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第19回大泉杯 集合写真 (拡大) |
2023度入社の征矢です。大泉杯に参加し優勝することが出来たためレポートの執筆依頼が届きました。
大泉杯への参加は初めてで駒落ちありの特殊ルールということもあり少し緊張しながらの参加となりました。
駒落ちに関しては上手も下手も研修会や会館道場で経験がありましたが、大会という緊張感のある中で指すのはまた違ったものでした。
今回の大泉杯では5局戦い私の結果は以下の通りとなっています。
征矢〇 ×広瀬正
征矢〇 ×滝瀬
征矢〇 ×渡辺健
征矢〇 ×平井
征矢〇 ×実藤
5局分の将棋を紹介したいところですが長くなってしまうため、今回は特に面白いと感じた局面のあった渡辺(健)さんとの対局を紹介させていただきます。 第1図は△3八と とされ征矢玉に詰めろ(△6八金、▲5七玉、△6六銀成以下)がかけられた局面です。
ここでは▲2一飛が平凡ながら決め手で、以下△3一金とする手に対しては▲9五角と打ち
@△6二金には▲5三桂成、A△4一玉やB△5二玉には▲2三飛成として自玉の詰めろが外れているので勝ちとなります。
また、▲2一飛に対して△6二玉にも▲9五角と打ち、△8四金とするしかありませんが、以下▲7三金、△同桂、▲同桂成、△同玉、▲8五桂とし(第2図)、
△7二玉には▲8四角、△8二玉には6一竜でぴったり勝ちとなります。
本譜はこの変化には進みませんでしたが、対局中に変化を読み切って勝てたことでその日の調子の良さを自覚し、優勝に向けた大きな一局となりました。
まとめ
2023年は将棋の駒に触れる機会も少なく大会でも成績を残すことが出来なかったことから、
2024年は将棋を頑張る年にしようと考え、年始からたくさん将棋の駒に触れてきました。
2024年最初の大会が大泉杯であり短い期間ですが、その頑張りを結果として表すことが出来たのは自信に繋がりました。
今後も将棋に力を入れ職団戦やその他大会でも結果を残せるように頑張ります。
最後になりますが幹事の佐伯さん、円滑な運営ありがとうございました。
対局風景1 |
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対局風景2 |
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対局風景3 |
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対局風景4 |
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優勝の征矢さん |
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上位入賞者の皆さん |
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懇親会風景 |