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富士通 集合写真 (1日目) 富士通 集合写真 (2日目) |
今回1軍のレポートを担当する佐伯です。1軍のメンバーは鵜木さん、松原さん、佐伯です。
オーダーは大将から、鵜木さん、松原さん、佐伯です。 私の相手は一橋のOBで学生名人戦上位経験もある渡辺君。私は富士通の1軍に入るのが夢で 今回は非公式とはいえ1軍に選抜していただいたので俄然気合が入っており、今回、公式戦への前哨戦として武功を上げるべく序盤から飛ばしていきましたがその気合が仇となり開始10分で負けるという失態を犯してしまい大変申し訳ない気持ちになりましたが、チームメイトの松原さんが残り4秒のところで相手玉を詰まして勝ち。鵜木さんもほどなくして勝ち、チームは2−1勝ちで辛くも2回戦にコマを進められました。(先輩方、ありがとうございました。)
オーダーは1回戦と同じオーダーです。 私は1回戦目での失態を解消するべく慎重に指し、私の得意な相穴熊になりました。 慎重に指したことが功を奏したのか私がリードする展開となりチーム最速で快勝。 1回戦での尻ぬぐいができました。ほどなくして松原さんが勝利し2-0でチームの勝利が確定。 最後に残った鵜木さんですが相手玉が遠く鵜木玉に火が付き不利な様子でしたが、鵜木さんも勝負手を連発し必死に突破口をこじ開けようとしましたが及ばず。チームは2−1勝ちで準決勝までコマを進めることができました。
準決勝は富士通の長年のライバルで今大会の優勝候補筆頭のリコーでした。
リコーは今回新人としてプロアマ戦でも連勝したこともある木村孝太郎君が入社したため, さらに戦力アップしています。私は幹事の松原さんから、誰と当たりたいか聞かれたため私は武田俊平さんを指名し、オーダーは、佐伯、松原さん、鵜木さんの順になりました。
ここから、佐伯ー武田戦を解説します。
富士通(1) リコー(1)戦 図1 (37手目) |
図1のように私の予想通り対抗系の将棋となりました。武田さんを指名した理由は対抗系の将棋になれば私のなれた形になると思い、勝又先生からオンライン解説会で学んだとおりの指し方ができると考えたからです。図1から25歩と仕掛けられて12香と穴熊に組み替える作戦に出ました。ちなみにここまでは先手である振り飛車が+300点ほどいいようです。ほどなくして手は進み図2にいきます。
富士通(1) リコー(1)戦 図2 (61手目) |
図2.61手目 ここまで進むと互角に戻りました。ソフト的には35歩ではなく一貫して4筋から攻めていく方が振り飛車に分があったようです。本譜は狙われている桂馬を捌きうまく指せたと思いました。
富士通(1) リコー(1)戦 図3 (74手目) |
図3から居飛車が優勢に傾きました。私自身狙われている桂馬と眠っている角を捌くことができこの時点で優勢を意識していました。ですが、相手は超強豪の武田俊平さんです。当然その後の指し回しもさすがでした。
富士通(1) リコー(1)戦 図4 (83手目) |
私自身一番恐れていた端攻めが来ました。図4からソフトは+300点で振り飛車優勢とのこと。さすがはトップアマです。ここから得した銀を24に打って受けるという少しつらい展開になりました。
富士通(1) リコー(1)戦 図5 (95手目) |
22の角を相手の角と交換するという少し不満な展開になり図5は69角の飛車取りに12歩と利かしてきた局面ですが69角と打つことで私の後の狙いが実現しました。
富士通(1) リコー(1)戦 図6 (106手目) |
33桂と打ち34銀とおびき出し69から54へと飛車をならせる対価として馬を急所に利かせ34の銀に当てるという攻防の狙いが実現しました。ここで武田さんは残り2分ほどで時間が無くなり焦っていたのでこれは勝てるのではと、私はこの時思っていました。
富士通(1) リコー(1)戦 図7 (111手目) |
ほどなく手が進み図7に、ここで振り飛車側に詰みがあるのでよかったら解いてみてください。ちなみに私は詰ますことができ、強豪相手に大金星を挙げることができました。
その後、松原さんの方は序盤から劣勢だったようですが最後、チャンスが巡ってきた局面もあったようですが拾いきれず負け。鵜木さんも1−1の勝つか負けるかの瀬戸際で千日手になり手に汗握る戦いとなりましたがプロアマ棋戦でプロに連勝する相手に惜しくも負け。
チームは3位となりました。
1回戦で早々に負けて一時はどうなることかと思いましたが、チームは3位と無事入賞することができました。私自身非公式とはいえ富士通の1軍選手になることができて光栄だったうえにトップアマの武田俊平さんを倒すことができてすごくうれしかったです。
私の目標はS級の優勝に貢献することなので、目標達成に向けて精進していこうと思います。
最後に、チームメイトの鵜木さん、松原さん一緒に職団戦交流大会に参加してくださってありがとうございました。
富士通(1) 対局風景 |
富士通(1) 三位表彰 |
回戦 | 相手チーム | 鵜木 | 松原 | 佐伯 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | TIS (1) | 大将 細川 ○ |
副将 小堀 ○ |
三将 渡邉 ● |
2 - 1 ○ |
2回戦 | 厚生労働省 | 大将 渡辺 ● |
副将 中井 ○ |
三将 吉永 ○ |
2 - 1 ○ |
3回戦 | リコー (1) | 三将 木村 ● |
副将 細川 ● |
大将 武田 ○ |
1 - 2 ● |
計 | - | 1 - 2 | 2 - 1 | 2 - 1 | 5 - 4 3位 |
今回2軍のレポートを担当する滝瀬です。2軍のメンバーは島さん、斎藤君、滝瀬です。
久しぶりにリアルの大会に参加しますし、せっかく強い人と同じチームになったので、気合を入りました。
また、いつもと持ち時間などのルールが異なるため、友人とオンラインで切れ負けの練習をして準備しました。
オーダーは年齢順で大将から、島さん、滝瀬、斎藤君としました。
私の相手は東大将棋部の後輩で研究会で指したこともある安沢君。おそらく相手チームのエースです。(相手のオーダーはじゃんけんで決めたそうです笑)
久しぶりに三間飛車を採用し、相手は急戦。軽い仕掛けだったため、うまく対応しはっきり優勢になりました。
終局後に仕掛けについて相手に聞いたところ、全くやったことはなく少し悪そうだが時間を使ってくれそうとの判断で仕掛けたとのことでした。
優勢にはなったものの、まんまと相手の術中にはまりました。
慎重に指し過ぎて時間がなくなり、切れ負けとなりました。(終局図は将棋ソフトの水匠によると、振り飛車+3000点でした・・・)
島さんと斎藤君が勝ってくれたため、チームは辛くも勝利しました。
オーダーは1回戦と同じオーダーとしました。
私の相手は東洋大OBでアマ強豪の武田君。富士通入社1年目の新人研修時代に千葉での寮生活の際に、アマ竜王戦で指したことがありました。(彼は高校生でしたが、私の負け)
私は1回戦とは逆で居飛車をもって三間飛車に対して急戦で対抗しました。
中盤の分かれは居飛車が面白かったようですが、相手の攻めに受け間違えて苦しくなり、時間も差がついていき、そのまま負けてしまいました。
島さんが入子さんに勝利しましたが、チームは1-2で負けとなりました。
富士通(2) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 島 | 滝瀬 | 斎藤 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | NTTドコモ (1) | 大将 高橋 ○ |
副将 安沢 ● |
三将 中森 ○ |
2 - 1 ○ |
2回戦 | トリプルアイズ (1) | 大将 入子 ○ |
副将 武田 ● |
三将 村井 ● |
1 - 2 ● |
計 | - | 2 - 0 | 0 - 2 | 1 - 1 | 3 - 3 |
今回3軍のレポートを担当する森島です。3軍のメンバーは 中治さん、能勢さん(幹事)、森島です。
オーダは、大将から、中治さん、能勢さん、森島です。
幹事の能勢さん曰く、オーダは氏名のあいうえお順だそうです。
私の将棋は、変則的な四間飛車(相手)対居飛車穴熊(私)となりました。相手の攻めにうまくカウンターを当てることができ、割と早い時間に勝つことができました。
中治さんの将棋を見ると、終盤の入口で持ち時間が相手より7分多かったです。その後、優勢のまま押し切ったという感じでした。能勢さんは、持ち時間に差をつけられ、時間切れ負けでした。(残念)
戦前の予定どおり、リコー(2)と当たることができました。超格上なので、各自ベストを尽くすしかないと思っていました。三人とも、集中して、対局している雰囲気でした。
以下。私の将棋を紹介します
先手 森島 ― 後手 山田(洋)
戦型 角交換雁木 その後 後手右玉
富士通(3) リコー (2)戦 第1図 |
中盤、私の飛車と相手の金銀の2枚替えして、終盤へ
先手 受ける展開 やや苦しいです。
後手は、△9五歩から確実な攻めを狙う。
△8八とが来るまでに、後手 王を寄せる必要ありますが、なんとかなると思ってました。
第1図以下の指し手
▲6五歩 △9六歩 ▲9二歩 △同香 ▲9三歩 △同香
▲6四歩 △9七歩成 ▲6三銀 (第2図)
富士通(3) リコー (2)戦 第2図 |
いい感じで銀をぶち込めた。
第2図以下の指し手
△6三同角 ▲同歩成 △同銀 ▲6四歩 △同銀 ▲同馬
△6三銀(第3図)
富士通(3) リコー (2)戦 第3図 |
第3図以下の指し手
▲6三馬 △同金 ▲9二銀 △8八と ▲8一銀 △同王
▲6一飛 △7一桂 ▲8三銀 △7八と 以下詰み 後手勝ち
▲6三馬と切って、9二銀と絡んだのがまずかったです。
ここは、▲7三馬と切って、△同金 ▲8五桂打と絡むべきでした。
検討してわかりましたが、後手の△7三桂がいなくなり、上部を開拓すると
△8八とが詰めろになりにくく、先手側に少し余裕ができるのです。
この局面 直感で7三馬と指せる終盤力を身につけたいです。
秋の大会に向けて、精進します。
最後に
今回20分切れ負けルールなので、駒を動かす動作とチェスクロック押す動作を速くする練習をかなりしてきました。切れ負けしなかったので、成果がでたみたいです。
富士通(3) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 中治 | 能勢 | 森島 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 日本電子計算 (1) | 大将 栗田 ○ |
副将 奥山 ● |
三将 川上 ○ |
2 - 1 ○ |
2回戦 | リコー (2) | 大将 伊藤 ● |
副将 馬上 ● |
三将 山田(洋) ● |
0 - 3 ● |
計 | - | 1 - 1 | 0 - 2 | 1 - 1 | 2 - 4 |
4軍のレポートを担当する馬場です。
メンバーは三浦さん、小澤さん、馬場です。
1戦目:BIPROGY 2-1勝ち
2戦目:東日本旅客鉄道(1) 0-3負け
1戦目の私の棋譜を紹介します。
対抗型の戦いとなり、図の局面に進行しました。
富士通(4) BIPROGY戦 第1図 |
相手は穴熊に囲いそうなので、棒銀で仕掛けました。
図の局面から△同歩▲同銀△8六歩▲同角△6四銀と難しい局面になり、本譜では▲7五歩としました。その後カウンターを食らい、防戦一方で次の図のように進行します。
富士通(4) BIPROGY戦 第2図 |
図の局面まで、5八の地点に駒を打ち込まれて4九の地点を狙われる手が続いていたのですが、5七金と遅い手が来たので、図の局面から▲7一飛と詰めろで反撃を開始しました。
図の局面から、▲7一飛△3一銀▲4三銀成△同金▲5二成銀として詰めろをかけ、△4二銀打▲4一飛成で投了しました。
しかし、実際にはelmoで解析したところ投了図から△1四歩として評価値23とまだまだ互角の戦いでした。
今まで職団戦はC級で出場していたので、今回のSA級での出場には緊張していましたが、なんとか1勝をあげることができ、自信につながりました。今回は交流大会なので、上位で出場させて頂きましたが、本番の職団戦でもA級やS級での出場が狙えるように精進します。
2022/5/6 記:馬場
富士通(4) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 小澤 | 馬場 | 三浦 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | BIPROGY | 大将 熊谷 ● |
副将 宮崎 ○ |
三将 長谷川 ○ |
2 - 1 ○ |
2回戦 | 東日本旅客鉄道 (1) | 副将 高部 ● |
大将 齋木 ● |
三将 石塚 ● |
0 - 3 ● |
計 | - | 0 - 2 | 1 - 1 | 1 - 1 | 2 - 4 |
竹村です.
1局目の自分の棋譜(講談社-西嶋戦)を紹介します.
駒損ながら飛車を打ち込んで、馬を引いて41銀を受けたところ(68手目)。
戦力不足なので、盤面を見回し6筋の歩が切れてるのを生かして、
62歩!、71銀、82歩!(71手目)と攻めたてて制勝。
これで波に乗り5連勝!入賞に貢献できました^^
富士通(5) 講談社戦 第1図 |
富士通(5) 講談社戦 第2図 |
富士通(5) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 松野 | 竹村 | 鈴木敏 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 講談社 (1) | 大将 伊藤蓮 ● |
副将 西嶋善 ○ |
三将 塩見亮 ● |
1 - 2 ● |
慰安戦1回戦 | 大林組 (1) | 大将 河崎充 ○ |
副将 秋山和 ○ |
三将 綿谷 ○ |
3 - 0 ○ |
慰安戦2回戦 | NTT持株会社 | 大将 大山栄 ○ |
副将 田中雄 ○ |
三将 松永喜 ● |
2 - 1 ○ |
慰安戦3回戦 | トーハン (1) | 大将 木村孝 ○ |
副将 佐藤貴 ○ |
三将 小林剛 ○ |
3 - 0 ○ |
慰安戦決勝 | 三菱重工 (1) | 大将 磯田厚 ○ |
副将 大森巌 ○ |
三将 三石 ● |
2 - 1 ○ |
計 | - | 4 - 1 | 5 - 0 | 2 - 3 | 11 - 4 |
6軍のレポートを担当する植木です。
メンバーは青山さん、二宮さん、植木です。
1戦目:平塚市役所 2-1勝ち
2戦目:公認会計士 0-3負け
各メンバーからコメントを集めましたので掲載します。
青山:
1回戦は、私の後手です。
いきなりの角交換から筋違い角の出だしとなりましたが、振り飛車党の私は、
△62飛車から△42飛車と歩損と手損で意地でも四間飛車で対抗しました。
その後、位を取られ駒損を重ね必敗形となりますが、局面図1で挽回のチャンスが来ます。
しかし△66桂▲68玉△67銀▲59玉△77銀成▲48玉で玉を大海に逃がしてしまいました。
正解は、△66桂▲68玉△57銀▲59玉△47歩で、これなら十分勝負になっていました。
後は、粘るも時間切れ敗退となりました。残念。
富士通(6) 局面図1 |
2回戦は、私の先手です。
私の四間飛車に対し、7筋位取りで双方大駒が捌け、局面図2となりました。
ここで後手が△26歩▲同歩△27歩と攻めたのに対し、手拍子で同玉と取り、
一大事となります。△39角だと完了となるところでしたが、
△39銀▲49金△28飛▲17玉△25歩▲27桂△57角▲47金でしのぐ事ができました。
しかしながら、双方時間不足で混戦となり、どう指したか記憶は、定かではありませんが、
最後は時間切れ負けとなりました。
もっと切れ負けルールに慣れなければならないと痛感した一局でした。
富士通(6) 局面図2 |
二宮:
久しぶりに開催された職団戦(交流戦)でかなりテンション上がった状態で参戦でした。
今期は6軍で青山さん、植木さん、二宮というメンバーで初戦からお相手が一人欠席と
いう状況で対戦が始まり少々プレッシャーがあったのですが将棋自体は通いなれた
四間飛車vs棒銀で割と余裕をもって勝ち切れたので内心ほっとしたのを覚えています。
変わって2戦目は後手番を引いていきなり角換わり筋違い角が飛んできて頭を抱える
ことに。。かなり久しぶりの戦型で焦りつつも相居飛車を選択し相手の飛車先を
逆襲する形で中盤有理に運び、押し切ったと思ったのですが、ちょっと欲を出して
かっこよく相手の角道を桂馬でふさいだところ、そのまま角を切られてごり押され、
敢え無く逆転してしまいました。チームも0-3で2回戦敗退となりかなり悔いの
残る大会結果となりました。次回はまた経験値をためなおして再挑戦したいと思います。
植木:
1回戦は相手が1名欠席ということで、植木は不戦勝を拾って観戦モード。
二宮さんが勝ち、チームは2回戦進出。
2回戦から参戦で植木は先手でした。
相居飛車から始まり、序盤の段階で支えが不十分な相手の44歩を銀でもぎ取ることができました。
そのことで自角が敵陣に直射、飛車も3筋に振って繰り出した銀が捌けそう、といった攻め手に困らない局面になりました。
しかしあまりにも早く到来したチャンスだったため、自玉は居玉のまま。
一度は玉を動かさなければと思いつつも、攻め筋が見える敵陣に手を伸ばしてしまう。
結局、終盤の忙しい局面で69玉と手を戻すはめになりました。
全体としては怪しさがありつつも終始優位だったようです。
相手玉を詰みとれる局面もあったのですが、時間に追われ見つけることができず、
最後は詰まされて逆転負け。反省の多い将棋になりました。
富士通(6) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 青山 | 二宮 | 植木 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 平塚市役所 | 大将 山田 ● |
副将 笠井 ○ |
三将 □ |
2 - 1 ○ |
2回戦 | 公認会計士 | 大将 寺田 ● |
副将 平山 ● |
三将 富田 ● |
0 - 3 ● |
計 | - | 0 - 2 | 1 - 1 | 1 - 1 | 2 - 4 |
7軍のレポートは渡辺健が担当します。
富士通7軍は、大場、岡山、渡辺健です。(敬称略)
久しぶりの職団戦で、個人的には、ワクワクしておりました。
ただ、3名での団体戦は慣れておらず、若干の不安要素あり、でした。
一回戦:対板橋区役所(3)
大将:大場
副将:岡山
三将:渡辺健
オーダーは考えすぎても、という事でじゃんけんで決めました。
○〇区役所といった、区役所チームは、どこも強いイメージが
あったので、気を引き締めて臨みました。
渡辺は三将で出場。
三間飛車に構えたところ、相手の方も、中飛車に構え、相振飛車となりました。
駒組みが終わった図1の局面。
富士通(7) 図1 板橋区役所(3)戦 |
相手の方は、5六歩と強引に歩交換を狙ってきました。同歩、同飛で
飛車交換に。
陣形の差もあり、かつ、こちらが飛車を先着してやや指しやすくなりました。
その後も、桂を逃げられ、飛車を2一飛成とカラ成するも、3一龍と戻り、角を成って、2枚替。
勝勢となり、そのまま寄せる事ができました。
他のお二人も勝利し、3−0で全勝でした。
二回戦:対住友生命保険
大将:渡辺健
副将:岡山
三将:大場
今回は、一回戦とオーダーを逆にし、渡辺が大将となりました。
ここで負けてしまうと、チーン終了、となってしまうため、気を引き締めました。
こちらの三間飛車に対して、お相手は居飛車。
ただ、駒組がややおかしく、玉が入城できていません。
図2の局面から、6八飛と四間に振り直し、銀の進出を狙います。
お相手、8四飛と浮いて受けると思いきや、6二飛と受けました。
よって、その後、6五歩、同歩、同飛で、8筋に飛車を転回でき、やや指しやすくなりました。
その後も、玉が入城していないこの瞬間、猛攻し、勝ち切ることができました。
富士通(7) 図2 住友生命保険戦 |
お二人は、残念ながら、惜敗。
よって、1−2で、チーム戦は負けとなり、今回は終了となりました。
やや指し足りない感じではありましたが、久しぶりの職団戦を堪能しました。
また、次回も、頑張りたいと思います。
富士通(7) 対局風景 |
回戦 | 相手チーム | 大場 | 岡山 | 渡辺 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 板橋区役所 (3) | 大将 斎藤 ○ |
副将 小林 ○ |
三将 朝永 ○ |
3 - 0 ○ |
2回戦 | 住友生命保険 | 三将 森 ● |
副将 松井 ● |
大将 滝川 ○ |
1 - 2 ● |
計 | - | 1 - 1 | 1 - 1 | 2 - 0 | 4 - 2 |