集合写真 |
2023// 記:
回戦 | 相手チーム | 斎藤裕 | 北上 | 井上 | 滝瀬 | 広瀬正 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
三菱UFJ(A) | 大将 ● |
副将 ● |
三将 ○ |
四将 ● |
五将 ● |
2 - 3 ● |
リーグ 2回戦 |
三菱重工(A) | 大将 ● |
副将 ○ |
三将 ● |
四将 ○ |
五将 ○ |
3 - 2 ○ |
リーグ 3回戦 |
川老連(A) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
3位決定戦戦 | NEC | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
計 | - | 2 - 2 | 3 - 1 | 3 - 1 | 3 - 1 | 3 - 1 | 14 - 6 3位 |
富士通(A) 対局風景@ |
富士通(A) 対局風景A |
富士通(A) A級 表彰後 |
富士通Bチームの結果を吉田から報告させていただきます。
今回の川崎市職団戦は個人的には3年ぶり?の参加となりました。
自治会館が新しくなってから初めての参加でしたが、
建物が新しくなり、明るくなった印象です。
富士通Bチームは予選A-2リーグでの参戦となりました。
五将戦は先手・厚芝さんの筋違い角から持久戦となりましたが、
玉頭の位を取られ後手・吉田の作戦負けとなりました。
このままではじり貧とみて勝負に出ましたがやや暴発気味でした。
先手玉に迫りましたが、先に寄せられ完敗。
辛抱が足りなかったようです。
チームは4-1で勝ち。
富士通Cチームとの同士討ちとなりました。
五将戦は相矢倉の戦いとなりました。
後手・三浦さんの7五歩からの角での歩交換を機に
先手・吉田が2筋から反撃して早い段階での戦いとなりました。
自分の方が有利と思っていましたが、どこかで間違えました。
その後混戦に突入、最後は逆転されていたようですが、
結局吉田の切れ勝ちとなりました。
チームの方は接戦になると思われましたが、
5-0勝ちとなりました。
富士通B 4-1 多摩将好会A
森島 〇-× 嶋
伊藤(健)〇-× 金田
杉山 〇-× 長澤
黒木 〇-× 住岡
吉田 ×-〇 山内
五将戦は相矢倉模様となりました。
後手・山内さんが1筋を受けたので珍しく棒銀を採用しました。
銀はさばけたもののその後局面が落ち着き、
交換した銀を使われてやや動きが不自由に。
その後はねじり合いで少し有利になったかと思いましたが、
最後は詰まされてしまいました。
チームは4-1で勝ち。
予選を終わって何と私以外の4人のメンバーはすべて全勝。
負けたのは吉田一人という結果になりました。
結局3勝0敗(13-2)で予選を一位通過することができました。
この後は昼食休憩。
約20年振りに富士山盛りを食べて英気を養いました。
富士通B 1-4 三菱UFJ(A)
吉田 〇-× 川森
森島 ×-〇 吉田
杉山 ×-〇 溝上
黒木 ×-〇 小泉
伊藤(健)×-〇 石田
決勝は三菱UFJ(A)チームとの対戦となりました。
このチームは富士通Aを1−4で破っているので、正直勝つのは厳しいと思っていました。
しかし、ここで杉山主将が深い深い読みによる大胆な勝負手を繰り出しました。
予選通して不変だったオーダーを大幅に変更。
何と私(吉田)が大将席へ!
相手の大将は川森さん。
さぞ強いのだろうなと思いつつ、先手・吉田が矢倉模様に誘導したところ
後手・川森さんは5筋の位を取り、4筋に飛車を転回して戦力を集中。
果たして、あっという間に潰れ型にされてしまいました。
双方共に居玉だったため、ここで川森さんが少しでも玉を囲っていれば
全く手も足も出なかったところですが、
どちらでも結果は同じと油断されたのか直ぐに仕掛けられました。
もちろん潰れてはいるのですが、相手の玉が薄いことだけに望みをかけて
角損(!)を気にせず金駒だけの無理攻めで相手玉に迫ります。
中盤で川森さんに受け間違いがあったようで、最後は取った飛車を切り必至を掛けて詰まされるのを待ちました。が、幸運にも自玉は詰まず、昼の富士山盛りが効いたのか奇跡的に勝利することができました。
しかし、結局は1-4での完敗となってしまいました。
この試合は、吉田以外のメンバーは全員全勝賞が掛かっていたのですが、残念ながら達成は叶いませんでした。
ちなみに、二位の賞品はラーメン紀行でした。
以上
回戦 | 相手チーム | 斎藤 | 北上 | 佐野 | 杉山 | 能勢 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
NEC | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ● |
4 - 1 ○ |
リーグ 2回戦 |
富士通(C) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ○ |
5 - 0 ○ |
リーグ 3回戦 |
多摩将好会(A) | 大将 ○ |
副将 ○ |
三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ● |
5 - 0 ○ |
決勝 | 三菱UFJ(A) | 副将 ● |
五将 ● |
三将 ● |
四将 ● |
大将 ○ |
1 - 4 ● |
計 | - | 3 - 1 | 3 - 1 | 3 - 1 | 3 - 1 | 2 - 2 | 14 - 6 準優勝 |
富士通(B) 対局風景@ |
富士通(B) 対局風景A |
富士通(B) A級 表彰後 |
2020年2月過ぎから「コロナ禍の脅威」にさらされ、将棋界に限らず様々な制限を受けながらの自粛生活を余儀なくされ続けました。
しかしながら、2023年の今年5月に「コロナが5類に移行された」事が一つの転機となりました。
アマ将棋界も少しずつですが、かつての制限の無いライフサイクルが戻って来た感じで、この川崎市職団戦においても、前回の第127回から再開催される至りました。
それと全くの偶然ですが、大会リスタートに合わせた?様に会場の自治会館自体も、テナントでビルに入る形に生まれ変わり新装後2回目を迎えました。
旧自治会館は武蔵小杉駅から少し離れた場所にあり、「ザ・昭和の施設」という佇いでしたが、武蔵小杉駅近くの複合施設=コスギ3rdアベニュー内に移動した新自治会館は、近代的な雰囲気が漂う空間で「令和のスペース」という表現がピッタリでした。
今回は開催日程がアマ王将戦の地区予選会と重なった為か?、参加人数に影響し参戦チーム数の減少に至った様で、A・B・Cの3クラスでの開催となりました。
富士通3軍は(幹事)岡山さん・(副)二宮さん・大石さん・青山さん・三浦のメンバーで臨みました。
Cチームなので、誰もが「Bクラスに参戦かぁ・・?」とか漠然と思っていたところ、意表を衝いてAクラスで参戦する事になりました。
エントリーしたチーム数が減った事は、クラス分けにも影響を及ぼした様です。
Aクラスに富士通チームが3組エントリーとなり、富士通Cとしては厳しい戦いが予想されました。
気を取り直し岡山さんが一旦席順を決めましたが、正攻法では厳しいと考え席順を逆にして、下剋上を狙う奇襲?策を取りました。
初戦は多摩将好会Aとの対戦となり、私は5将の席に着きましたが、相手5将の山内さんは見覚えのある顔でした。
2019年12月末で閉館しましたが、それまでJR川崎駅前に「川崎クラブ」という囲碁・将棋道場が存在しておりました。
道場閉館迄は、私も時間が空けば通っておりましたが、対戦相手の山内さんも常連客でしたので、対局開始前は「将棋道場の懐かし話」で盛り上るなどリラックス状態で対局に臨めました。
対局では敵陣の隙を衝いて先攻し、そのまま押し切る事が出来ました。
そして、チームとしても1回戦は3−2で勝利、幸先良いスタートが切れました。
席順を変更した作戦が勝利に作用したかは定かではありませんが、1勝に取り合えず安堵しました。
本大会は第128回となりますが「川崎市職団戦をモデルとして、将棋連盟が職団戦を創設した」という逸話が語り継がれている程、由緒正しき伝統ある元祖団体戦の大会でもあります。
次の第2回戦の相手は富士通B、想定済だった「同士討ち」の恰好となりました。
ここで席順を逆にした効果が得られれば下剋上達成か?と、密かに期待を抱いて臨みました。
5将戦の相手は吉田さんで、相矢倉模様の戦形から、吉田さんは角銀交換を決行し猛攻を仕掛けて来ました。
私は冷静に専守に回り受け止めに成功し、戦局的には勝勢となりましたが、結果的には時間を消耗してしまった様です。
最終盤には双方時間切れが迫る状況となっていましたが、自陣に詰み筋は見当らず、敵陣は寄り筋に入ってる感じに観えました。
内心「この将棋は勝ち?」と思いながら、「吉田玉の寄せ」を思い描いていましたが、そこが落とし穴が待ってました。
読みに耽ってしまい一瞬「切れ負けルール」を失念してしまい時間切れで敗戦。
幸せな時間(幻想の勝ち)から、現実の世界(切れ負け)へ戻って我に返りました。
チームとしての戦績も0ー5で敗れ、下剋上どころか完敗。 第4回戦が消化試合にならない3位決定戦へ進出の望みは、次の3回戦の結果次第となりました。
富士通(C) 対局風景@ |
私自身の川崎市職団戦への初出場は、平成21年秋の第106回大会でしたが、その当時は「Aクラスの優勝は富士通か?NECか?」と言われていた「二強時代」でした。
私の記憶が確かなら、当時NECには確か「個人戦50連勝とか?」の強者がいて、巷では「時の人」として君臨しておりました。
二強で優勝争いをしていた時代が懐かしいです。
正念場の第3回戦は、NEC1軍vs富士通3軍という図式で、普通に考えれば「ちょっと厳しいのでは?」と思いつつ対局に臨みました。
5将戦といえど、相手はNECの1軍メンバーなので、気持ちで負けない様に心掛けてました。
戦局は中盤過ぎから「激しい攻め合い」の将棋で、最終盤迄いい勝負の展開で進みました。
途中で一時的に受けに回るつもりで、相手の竜を弾く狙いで自陣に金を打ちましたが、相手は金の犠打から駒損もいとわず喰らい付いて来ました。
相手の寄せは流石の一言で、最後は「敵に打ちたい所に打て!」の格言を実行する様に、相手が桂馬を打って王手を掛ける手を阻止する目的と、相手玉の逃げ道封鎖を狙う一石二鳥の桂打ちでしたが、桂馬が打てる逆側のマスから王手する犠打を発見され敗戦となりました。
第3回戦のチーム戦績は1ー4で終わり、最終戦は慰安戦に回る事になりました。
富士通(C) 対局風景A |
川崎市職団戦は第128回を迎えましたが、今回大会で最も印象深かった事は「三菱UFJの3チームがA・B・C全クラスで優勝」を飾った現実でした。
結果的に三菱UFJが完全制覇を達成した事で、時代の移り変わりを感じ得ました。
第4回戦は慰安戦なので、席順を最初のオーダーに戻しました。
私は大将席に座りましたが、相手大将の大門さんも又、かつての「川崎将棋クラブ」の常連客で、道場のトーナメント戦やリーグ戦で何度も対戦した事がありました。第1回戦での山内さんの時と同様に、こちらも対局前は「将棋道場での懐かし話し」の後、将棋が取り持つ縁を感じながらの対局開始となりました。
この将棋は昔ながらの矢倉戦となり、無難に制勝する事が出来ました。
慰安戦という事で、川老連Bのメンバーは3名のみ。4将戦・5将戦は不戦勝扱いでした。
対局が成立した3勝を合わせ、チーム戦績5ー0で勝利を収めました。
回戦 | 相手チーム | 大石友 | 岡山 | 二宮 | 青山 | 三浦 | 勝負 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ 1回戦 |
多摩将好会(A) | 大将 ● |
副将 ○ |
三将 ● |
四将 ○ |
五将 ○ |
3 - 2 ○ |
リーグ 2回戦 |
富士通(B) | 大将 ● |
副将 ● |
三将 ● |
四将 ● |
五将 ● |
0 - 5 ● |
リーグ 3回戦 |
NEC | 大将 ● |
副将 ○ |
三将 ● |
四将 ● |
五将 ● |
1 - 4 ● |
慰安戦 | 川老連(B) | 五将 ○ |
四将 ○ |
三将 ○ |
副将 ○ |
大将 ○ |
5 - 0 ○ |
計 | - | 1 - 3 | 3 - 1 | 1 - 3 | 2 - 2 | 2 - 2 | 9 - 11 |
富士通(C) A級 表彰後 |
富士通Dは以下のメンバーでBクラスに参戦しました。
馬場、大場、渡辺、高橋、中畑、望月
大場さんは午前中家庭の事情で不参加とのことで、午後1戦だけ参加。
川崎職団戦は、チーム成績もさることながら全勝賞が魅力の大会です。
すなわち、チーム成績にかかわらず午前のリーグ戦3戦と、午後の決勝/3位決定戦、または慰安戦のいづれかで4戦全部勝つと最強の称号とともに豪華なおみやげがいただけるというもの。
いままで何度か川崎職団戦に臨みましたが、いつも1つ落としてしまい全勝賞をいただいたことがなかったので今回は狙ってみようと意気込みました。
チーム幹事に任命された特権を最大限に活用してオーダールールを勝手に定めます。
「勝った人が好きな席を選べる」
勝って調子のよい人を上位に据える「勝ち上がり」はよくありますが、これは全勝賞を目指すには都合の悪いルールです。勝つごとにあたりが厳しくなる…
なので、今回は逆の発想で全勝を狙いやすいルールにしました。
オーダーは、とりあえず部内レート順と思われる順番に並べて挑みます。
私は四将。全勝を狙うにはなかなかいいポジション。
しかしながら… なんとチーム全員が敗戦。
あー、やっちまった。全勝賞を狙うあまりチーム勝利へのこだわりが足りなかった。
個人的にも全勝賞が消えてがっくりでしたが全員負けはまずい。下手すると降級しちゃうぞ。
「勝った人が好きな席を選べる」
1回戦で全員が負けたため、事前に決めておいたルールがいきなり破綻。
しょうがないので1回戦と同じオーダーでいきます。
私の将棋は、1回戦もそうでしたが中盤まで優勢に進めるも逆転負け。
あらら、いよいよヤバいぞ。と焦りましたが、不戦勝を含む3勝でチームとしては辛勝。
個人的には2連敗でヘコみ気味です。
トイレにも行きたかったので、ルールに従って勝った人に好きな席を決めてもらいます。
「私はどこでもいいですよー」と告げて帰ってきたら大将に任命されていました(笑)。
将棋はかなり苦しくなり個人3連敗を覚悟しましたが終盤相手が1手間違えて逆転。やっと1つ勝てました。
チームも3−2で勝って、午前のリーグ戦は2勝1敗。なんとか3位決定戦に進めたようです。
前局大将で勝ったので引き続きそのまま大将です。全勝がなくなったので、オーダー決めがテキトーになったわけでは決してありません!
結果から言うと個人的には敗戦。チームとしても1−4で負けて最終成績は4位に甘んじました。今回はこの敗けた将棋を振り返りましょう。
富士通(D) 第1図 |
第1図は中盤から終盤に差し掛かろうかというところ。
いつもの嬉野流から、相手の矢倉に対し飛車を中央に展開して銀2枚で中央突破を果たした図です。後手が△8五桂と跳ねだして私の手番。
駒の損得はそれほどないですが大駒の働きが大差ですし、後手からの攻めの手がかりもなさそう。あとは囲いを崩していけば自然に勝てるかなという見通しでした。
しかしながら、この局面を水匠に評価してもらうと先手の+1300程度。優勢ではありますが見た目ほど楽観できないみたいです。このへんの形勢判断の悪さを正せばもうちょっと強くなれるかもしれません。
▲同桂は、△同飛の後に眠っていた飛車が世に出そうなので、▲5二成銀と指しましたがこれが大悪手でした。この後、△7七桂成、▲同金、△5七歩!が激痛。
富士通(D) 第2図 |
▲同飛は△6五桂で寄り形になってしまうので▲2八飛と指しましたが。それでも△6五桂から絡まれ、5七の歩も拠点として大きく、一気に模様が悪くなってしまいました。
第1図での正解はやっぱり▲同桂だったようです。仮に△同飛、▲5二成銀、△2五飛と回られても、6二の馬の位置がよく、▲2六歩で先手を取って止められていました。
ここさえ押さえれば、むしろ飛車が守りから外れた後手陣は簡単に寄りそうです。
負けてチームメンバーには申し訳なかったですが、自分としては得るものがありました。
「この形は見た目以上に脆い!」
終盤になったら、思っているよりちょっとだけ受けに気をまわしたほうがいいみたいです。
次回までにはこの辺を修正して再チャレンジしたいと思います。
回戦 | 相手チーム | 馬場 | 渡辺 | 高橋俊 | 中畑 | 望月 | 大場 | 勝負 |
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リーグ 1回戦 |
三菱UFJ(B) | 大将 ● |
副将 ● |
三将 ● |
四将 ● |
五将 ● |
0 - 5 ● |
|
リーグ 2回戦 |
大陽日酸 | 大将 ○ |
副将 ● |
三将 〇 |
四将 ● |
五将 〇 |
3 - 2 ○ |
|
リーグ 3回戦 |
川老連(B) | 三将 ○ |
四将 ○ |
五将 ● |
大将 ○ |
副将 ● |
3 - 2 ○ |
|
3位決定戦 | キルト工芸 | 副将 ● |
五将 ● |
大将 ● |
三将 ● |
四将 ○ |
1 - 4 ● |
|
計 | - | 2 - 2 | 1 - 2 | 1 - 3 | 1 - 3 | 1 - 3 | 1 - 0 | 7 - 13 |
富士通(D) 対局風景@ |
富士通(D) 対局風景A |
富士通(D) B級 表彰後 |