手の先手で、三間飛車とされたため、相三間飛車へ。
歩をつっかけてそれほど悪いとは思っていなかったが、自陣の上部の桂を放置したことから、混戦へ。
そこから粘るも、少しずつ形勢が傾いて行き、見せ場もなく負け。

<おまけ>
1回戦目は、明らかに格下。
練習将棋でも、四、五段の強い人に、一発、入れる事もあるが、その反面、 格下との対局で取りこぼしが目立っている。
分析すると、「メンタル」と、「受けの弱さ」が原因ではとの結論。 少し、受けの勉強を強化しようと思います。

望月

1回戦:自分(舟囲い急戦)vs相手(四間飛車⇒逆棒銀)○勝ち

棒銀で攻めていったところ、相手が四間飛車から逆棒銀で攻めてきた。 2筋の小競り合いから、飛車をお互いに取り合う形となる。
相手の玉が固めていなかったため、飛車で王手銀取りとなる。 横からの飛車が良く効き、勝つことができた。

2回戦:自分(居飛車)vs相手(中飛車)●負け

前日の練習会で勝又先生から教えていただいたように、中飛車の受けを実施した。
うまく受けたと思いきや角交換から天王山に角を打たれ、飛車香車の両取りをくらう。
その後はじりじりと劣性になり敗着。

<全体>
劣性になってから無理をして更に差をつけられてしまった。
少しずつ挽回できる力が必要だと感じました。

小幡さん(望月記)

1回戦

中飛車。穴熊。飛車角とも相手陣に成りこみ優勢だった。 しかし、その後、相手陣に打ち込んだ角をうっかり詰まされてしまった。 落ち着いて指せばよかった。その後は攻めがきれて負け。

2回戦

序盤に失敗してから段々悪くなってしまった。 実力の差がある相手ではなかったが、序盤の失敗が響き負け。

全体

2局ともとても残念な結果になってしまった。 相手が強くて負けたというより、落ち着いて指していけば勝てた可能性があったので残念。 また、打ち上げも参加できず川妻さん、出澤さん、小澤さん達にご挨拶できなかった事を申し訳なく思っておりました。

2017/4/18 記:望月
富士通(9)の対局結果 F級
回戦 相手チーム 町田 実藤 小幡 望月 渡辺 勝負
1回戦 JT本社 (2) 大将
佐々木
副将
車川
三将
石津
四将
横川
五将
長尾
3 - 2
2回戦 岡本 副将
村方
三将
中井
五将
田中
大将
河野
四将
吉田
2 - 3
- 2 - 0 2 - 0 0 - 2 1 - 1 0 - 2 5 - 5


富士通(10) F級 : 3位 ()


富士通(10) 対局風景

富士通(10) 対局風景

2017// 記:
富士通(10)の対局結果 F級
回戦 相手チーム 植木麻 大場 高橋一 別宮 川上 勝負
2回戦 丸善CHIホールディングス (2) 五将

四将

三将

副将

大将

4 - 1
3回戦 デンカ (2) 五将

四将

三将

副将

大将

5 - 0
4回戦 学習塾ステップ 五将

四将

三将

副将

大将

4 - 1
準決勝 ヤマダ電機 (1) 五将

四将

三将

副将

大将

0 - 5
- 3 - 1 3 - 1 2 - 2 2 - 2 3 - 1 13 - 7



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結果:
富士通(1)富士通(2)富士通(3)富士通(4)富士通(5)富士通(6)富士通(7)富士通(8)富士通(9)富士通(10)
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