2017年秋 第112回職域対抗団体戦


参加者:
富士通(1): 島、伊藤康、鵜木、平野、浅倉
富士通(2): 中治、出澤、広瀬正、松原、本行
富士通(3): 喜多、足立、池島、能勢、笛木
富士通(4): 志田、杉山、北上、竹村、滝瀬
富士通(5): 鈴木敏、三浦、池田、福永、小澤
富士通(6): 実藤、町田、斉藤、東、辻
富士通(7): 中谷、大場、二宮、伊藤竜、植木
富士通(8): 大石、伊藤健、吉田、黒木、青山
富士通(9): 広瀬俊、渡辺健、中畑、川上、高橋一
(敬称略)
日時:2017年11月23日(祝)
場所:東京体育館(千駄ヶ谷駅)
結果:
富士通(1) S級 : 3位 (予選リーグ1位) (浅倉)
富士通(2) S級 : 降級 (本行)
富士通(3) A級 : 3位 (笛木)
富士通(4) A級 : 2回戦進出 (滝瀬)
富士通(5) A級 : 慰安戦2回戦進出 (小澤)
富士通(6) B級 : 降級 ()
富士通(7) B級 : 降級 (伊藤竜)
富士通(8) B級 : 降級 (吉田)
富士通(9) E級 : 慰安戦2回戦進出 ()
※()内はレポーター
連盟ページ:内閣総理大臣杯 第112回職域団体対抗将棋大会レポート

会場の東京体育館

富士通(1) S級3位 記念撮影

富士通(1) S級 : 3位 (予選リーグ1位) (浅倉)

皆様お疲れ様です。職団戦で幹事を務めさせて頂いた浅倉です。
今回、富士通1軍のメンバーは
島さん、伊藤さん、鵜木さん、平野さん、浅倉というメンバーです。

私は今回入社以来、初めて幹事を務めさせて頂くにあたり非常に身が引き締まる思いでした。
そこで幹事として職団戦に臨むにあたり2つの目標を立てて臨むことにしました。

1つは「良いくじを引く、良いオーダーを作ってチームを有利に」
近年、ライバルチームに強力な新戦力が加入しているので、客観的にみて厳しい戦いになると考えていました。
そういった状況で勝つための確率を上げるためには強豪チームと戦う前までに如何に良い流れを作るかが重要だと思います。
それには良いくじを引き、良いオーダーをつくり消耗を避けて勝ち上がることが大事です。
これらは運要素が強いものですが、例えば過去の結果を参照してある程度他チームのオーダーの傾向を読むのは可能だと個人的には考えています。
そういったことからチームが少しでも有利になるようにできればと考えていました。

2点目は、「選手としてチームに貢献すること」
過去の3回の職団戦ではいずれも勝負どころで1敗して悔しい思いをしていたので、今回こそ全勝してチームに貢献できればと臨みました。

【1回戦 日本レストランシステム(1) 5-0勝ち】

私は天間さんとの対局。
当初は急戦調の出だしでしたが局面が落ち着いたので穴熊に組み替えることが出来、攻勢にでてなんとか勝つことができました。
全体としては、鵜木さんと島さんがそれぞれ相手チームのエース格である野島さんと鰐淵さんに勝利して全勝と幸先の良い内容でした。

【2回戦 日立製作所(1) 3-2勝ち】

昼食前の一戦ということで日立製作所さんとの対局。
私はアマ大会で何度も対局している丁子さんとの対決に。
最近マイブームのゴキゲン中飛車を採用し、作戦負け気味の状況でしたが丁子さんに一失があり色々駒が捌けて快勝でした。
チームとしては3-2勝ちで、決勝トーナメントへの進出が大きく近づきました。


富士通(1) 対局風景1

富士通(1) 対局風景2

【3回戦 リコージャパン 4-1勝ち】

昼食後ということでインターバルがありましたがリコージャパンさんには藤森さんを始め、強豪が所属しているので気を引き締めて対局に臨みました。
私は高橋さんとの対戦で、再度ゴキゲン中飛車を採用しましたが、序盤でポロっと歩を取られるというミスをして作戦負けに。
ですがそこから盛り返して勝つことが出来ました。結果は4-1で決勝トーナメントへの進出が決まりました。

【準決勝 リコー(1) 0-5負け】

決勝トーナメントに残ったのは、リコー(1)、NEC(1)、三菱UFJ(1)、富士通(1)の4チーム。
まず残ったチームの代表者で抽選を行い対戦チームを決めます。
日本選手権に出るためには準決勝でリコー(1)を倒す必要があったので対戦を狙っていました。
そして運命のくじ引きへ。くじは4枚あり、まずリコーの山田さんが左から3番目を引きました。
次に私の番となったのですが、一番右はおそらく逆の山であり、正解は1番左もしくは左から2番目のどちらかだと考えていました。
結局左から2番目を引きリコー(1)との対戦が決まりました!

お互いのオーダーは以下のように
平野さんー中川さん
浅倉  -山田(雄)さん
鵜木さんー山田(洋)さん
島さん ー細川さん
伊藤さんー武田さん

ここまで3連勝で、初の全勝を目指す私は大学の先輩である山田さんとの対局。
戦型は私の3間飛車~46銀型の高美濃に対して山田さんが金銀四枚の穴熊。
駒組の段階では難しいと考えていましたが、取ったこちらの5筋を逆用する形で仕掛けられてしまい苦しくなりました。
そこから追い上げたものの山田さんの正確な指しまわしの前に屈するという結果に。
チームも0-5で負けてしまいました。

これで3期連続準決勝敗退です。
個人として全勝を目指していたのですが今回も1敗してしまい非常に悔しい思いです。
また、今から振り返ればリコーとの対戦ももう少しオーダーを工夫すれば十分に勝機があったのではと幹事として反省しています。
なかなか準決勝の壁を越えられませんが、次回こそ優勝に貢献できるように精一杯日々努力していきたいと思います。
以上、ご報告でした。

2017/12/16 記:浅倉

富士通(1)の対局結果 S級
回戦 相手チーム 浅倉 伊藤康 鵜木 平野 勝負
予選
1回戦
日本レストランシステム (1) 大将
天間
副将
山ノ内
三将
野島
四将
高須
五将
鰐淵
5 - 0
予選
2回戦
日立製作所 (1) 四将
丁子
副将
樋口
大将
高島
五将
岡和田
三将
土出
3 - 2
予選
3回戦
リコージャパン (1) 三将
高橋
五将
中原
副将
佐々木
四将
星出
大将
藤森
4 - 1
準決勝 リコー (1) 副将
山田雄
五将
武田
三将
山田洋
大将
中川
四将
細川
0 - 5
- 3 - 1 2 - 2 3 - 1 3 - 1 1 - 3 12 - 8
3位

S級3組の結果
S級3組 富士通 (1) 日本レストランシステム (1) 日立製作所 (1) リコージャパン (1) 勝点勝数順位
富士通 (1) * 5 3 4 3121
日本レストランシステム (1) 0 * 2 1 034
日立製作所 (1) 2 3 * 3 282
リコージャパン (1) 1 4 2 * 173

S級決勝トーナメント
富士通 (1)(3組1位) 0     
      リコー (1)3 
リコー (1)(2組1位) 5    
          リコー (1)
三菱UFJ (1)(2組2位) 0    
      NEC (1)2 
NEC (1)(1組1位) 5     

富士通(2) S級 :予選リーグ4位 降級(本行)

富士通2軍幹事の本行です。

職団戦、いつもは「団体戦は絶対負けないようにしなきゃなー」とか 多少は気持ちが張っているのですが、当日は良い意味で無心の状態で 対局を迎えることが出来ました。

1回戦 NEC(1) 3-2

(出澤●、中治○、広瀬○、松原●、本行○)

1回戦 NEC K川さん

誰に当たってもやばいことには変わりないので 強豪チームに当たる時は当たりが決まっても 変な動揺が走らないメリットがあります? 勝負所は下図

以下K川さんが△3二玉と寄ったため▲5三角△6二銀▲7五角成△5二金右▲8六歩と進み、向かい飛車の飛車先の歩がきれて更に一方的に馬を作って大優勢となります。 あとは手なりに進めて勝ち。

図では△6四歩か△7四歩or△6二銀(△7七角成も一応あり)が考えられます。 K川さんは△7四歩or△6二銀のときに▲8六歩が気になったそうですが、そこで △7七角成▲同金△8六歩▲同金と金をつり出してから△7四歩、△7三銀型を作られると 個人的には微妙かなと思っているので違う暴れかたをするつもりでした。


富士通(2) 対局風景1

富士通(2) 対局風景2

ちなみに△6四歩はプロ実戦例があり、▲2二角成△同銀▲8六歩!△同歩▲6三角という手があります。以下もしも△8七角▲7七金△7六角成▲同金△8七歩成と暴れてきたら △4一角成で一丁上がりです。

中治さんも広瀬さんも圧勝したみたいで、早々とチーム勝ちが決まりました。 ビックリです。

2回戦 公認会計士 2ー3負け

(中治●、松原●、出澤●、本行○、広瀬○)

2回戦 公認会計士 K納さん

▲7六歩△8四歩▲5六歩と1局目を彷彿とさせる出だしに、 2匹目のドジョウを期待したのですが、△3四歩と外され?ました。

以下ぐちゃぐちゃやって下図に

桂を跳ねて、「銀引かれたら模様悪そうだなー」とぼんやり考えていたら、 △3四歩と打たれてやる気が出てきました。

以下▲同銀△同金▲同飛△7六銀▲3六飛△7七銀成▲同金△5七桂▲7八玉△4九桂成 ▲7二歩と両者気合いのノータイム応酬を経て、下図

相手が全ての筋を受けるためには4三銀、5二歩、7四歩もしくは7二飛の三手を全て指したい局面となっています。(要は受けづらい)しかも、現局面は一瞬私の玉が遠いので攻め合いも微妙という、相手からみて何ともいやらしい局面になりました。 戻って△7七銀成の所は△8六歩のほうがいやでした。

以下強気に攻め続けて勝利。強豪相手にねじり合い勝ち出来たのは嬉しかったです。 ただ、チームは広瀬さんと私以外負けで2-3となってしまいました。 中治さんは惜しい敗戦だったみたいです。

3回戦 リコー(2) 1ー4負け

(出澤○、松原●、中治●、本行●、広瀬●)

後がない富士通2軍、なんと残留決定戦をリコー(2)とさせられる羽目になりました。

リコー(2) N山さん

3局目にして初の後手番 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二飛▲2二角成△同飛と進み、 (これは来たか)と内心思っていたら6八玉と外され?ました。

以下下図(便宜上先後逆)

△2五飛を見せた手に対し▲2八飛と受けた所。 ここで△5二金左が指のしなる一手。 私は振り飛車党ではないですが、振り飛車党っぽく指せているのではないかと内心錯覚するほどの感触でした。 以下▲2三角△4三銀▲4一角成△2七歩と進み、難しいながらもちょっと良し位な形勢となって下図。

第一感は△6四歩だったのですが、速度勝ちだと思い2九馬としたところ、▲6三馬で動揺してしまいました。以下△7一金でちょっと良しだったのですがそれすら逃し負け。 この局面に至るまで選択肢をすべて間違えたのは、自分の読みと大局観が弱すぎました。 エセ振り飛車党の限界を知った気分でした…

チームは出澤さんだけが勝って1-4。残念ながらS級リーグからの降級となってしまいました。

結果は伴いませんでしたが、優勝候補に勝つなど、チームワークの良い素敵なチームでした。 次期のS級復帰を祈願いたします。

最後まで駄文を読んで頂きありがとうございました。 以上です。

2017/12/3 記:本行

富士通(2)の対局結果 S級
回戦 相手チーム 出澤 中治 広瀬正 松原 本行 勝負
予選
1回戦
NEC (1) 大将
山口
副将
加藤
三将

四将
清水上
五将
北川
3 - 2
予選
2回戦
公認会計士 (1) 三将
濱野
大将

五将
高野
副将
小林
四将
加納
2 - 3
3回戦 予選
リコー (2)
大将
菊田
三将
伊藤
五将
桑山
副将
山内
四将
野山
1 - 4
- 1 - 2 1 - 2 2 - 1 0 - 3 2 - 1 6 - 9
リーグ4位 降級

S級1組の結果
S級1組 富士通 (2) NEC (1) 公認会計士 (1) リコー (2) 勝点勝数順位
富士通 (2) * 3 2 1 164
NEC (1) 2 * 5 4 2111
公認会計士 (1) 3 0 * 3 262
リコー (2) 4 1 2 * 173

富士通(3) A級 : 3位(笛木)

3軍レポートを担当する笛木です。
チームは池島さん(幹事)、喜多さん、足立さん、能勢さん、笛木でした。

私は前回は4軍で出場しまして、午前中2局で終わってしまい、 どちらかというと観戦&世間話メインという感じでしたので、今回は午後まで将棋を指したいなあと思ってました。
朝から幹事の池島さんがやや遅れて登場。「よくわからないからオーダー任せた」といきなりオーダー決めを任せられました。
この日は私のひねくれたオーダーにチームの運命が委ねられることとなりました。

1回戦 第一生命(1) 4-1

1局目、第一生命戦、私は43戦法→石田流→銀冠→銀冠穴熊というコースでじっくり指すことに。
やや作戦的には損をしたかと思いましたが、 相手からの仕掛けが難しく、仕掛けの直前では時間が23分と10分の大差に…。
局面は難しいものの時間で大差をつけたので、 あとは仕掛けに対応し、勝つことができました。
チームも4-1勝ち。

2回戦 大和証券グループ 5-0

2局目、大和証券グループ戦、私は構想破綻で苦戦を強いられるも、終盤で徐々に差を詰め、逆転。
チームも5-0勝ち。


富士通(3) 対局風景1

富士通(3) 対局風景2

3回戦 KHI 3-2

3局目、KHI戦、私は雁木を採用し、第1図。

ここから△65歩と仕掛けます。
雁木VS矢倉では、▲37銀や▲36銀のタイミングで仕掛けるのがポイントだと思います。
ここから10手ほど進み第2図。

先手玉が少し危ない感じがします。△97桂成も有力でしたが、本譜はここで△55銀と技を掛けに行きました。
以下、▲同歩△86角▲87歩△59角成▲54歩△75歩と進みました。
難しいですが、馬の脅威が大きく、実戦的には先手が嫌そうな局面だと思っていました。
このあとは攻め続けて勝つことができました。
池島さん、足立さんも勝ちチームは3-2勝ち。

4回戦 東京ガス 3-2

4局目、東京ガス戦、相手チームには早稲田OBの高橋海氏がおり、厳しい戦いが予想されました。
池島さんが満を持して高橋海氏を迎え撃つも早々に敗退。
私の隣で指していた足立さんも勝勢の局面からまさかの頓死で雲行きが怪しくなります。
しかし、私は石田流銀冠穴熊の固さを活かし、一手勝ち。
喜多さんも勝ち。能勢さんも最後薄氷を踏むもなんとか勝ち。
3-2勝ちでベスト4に進出しました。

準決勝 トリプルアイズ 1-4

5局目の相手はトリプルアイズ、元奨三段の知花さん、強豪入子さんをはじめとして強力なメンバーが揃っています。
やる前から、私が知花さんに勝ちに行かないとチームの勝ちはないと思いました。オーダーは目論見通り、私と知花さんが当たる組み合わせに。
私の先手で、私は初手から得意の矢倉?(色々突っ込み所満載)に組みました。
序盤はすごいスピードで進んでいきましたが、開始から約10分、 私が本格的な仕掛けを敢行し、第3図。

序盤飛ばしてきた知花さんの手が止まります。よく見ると、早くも後手収拾困難です。
△35同歩と取ると、▲24歩の合わせと▲62角をミックスされて後手崩壊。
△85桂も手抜いて▲34歩で拠点が大きく後手攻め合い負けモード。
本譜は10分以上の大長考の末、△35同銀。以下、▲62角△85桂に銀を逃げずに▲53桂成と踏み込みます。
それに対して知花さんは△45歩。 一番嫌な手で焦らせてきます。局面も時間もリードを奪った私はここから将棋でちゃんと勝とうと思い、大長考。

結論から言うと、こういう大長考はあまり意味がありません。
結局、一気に決める順を見つけることができず、▲43成桂△同金▲73角成と手堅く指し、 20手ほど進んで第4図。

将棋のほうではリードを広げていきますが、時間が…。
お互い残り5分を切り、叩き合いに。なんとか勝つことができました。
しかし、周りを見ると1-4負け。トリプルアイズ恐るべしという他ありません。今回の職団戦が終わりました。

チームは3位という結果で、富士通の中ではしっかりと結果を残せたと思います。
また、個人的にも職団戦7連勝となり、良かったです。
次は優勝・昇級に絡めるような場面で勝てるように努力していきたいと思います。

2017/12/16 記:笛木
富士通(3)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 喜多 池島 笛木 足立 能勢 勝負
1回戦 第一生命保険 (1) 大将
永井
副将

三将

四将

五将

4 - 1
2回戦 大和証券グループ本社 (1) 五将

大将
村上
四将

三将

副将

5 - 0
3回戦 KHI (1) 五将

大将

四将

三将
松下
副将

3 - 2
準々決勝 東京ガス 五将

大将
高橋
四将

三将

副将

3 - 2
準決勝 トリプルアイズ (1) 五将
苅辺
大将
島田
四将
知花
三将
服部
副将
入子
1 - 4
- 2 - 3 3 - 2 5 - 0 3 - 2 3 - 2 16 - 9


富士通(4) A級 : 二回戦進出 (滝瀬)

今回の4軍レポートを担当する滝瀬です。 今回の4軍のメンバーは志田さん、杉山さん、竹村さん、北上さん、滝瀬です。

1回戦 新日鉄住金(1)戦 3-2勝ち


富士通(4) 対局風景1

富士通(4) 対局風景2

オーダーは大将から志田さん、杉山さん、竹村さん、北上さん、滝瀬の順でした。 相手オーダーの印象としては、上から強い人を並べているなという感じでした。

私は相手の右玉対矢倉となり、落ち着いた将棋に。 相手が打った自陣角があまり働かず、逆にこちらの攻めの目標になったため、やや作戦勝ちに。 横目に他の将棋を見ると、志田さん、杉山さんは少し指しにくそうで、北上さんは互角、竹村さんはダイレクト向飛車の大乱戦から少し指しやすそうでした。

私はなるべく駒交換にならないようにする指し方でなるべく勝負所を与えず、最初に勝ちました。 その後、杉山さん、北上さんが負け、竹村さんが勝ち、志田さんが残りました。 中盤は少し指しにくそうでしたが、居飛車穴熊の堅陣を活かして、食いつき見事に逆転に成功し勝ちました。 3-2勝ちです。

2回戦 NEC(2)戦 2-3負け

今回のNECはメンバーが強化され、2軍でもかなり手強いメンバーでした。 前回S級の宮原さん、船橋さん、川村さんと誰が当たるかというところ。 オーダーは上から志田さん、滝瀬、北上さん、竹村さん、杉山さん。 宮原さんとは北上さんが、川村さんとは志田さんが、船橋さんとは竹村さんが対戦しました。

私は大窪さんと。レグスペを得意にしており、過去に負けたこともある相手でした。 私はレグスペを封じるために、序盤は角道をあけずに指し進めました。

それが功を奏したのかはわかりませんが、相手は美濃囲いにもしないまま、向飛車で急戦を仕掛けてきました。 さすがに陣形の差などもあり、短手数で勝ち。

他の将棋を観戦すると、志田さんは川村さん相手に優勢となり、そのまま押し切り勝利。 北上さん、杉山さんは惜しくも負けで竹村さんが残りました。 竹村さんは振り飛車穴熊から、大駒を切って寄せにいきましたが、惜しくも足りませんでした。 2-3負けです。

今回は残念でしたが、4軍含めA級の3チームが降級しなかったのはよかったです。

今回の職団戦では降級するチームが多かったですが、 次回はまた10チーム以上参加し、昇級を目指したいと思います。

2017/12/15 記:滝瀬
富士通(4)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 志田 杉山 竹村 北上 滝瀬 勝負
1回戦 新日鉄住金 (1) 大将
身吉
副将
坂野
三将
稲田
四将
久保田
五将
木下
3 - 2
2回戦 NEC (2) 大将
川村
五将
佐藤
四将
船橋
三将
宮原
副将
大窪
2 - 3
- 2 - 0 0 - 2 1 - 1 0 - 2 2 - 0 5 - 5


富士通(5) A級 :慰安戦2回戦進出(小澤)

5軍は鈴木敏さん、池田さん、三浦さん、福永さん、小澤の5人でした。

1回戦 日本ヒューレットパッカード 0-5負け

大将小澤、副将三浦さん、三将福永さん、四将鈴木敏さん、五将池田さんで挑みました。
中盤で馬は作られたものの、角と銀2枚の二枚替えになり優勢を意識していました。
途中でチャンスを逃してしまい、逆転されてしまいました。結果はチーム0-5負けとなってしまいました。
このままでは慰安戦で勝たないと降級が確定してしまいます。
私はA級で残留した経験がなく、来期またA級で指したかったこともあり、オーダーをとても考えました。
将棋を指すよりも考えたんじゃないかと思うぐらい考えました。



富士通(5) 対局風景

富士通(5) 対局風景

慰安戦1回戦 富士ゼロックス 4-1勝ち

大将鈴木敏さん、副将福永さん、三将三浦さん、四将小澤、五将池田さんで挑みました。
石田流対銀冠の変化となり、駒組みと攻防での応手を間違えると押えこまれて不利になるような将棋でした。
攻防の流れで守りの金を54まで引きずり出せて囲いを弱体化させることができ、寄せやすくなりました。
結果はチーム4-1勝ちとなり、残留を決めることができました。

慰安戦2回戦 樋木酒造 0-5負け

大将福永さん、副将小澤、三将池田さん、四将三浦さん、五将鈴木敏さんで挑みました。
相三間の形になり、途中で守りに飛車を打ってしまい守りの大勢になってしまいました。
相手の玉頭が薄かったので、そこから反撃したら逆転模様になりました。
しかし、最後の最後で間違えてしまい、寄せのために打った香を外されてしまい、再び逆転してしまいました。
チームは0-5負けとなってしまいました。

負けた二局はどちらも良い将棋を落としています。
優勢になってから勝ちきるのは大変ということはわかっていますが、その辺がまだまだ自分の弱いところだなと思いました。
ただ初めてA級で残留することができたことはよかったと思います。
次の職団戦までにまた棋力を上げていきたいと思います。

2017/11/24 記:小澤
富士通(5)の対局結果 A級
回戦 相手チーム 小澤 三浦 福永 鈴木敏 池田 勝負
1回戦 日本ヒューレットパッカード 大将
三村
副将
長谷川
三将
柴谷
四将
小波
五将
新山
2 - 3
慰安戦
1回戦
富士ゼロックス 四将
伊藤
三将
須藤
副将
大柿
大将
清水
五将
竹内
4 - 1
慰安戦
2回戦
樋木酒造 副将
石田
四将
村田
大将
鈴木
五将
佐藤
三将
渡部
0 - 5
- 1 - 2 1 - 2 1 - 2 0 - 3 1 - 2 4 - 11

富士通(6) B級 : 降級 ()



富士通(6) 対局風景

富士通(6) 対局風景

2017// 記:
富士通(6)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 斉藤 町田 実藤 勝負
1回戦 アルプス電気 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

1 - 4
慰安戦
1回戦
厚生労働省 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

0 - 5
- 0 - 2 0 - 2 0 - 2 0 - 2 1 - 1 1 - 9


富士通(7) B級 :降級(伊藤竜)

7軍は植木さん、中谷さん、大場さん、二宮さん、伊藤(竜)の5人でした。

1回戦 講談社 1-4負け

大将植木さん、副将中谷さん、三将大場さん、四将二宮さん、五将伊藤(竜)でした。私の将棋は先手中飛車対右玉でした(私が右玉)。中盤で王手金取りをかけることに成功し、大優勢を意識していました(図1)。そのまま逆転されることなく、勝ち切ることができました。結果はチーム1-4負けとなってしまいました。


富士通(7) 対局風景

富士通(7) 対局風景

2回戦 農林水産省 1-4負け

大将植木さん、副将中谷さん、三将大場さん、四将二宮さん、五将伊藤(竜)でした。私の将棋は本戦1回戦と同じ先手中飛車対右玉でした(私が右玉)。序盤で△8五歩に▲7七角と上がってもらえず、▲7七桂から桂交換されてしまいました。振り飛車の左桂をさばかれてしまい、敗勢を意識していました (図2)。その後、抑え込みに成功しましたが、敗勢を意識していたため、持ち時間をかなり使ってしまいました(図3)。図3の局目で私の残り時間が5分でした。最終的に時間切れで負けました。

結果はチーム1-4負けとなってしまい、C級に降級になってしまいました。次の職団戦ではB級に昇級できるようにもっと棋力を上げます。

2017/11/29 記:伊藤竜
富士通(7)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 植木 中谷 大場 二宮 伊藤竜 勝負
1回戦 講談社(1) 大将
三重野
副将
江藤
三将
山岸
四将
三浦
五将
進藤
1 - 4
2回戦 農林水産省(1) 大将
風戸
副将
飯倉
三将
小山
四将
山口
五将
豊田
1 - 4
- 0 - 2 1 - 1 0 - 2 0 - 2 1 - 1 2 - 8


富士通(8) B級 :降級(吉田)

8軍は前回大会はC級で出場、くじ運に恵まれて(?)慰安戦にて勝ち進み、今回は初めてB級での出場となりました。
オーダーは大将より、黒木、青山、伊藤(健)、吉田、大石で望みました。
私(吉田)は、切れ負けの将棋が大の苦手ですが、切れ負けだけはしないよう肝に銘じて望みました。

1回戦 群馬県庁(1) 1-4負け

相手は何年か前に当たったことのある群馬県庁さん。
その時は完敗し、お役所に対する苦手意識を植え付けられた相手だったと記憶しています。
四将・吉田(後手)の相手は門倉氏。
先手の四間飛車に対し、一つ覚えの右四間に構えるも、先手から角交換され、早くも不慣れな戦いに誘導されてしまいました。
相手から角交換された場合、どのような構えにするかいつも迷うのですが、今回は△3五歩から△3四銀と玉頭位取りの構えを採用。
その後、2五の地点で歩を交換し、後手から△2六歩と相手の玉頭に拠点を作り、指し易くなったと思ったのですが、
逆に先手から▲2四歩(後手玉は3二)と垂らされ、嫌な型に。
まだ寄せはないと判断し、攻めてみたものの、相手が一枚以上上でした。
▲2三角と打ち込まれ、あっという間に寄せ型にされ、そのまま押し切られました。
自分以外の将棋はほとんど見ることができませんでした。
3将・伊藤(健)さんが最後に残りましたが、その時点で0-4と負けが確定していました。
伊藤(健)さんの戦いは、先手・伊藤(健)さんの居飛車に、相手の後手・原澤氏の振り飛車のようでした。
形勢は伊藤(健)さんが不利な状況に見えましたが、何故か相手が投了。
相手の時間が切れていました。
かくして、伊藤(健)さんが貴重な一勝をあげ、辛うじて完封を免れました。

慰安1回戦 NEC玉川(1) 1-4負け

相手のNEC玉川さんは、川崎市職団戦でも顔なじみと伺いました。
皆さん良いお歳のおじさん方で、歳ではいい勝負ながら我々のほうがやや勝っている(若い)と感じました。
四将・吉田(後手)の相手は厚芝氏。
相矢倉の型から、先手が▲6六銀、▲4六銀と左右の銀を繰り出してきました。
棒銀の捌きを防ごうと、後手△2二銀と低く構えましたが、 ▲3五歩△同歩▲同銀△3四歩に▲2四歩と突かれ、手拍子で△同歩と取ってしまったため、 ▲2三歩(!)と打たれて無理やり棒銀を捌かれてしまいました。
よくよく考えてみれば、▲2四歩には、△3五歩と相手の銀を取れば攻めは切れていたのではないでしょうか?
早指しを意識しすぎたせいか、冷静さが足りなかったように思いますが、あきれるばかりのうっかりです。
それでも歩得をしているので、悪くはないと思っていましたが、その後もやや無理気味の攻めを食らって、竜で攻め込まれ、 反撃を試みるもまたもや寄り型に追い込まれました。
時間切れが迫る中必死で相手玉を追い込みますが、やはり足りません。
後で分かったことですが、自玉は既に数手前から詰めろが掛かった状態でした。
相手もそれに気づいておらず、最後のお願いとばかりに私が銀で王手を掛けたところ、何と詰む方に逃げてくれて相手玉が頓死。
棚ぼたの一勝を挙げることができました。
しかし、終ってみれば1-4で完敗。初めてのB級の戦いは終りました。


富士通(8) 対局風景

富士通(8) 対局風景

結局、2戦ともに1-4負け、しかもその内の貴重な2勝も切れ勝ちと相手の頓死という僥倖によるもので、内容は圧敗でした。
8軍はF級からここまで昇級してきましたが、B級の壁の厚さを見せ付けらた大会となってしまいました。
次回の職団戦は降級となりますが、またC級からやり直したいと思います。

2017/11/27 記:吉田
富士通(8)の対局結果 B級
回戦 相手チーム 黒木 青山 伊藤健 吉田 大石 勝負
1回戦 群馬県庁 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

1 - 4
慰安戦
1回戦
NEC玉川 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

1 - 4
- 0 - 2 0 - 2 1 - 1 1 - 1 0 - 2 2 - 8


富士通(9) E級 : 慰安戦2回戦進出 ()


富士通(9) 対局風景

富士通(9) 対局風景

2017// 記:
富士通(9)の対局結果 E級
回戦 相手チーム 川上 高橋一 渡辺健 中畑 広瀬俊 勝負
1回戦 明治安田生命 (1) 大将

副将

三将

四将

五将

0 - 5
慰安戦1回戦 柏市役所 副将

三将

五将

大将

四将

3 - 2
慰安戦2回戦 大鵬薬品工業 副将

三将

五将

大将

四将

2 - 3
- 0 - 3 1 - 2 1 - 2 2 - 1 1 - 2 5 - 10


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結果:
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